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2006-12-26(Tue)

私の死刑考

12/25日のクリスマスに、再審請求中の死刑囚を含む4名の死刑が長勢甚遠法相の署名によって執行されました。

私は5年程前に、とある講演を聞いてから、長い間死刑について考えて来ました。それらをノートに書いていたので、そこから拾って死刑の問題点について書きたいと思います。

○冤(えん)罪の可能性
 本人は否認をしたまま死刑確定され、執行されてから真犯人がわかったケースや、本人は再審(刑が確定した後でも再び裁判を請求できる制度)を請求しても棄却されることが多く、実際に行われるのはごく僅かである。

40年以上待っているケースもあるが、その間執行が停止されるわけではなく、死刑執行は執行される当日の朝に知らされることになっているため、毎日その不安に晒されなければならない。

戦後、再審で4人の死刑確定者が無罪判決を受けている。現在も多くの死刑確定者が無実を主張して再審請求をしている。

しかし、死刑の恐怖のあまり精神に異常をきたす者も多く、その為に弁護士や支援者との意思の疎通が取れずに控訴や上告を取り下げたり、再審をあきらめる死刑囚もいる。

○国家に人を殺める権限があるのか
 ある一人の人間が人を殺してはならなくて、なぜ国家が殺して良いのかという疑問。

○執行される側の人権
 人間には生存権を含む基本的人権があり、国連でも、人間である以上無条件に保持しているもので、誰も与えたり奪ったりすることができない、との定義になっている。また、立場、状況等により考慮されないものであり、そうであれば、いかなる加害者も生存権を脅かされることがあってはならない。

○執行人の人権
 執行人は、本人が手を下したということがわからないようになってはいるが、苦悩し、精神を病んでしまう者がとても多い。

○死刑制度があることで、被害者遺族の救済がおざなりになっている

 遺族が抱える最も深刻なものは「孤独」であり、日本には救済システムがないために死刑のみが拠り所になってしまいがちである。

死刑を強烈に望む家族と温度差のある周囲との間に隔たりが出来てしまい、より孤独へ陥り、加害者への憎悪が増幅されるという悪循環にはまってしまう。

本当の救済に必要なのは、補償と心のケアである。
 
○死刑を望み、判決が出る際「被害者感情を考慮して」という言葉がよく聞かれるが、死刑執行を経た被害者遺族が時間経過とともに心の傷が癒えることで、執行された加害者を殺めてしまったという罪悪感が生まれ、苦しむことがある。

○逆に、最初から被害者遺族が死刑に反対していた場合も執行されてしまう。

○加害者家族の存在
 加害者の家族は、国家により家族が殺害されるという立場になり、加害の連鎖が起こる。

○教誨師の苦悩
 教誨師 (宗教的・倫理的な立場から改心、更正を促し、精神的なケアを行う神父や住職やシスターなど) も長年にわたって家族的な関わりをしており、執行されることで遺族のような心理状態にさらされる。

○厳罰化と犯罪率低下は比例しない
 EUでは死刑廃止後の犯罪率の上昇が危惧されていたが、死刑執行に掛かる予算を防犯へ回したこともあり、犯罪率は低下している。(今では、EUに加盟するには死刑廃止が条件の一つになっている)

○刑罰とは、改心・更正のためにあり、復讐法ではない。

○罰の不公平
 日本では、2~3人が相場と言われているそうで、3人殺害すれば死刑確定という意味ですが、3人殺害した人と、たとえば368人殺害した人が同じ刑を受けるという、罰の公平性の問題。

○更正の可能性がある。

○犯罪の背景などが解明されないまま死刑となることで、社会の進歩になっていない。

○実際犯罪とは当事者だけの問題ではなく、社会全体で考えなくてはならない要素が大いに含まれており、正義とは死刑を望むことでなく、改心、更正を促し、それと同時に社会環境を是正することと考える。

当人だけの問題にし、死刑によって社会の悪が排除出来る、と考えるのは間違い。

○残忍性
 日本の死刑の目的は「苦しんで死ぬ」等、単純に「死」に至らせる為だけではないため、処刑当日は精神科医によって執行できる心身の状態にあるか確認された上で行われる。

(しかし、刑訴法479条に「心神喪失の状態にあるときは法務大臣の命令によって執行を停止する」とあるにもかかわらず、明らかに精神障害を持っている死刑囚の処刑が続いている。また、精神科医の診断が空気などに流されがちで正常に機能していない傾向にある)

○反省する機会の喪失
 死刑囚は死刑に対する恐怖が日常を占めるため、被害者のことを考えたり、道徳的反省に至ることは稀である。

○犯罪の抑止にならない
 殺害する際に死刑になることを考えた者はほとんどなく、死刑の存在が犯罪の抑止になっていない。

○死刑にされたいが故の大量殺人が起こっている。

○人が人を裁くことの限界
 裁判官の能力や価値観により誤判が発生することは不可避であり、えん罪は1万人に1人でも1億人に1人でもあってはならない。

○個人的に、ありとあらゆる暴力に反対。



以上の理由から私は5年前から死刑反対の立場を取っています。(まだ増えるかもしれません)

それまでは全くの無知でしたので、なんとなく賛成でした。しかし、実態を知って安易に賛成していたことを後悔しました。


50年程前、死刑囚であったが回心をしたジャック・フェッシュは、フランス中で恩赦嘆願の輪が広まりましたが、その願いも空しく、人々が祈る中で死刑に処されました。その時に、作家であるジュリアン・グリーンが書き残した言葉。

「刑務所に入れられたのは悪童だったが、首を切られたのは全く別の男だった。人間の正義は内的な変貌を考慮に入れない」




※備考

○今回の処刑についてアメリカタイムズ紙では「無神経な行為」と報道され、フランスのル・モンド誌でも「日本ではクリスマスは神聖な日ではない」(きっと皮肉)と報じられた。

「秘書課、村野瀬 玲奈です。」クリスマスの死刑執行を報じるル・モンド紙の記事より

○フランスでは2007年1月、死刑の廃止を定めた憲法改正案をシラク大統領が発議。死刑の禁止は1981年に法令化されている。

○国連は数年前に死刑廃止採決を取ったが、反対したのが日本とアメリカ。現在死刑が残る国は、先進国では日本とアメリカの一部の州のみ。

○EUの死刑反対論は根強く、日本で以前執行された時はドイツの新聞1面で「野蛮な行為」としてそのニュースが伝えられた。

○現在では、[ 刑罰は「重く」ではなく「長く」]というのが世界の潮流。


※備考2 (刑法としての欠陥)

○3人殺害したとして死刑判決が出た後、再審によってえん罪で実際は2人であった場合、拘置所にいた期間は受刑としてカウントされない。(死刑囚は死刑をもって罰の完遂となるので、通常刑務所ではなく拘置所に収容されている。そのため、45歳で死刑確定し、20年後の65歳の時にえん罪が晴れて実刑15年の判決になったとしても、拘置所にいた時間は考慮されずに80歳まで受刑することになる)

○現在の犯罪捜査には、憲法や刑事訴訟法に則って適正に行なわれていない面がある。刑事訴訟法そのものにも問題があり、それが数多くのえん罪を生んでいる。


※関連記事

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

これ犯罪ですよね?


※ご参考に

無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会ホームページ

○来栖宥子★午後のアダージォさん
 「死刑で遺族 変わらぬ」松本サリン事件河野義行さん
 「麻原さんの死刑には反対」


河野義行オフィシャルホームページ

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

保坂展人のどこどこ日記 長勢法務大臣の『クリスマス処刑』に抗議する

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室


死刑存置国 (08/09/12現在。アムネスティより)

アフガニスタン、アンティグアバーブーダ、バハマ、バーレーン、バングラデシュ、バルバドス、ベラルーシ、ベリーズ、ボツワナ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中国、コモロ、コンゴ民主共和国、キューバ、ドミニカ、エジプト、赤道ギニア、エチオピア、グアテマラ、ギニア、ガイアナ、インド、インドネシア、イラン、イラク、ジャマイカ、日本、ヨルダン、朝鮮民主主義人民共和国、クウェート、レバノン、レソト、リビア、マレーシア、モンゴル、ナイジェリア、オマーン、パキスタン、パレスチナ自治政府、カタール、セントクリストファーネビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、サウジアラビア、シエラレオネ、シンガポール、ソマリア、スーダン、シリア、台湾、タイ、トリニダード・トバゴ、ウガンダ、アラブ首長国連邦、米国、ベトナム、イエメン、ジンバブエ


当記事は記憶により書いた部分もあり、私自身は専門家ではないため誤述があるかもしれません。ご了承くださいませ。

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精神遅滞女性への死刑執行、米バージニア州で

  2010年9月24日(金)にグーグルフランスのニュースで、23日の21時13分(フランス時間、24日3時13分)にアメリカ・バージニア州で精神遅滞のあ...

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罪を憎んで人を憎まず

私も死刑反対です。

加害者が犯した犯罪にはそうさせた何かがあったのです。加害者自身も被害者です。
死刑を執行しても何も解決しません。かえって被害者が増えるだけです。
被害者のご家族、加害者のご家族、死刑に立ち会う様々の方達、皆同じ人間です。お国に守られる権利があります。

(^-^*)(。。*)ウンウン
世の中に百パーセント絶対確実ってゆうようなもんはあり得んのであって、わたいも死刑そのものには反対やね!
(ちゅうか、百パーセントどころか、冤罪とか、故意の陥れとかがかなり多いように思う)

日本では死刑の次に重い刑が無期懲役で、これはたいていそう長い期間ではないはず・・・
死刑に代えて終身刑制度を絶対つくるべき!

また、刑を終えて出てきた人間の再犯率が極めて高いことから、傷害罪以上の犯罪を犯した者は、釈放後はどこか一つ小っちゃな島をそういう人間だけの島にして、そこに永住させるようにしたらええと思う。
(昔の島送りというのとは違って、刑務所から釈放後そこでの生活そのものは普通にできる)

次に、現行の死刑制度を続けてる間は、少なくとも死刑判決を言い渡した裁判官と死刑を求刑した検察に対して、もしその後被告人の無実、若しくは容疑不十分が判明した場合、彼らを懲役十年以上の実刑を与えるようにするべきだ!
死刑以外の場合においても、間違った判決を下した場合には、何年かの懲役実刑に処すようにすれば、裁判官・検察も、もっと慎重に、且つ公正な検証するようになると思う。
もっともそれにはまず(職務上のミスについては一切罪に問われないという)公務員法を改正する必要もあるけど・・・
もちろん、そういう判決をするように裏で指示した権力者らも同罪若しくはそれ以上の刑罰!
また、取調べで強引に嘘の自白をさせたりした警察官に対しても同様。

つまり、何をやっても権力者側の人間は一切罪に問われることがない異常としかいえない現状を変える必要があると思う。

ただ、「14.更正の可能性がある」という点に関しては私はどうかと思う。
たとえ本当に更正したとしても、少なくとも 死にたいとも思ってない一般の人を殺したという事実を消すことはできんのであって、その人の人生が返ってくることはない。
どんな理由があったにせよ、人を殺めるというのは絶対に許せるべきことじゃないと思う。
(ただし安楽死、尊厳死についてはいろいろ問題もあるもののまた別問題)

avemariaさん

>死刑を執行しても何も解決しません。かえって被害者が増えるだけです。

同感です。

>被害者のご家族、加害者のご家族、死刑に立ち会う様々の方達、皆同じ人間です。お国に守られる権利があります。

皆、すんなりとは納得できない人もいると思うけれど、それができてこそ成熟した社会なのでしょうね。そして、その成熟した社会では結局犯罪を犯す機会も減り、結果的に犯罪も減るように思います。

死刑を廃止する、というその葛藤を乗り越えたEUはすごいなぁと思う。
手元に資料がないので、正しい文面はわからないのだけれど、今のフランスでは、とりあえずどのような人間でも、生きている人間の生存権は固持する。っていう信念があるみたいです。

ゴーヤンちゃん

いっぱい書いてくれてありがとう!

死刑について語るのが難しいのは、死刑制度自体の是非と、現行法の欠陥とがこんがらがってしまうことにあるのさ。

>無期懲役で、これはたいていそう長い期間ではないはず・・・

だいたい10年以内になるみたい。

>再犯率が極めて高いことから、傷害罪以上の犯罪を犯した者は、釈放後はどこか一つ小っちゃな島をそういう人間だけの島にして、そこに永住

うぉ、すごい発想だべ^^。ある意味、自由度の高い終身刑!?

再犯率が高いのは、国の更正カリキュラム自体に欠陥があること、社会環境の変化がないこと、社会の側に刑期を終えた人を受け入れるだけの度量がないことが原因だそうだよ。どこにも受け入れてもらえないから、結局受け入れてくれる暴力団や犯罪グループにもどってしまうんだって。

>裁判官と死刑を求刑した検察に対して、もしその後被告人の無実、若しくは容疑不十分が判明した場合、彼らを懲役十年以上の実刑を与えるようにするべきだ!

うぉ、うぉ、これまたいさぎのよい発想^^。医師が患者を死なせてしまっても、過失にしかならずに逮捕されることがないのは、それをすると医師のなり手がいなくなるからだと聞いたことがあるけれど、どうなんだろうね。

刑は、改心、更正のためだから、このケースで裁判官と検察に改心と更正は必要ないかも?故意ならありえるね。

>取調べで強引に嘘の自白をさせたりした警察官に対しても同様。

録画するという意見も出ているけれど、ほんと早々にした方が良いよね。

>何をやっても権力者側の人間は一切罪に問われることがない

結局、亀井静香さんも言っているように、人間が間違えないことはあり得ないわけだから、権力でもって死に至らすことを是認するってこと自体に無理があるんだと思う。

>「14.更正の可能性がある」という点に関しては私はどうかと思う。

更正の可能性がある、というのは「殺人を犯して良かったのだ」という意味ではないよ。終身刑なり禁固156年なり、刑は受けるから。いっぱいありがとう!

>裁判官と死刑を求刑した検察に対して、もしその後被告人の無実、若しくは容疑不十分が判明した場合、彼らを懲役十年以上の実刑・・・

つまり、それだけの覚悟と確信が持てんようなもんに死刑の判決を下すな!
ちゅうことが言いたいわけ・・ね

TB、ありがとうございました

こんにちは、るかさん。
トラックバックありがとうございました。それから、私の訳したバダンテール演説のリンクも貼っていただいてそちらも心からお礼申し上げます。私は死刑制度の専門家でも何でもありませんけど、死刑制度について掘り下げれば掘り下げるほど、いろいろなことが見えてきます。それを演説の訳や何人かで協力して書いたリレーエントリーで実感することができました。そして、このエントリーでのていねいでコンパクトなまとめにも感銘を受けました。
今日はお礼だけですけど。

死刑も殺人という事実

人が人を裁き、人が人を殺す~死刑には何か欠陥があると感じる人は多々いるはずだが、具体的に死刑の欠陥を指摘&列挙できる人はどれほどいるでしょうか?
この記事に書いてあった問題点、参考リンクを見て、モヤモヤが晴れました。

ゴーヤンちゃん

>それだけの覚悟と確信が持てんようなもんに死刑の判決を下すな!
ちゅうことが言いたいわけ・・ね

あ、そっか!わたしったら、おばかおばか。
世論とか雰囲気で判決下す場合もあるらしい。
だって、林真須美だって状況証拠だけで死刑判決だもん。
おそろしやおそろしや、ニッポン。

村野瀬玲奈さん

>死刑制度について掘り下げれば掘り下げるほど、いろいろなことが見えてきます。

そうなんですよね。刑法にしてもあまりに欠陥だらけで、私も講演を聞いただけなのに忘れられなくて、たまに思い出してはノートに書いてたんです。怠け者なのに!

>私の訳したバダンテール演説

大分前にお目にかかって、訳すなんてすごいなぁ&死刑反対論者がいて嬉しかったんです。あまりいないですから。

アムネスティからも世界からもさんざん批判されているのに、日本人にはよく知られていないですよね。日本の死刑は秘密性が高く、実態が隠された状態なので簡単に賛成論がまかり通ってしまう。

戦後、再審によってやっと9人の方が死刑判決から無罪になりましたが、その人たちが死刑になっていた可能性があると思うと、とても恐ろしいです。でも、今も再審請求されている方もいらっしゃるんですよね。たくさん。

私が講演で聞いた方は37年待っている、と言っていたので、今もう42年経つんです。毎朝「今日処刑されるかもしれない」という恐怖の中。信じられません。これが先進国なのか、と思ってしまいます。ヨーロッパの人々は、日本のような国で存続していることが不思議でならないそうです。

お礼だなんてありがとうございました!

人生は全てがチャンス!さん

こんにちは。いいお名前ですね。

>モヤモヤが晴れました。

そう言っていただけるととても嬉しいです。
どうしても感情論になってしまうので、そこを押さえてみました^^なんて、、

ほんとうに、なんとなく「賛成」では、欠陥だらけの刑法までも容認することになり、また、執行に無意識のうちに加担していることになるのを知ってほしいです。

ブログ読ませていただきました。リンクと引用ありがとうございました!

死刑制度を死刑にしたい

>死刑反対論者がいて嬉しかったんです。あまりいないですから。

こう言っていただくと天にも昇る心持ちです。訳した甲斐がありました。実は、最初にこの工房にTBしたのは、「このるかさんは死刑反対にちがいない」と思ったからです。私もおかげで、この日本のネット上でも、死刑に反対する人が確かにいるということを感じることができました。

>今も再審請求されている方もいらっしゃるんですよね。たくさん。

今回処刑された人の中にも再審請求をしていた人がいるとききました。(T_T)

>ヨーロッパの人々は、日本のような国で存続していることが不思議でならないそうです。

欧州人と話していて、「日本に死刑があるの?」と驚かれることがよくあります。彼らは日本を民主主義国だと思っているみたいですね。(苦笑)

>お礼だなんてありがとうございました!
とてもうれしかったものですから。(^^)/

私は死刑賛成論者です。

自分の考えを鍛えるためにも、死刑反対論者の主張を聞いておく必要があると思って、エントリーを読ませていただきました。

日本の死刑制度の問題点や、人道上の問題に関しては、私も同感なのですが、だから「死刑反対」とは、私の場合なりません。

つまり、「冤罪の可能性がある」とか「更正する可能性を奪う」とか「世界の流れに逆行している」とか「加害者の命を奪ったところで被害者が癒されるとは限らない」とかまでなら理解できます。

しかし「現行犯逮捕のように冤罪の可能性が0の場合」もあり、「全く更正しない人間だっている」「加害者の命が存在していること自体が苦痛な被害者」「世界の流れは本当に正しいのか?」と反論もしたくなります。

そして何より、「自分の家族が虫けらのように殺されたときでも、死刑反対と本気で叫べますか?」と問いたくなります。
目の前に本村洋さんがいても、同じ主張ができ、彼と論争することはできますか?

死刑反対と主張する全ての人たちは、それくらいの覚悟が必要です。そうでなければ、「机上の空論」と言われても仕方ないですし、私が接してきた死刑反対論者の主張は、そういった意味での重みが欠ける場合が圧倒的に多く感じられます。

被害者の話にしても、死刑反対論者にとって都合の良い事例しか紹介していないような気もします。「加害者が死刑にならないことに対して発狂するほどの怒りを感じる被害者の存在」にも真正面から向かい合うべきです。

もちろん死刑賛成論者にも、覚悟は必要です。るかさんのおっしゃるような問題点をしっかりと認識し、それでもなお「死刑賛成」と言える覚悟がなく、ただなんとなく賛成をするような人間ではダメだと思います。

死刑の賛成論者、反対論者がそれぞれの立場から発言しあい、批判しあう場ができる事が、一番健全だと思います。

以上、まとまりの無い文を失礼しました。どうしても言いたかったので。

村野瀬玲奈さん

>「このるかさんは死刑反対にちがいない」

おお、なかなか日常でも反対者っていなくて、言うと私が殺人でも犯したかのような反応もあったりして、このブログでも明言してなかったんです。でも、玲奈さんにTBをもらったので勇気出して書いてみました。

>日本を民主主義国だと思っている

独裁主義国家なのに(爆)

>とてもうれしかったものですから。(^^)/

私も嬉しいでごじゃる!!

sasakiさん

>目の前に本村洋さんがいても、同じ主張ができ、彼と論争することはできますか?

わざわざ彼の元へ行って、する必要はないのではないでしょうか。本村氏が望んだとしても、私を賛成論者にするための議論でしたら、したいとは思いません。

また、本村氏やsasakiさんが死刑賛成論者である事自体は、私は残念には思いますが、なんとしても反対論者へしたいとまでは思いません。

>加害者が死刑にならないことに対して発狂するほどの怒りを感じる被害者の存在

はい。ですから、補償と心のケアが必要と書きました。私は、犯罪被害者であっても、他者の命まで奪う権利はないと考えます。

>死刑の賛成論者、反対論者がそれぞれの立場から発言しあい、批判しあう場ができる事が、一番健全だと思います。

賛成論者も反対論者も感情論になりがちですから、フランスのような「生きている人間の生存権は固辞」する。というような理念がないと、議論しても堂々巡りになると思います。

ありがとうございました。

掲示板での議論、対話には限界があると知りつつ

お返事ありがとうございます。

しかし残念ながら、るかさんのコメントからは、自分たちの主張に都合の悪い現実から目をそらしている、もしくはその現実に対する認識が浅すぎるように感じます。


本村さんの存在は、死刑廃止論者にとっては残念でしょうが、彼の考えに賛同する人は日本に多くいるでしょう。それは、彼が自分の人生と格闘して得られた考えに力があるからです。

本村さんのような考えを持つ人にしてみれば、補償だとか心のケアがいくら充実していたとしても、自分の家族の命を奪った人間を殺したい気持ちに変化はありはしないのです。
「犯罪被害者であっても、他者の命まで奪う権利はない」と、自分の苦しみを理解しようとしない、同じ立場に立ってもいない人間からの批判に対しても真正面から考え、悩み、もがき、格闘した末に出した結論なのです。「人の命を理不尽に奪った者は、同じように自分の命を奪われずにすむことは、正義では無い」と。
彼は相当に法律の勉強をし、死刑反対論者の本を読み、考え、そういう立場の人と関わり、自分の家族を殺した加害者の人権も最大限に考え、それでもなお、死刑を望む気持ちに変化は無かったのです。

「ですから、補償と心のケアが必要と書きました。」という言葉からは、被害者の身を裂かれるほどの苦しみに共感しようとする意思の希薄さが感じ取られます。まさに自分とは関係のない、他人事です。

「私を賛成論者にするための議論でしたら、したいとは思いません。」と、自分たちの主張に都合の良い現実ばかり見て、都合の悪い現実を考えようとしない怠惰さがある限り、日本の死刑賛成の流れが変わることは無いでしょう。

「フランスのような理念がないと、議論ができない」と言うのは、あまりにも甘ったれた考えです。彼らフランス人の持つ理念や人権思想は、一朝一夕で獲得されたものではなく、長い歴史を通して、様々な犠牲を伴いながら形作られたものなのです。

自分たちの考えが正しいと言うのであれば、ありとあらゆる立場の人間に対しても通用する普遍性を獲得すべく、努力すべきです。世間を批判する前に、自分の襟を正すべきなのです。


私は現時点では死刑賛成論者ですが、もし私よりも深い現実を捕らえた上での死刑廃止論者の主張があれば、私はいつでも考えを改めます。

もっともっと骨のある反論を聞かせて下さい。私が見落としている現実を教えてください。

sasakiさん

>都合の悪い現実から目をそらしている、もしくはその現実に対する認識が浅すぎるように感じます。

それは賛成派も同じでしょう。本村氏のことを持ち出したのもそうだと思います。

>「犯罪被害者であっても、他者の命まで奪う権利はない」と、自分の苦しみを理解しようとしない、

殺したいほど憎い、等のお気持ちはわかります。がしかし、だから「殺して良い」とはならないと考えます。

>「人の命を理不尽に奪った者は、同じように自分の命を奪われずにすむことは、正義では無い」

賛成派の方は正義感が強いのかもしれませんが、私は最も注意深く扱うべきことの一つに「正義」があると思っています。

そして、私なりに「正義」を追求した上で出した結論が死刑反対でした。理由は記事の通りです。

>被害者の身を裂かれるほどの苦しみに共感しようとする意思の希薄さが感じ取られます。

はい。共感したい人はすれば良いと思いますが、私はする必要はないとの考えです。つまり、当事者でない限りは中立であることが必要と思っているのです。そして、このような悲劇が二度と起こらないように社会について考えるのが実のある態度だと判断しています。

どこまでも共感していれば、被害者と同じ意見になるのは必至でしょう。それでは、冷静な議論など望むべくもありません。

>都合の悪い現実を考えようとしない怠惰さがある限り

私なりに5年間熟考した結論に対して、sasaki さんに怠惰と映るのであれば、仕方ないのではないでしょうか。そして、sasakiさんに怠惰でないと言われるためには、本村氏に共感し、死刑に賛成しなければならない。というのであれば、健全さは感じられません。

>もっともっと骨のある反論を聞かせて下さい。私が見落としている現実を教えてください。

残念ながら、議論する時間的余裕はあまりありませんので、私に

>甘ったれた考え

とおっしゃるのであれば、ご自身でお調べください。

ありがとうございました。

もっと熟考してください。まだ足りません。

その熟考は「死刑反対論者の輪の中だけで」と閉鎖的に感じます。ゆえに、その輪に入らない人間に対する説得力がまるでありません。

掲示板での議論に限界があるのであれば、可能であれば、オフで対話してみたいものです。絶対嫌がるでしょうけど、私は興味あります。

本村さんを出したのはほんの一例です。死刑賛成論者の広告塔としての側面があることは、指摘されるまでも無く、私には分かっていることです。しかし、だからと言って黙殺してよいのでしょうか。そんな軽い存在ではありません。

彼に共感する必要はありませんが、死刑反対論者は彼と格闘し、乗り越えることで、主張の強さにつながることでしょう。「共感する必要が無い」「共感したら健全な議論ができない」ともっともらしい言葉で格闘を避けていることは、主張の弱さにつながります。

彼の存在を無視して、死刑制度を撤廃した場合、それも一種の暴力であり、下手をすると間接的な人殺しになるかもしれません。死刑にならない場合、自分の手で復讐するか、もしくは自殺をするかまで考えたそうですから。それは本村氏だけではない考えでしょう。(もちろん、そう思わない被害者がいることも知っています。なかなか興味深い存在なので、もっと知りたいのですが、声が小さくて聞き取りにくいのです。)

本村氏は、死刑賛成反対以前に、過酷な現実と真剣に闘う姿勢だけでも、そこらの軟弱なブロガーや、稚拙な引き伸ばし工作を行う弁護士とは格が違うと思いますし、もっと耳を傾けるべき存在だと思います。

そもそも、「共感すること」と「冷静な議論をすること」は二者択一ではありません。「共感し、でもそれを乗り越えて、その上で死刑反対を叫ぶ。」ができないのであれば、それはそこまでの主張と言うことです。その程度の主張ということです。それを現実から逃げているというのです。ゆえに「怠惰」「努力不足」であり、「主張に力が無い」のです。厳しすぎますかね?

私も「殺して良い」とは思いませんが、「殺しても仕方が無い」とは思います。「それでも人殺しダメ」と言うことは、勇気が必要です。それほどの勇気は私にはありません。(そのような勇気を持つ必要があるとも思っていません。何故必要なのでしょうか?)死刑反対論者はその勇気があるのでしょうか?勇気と無謀は違います。

暴力の無い世界という理想を追求するのは結構ですが、その理想を追求する事ができない人間を蹴落とす暴力を含んでしまう矛盾に対応する哲学はありますか?蹴落とされた人間の魂は?(私の場合、そもそも暴力の無い世界は存在しないとあきらめているので、矛盾しませんが)社会全体の幸福を考えた社会主義国家の悲惨な末路の二の舞にならないことを願います。

私は、大まかには、ある程度以上の犯罪に対しては、被害者の意向を加害者の処遇にある程度反映させても良いと本気で考えています。人権の中には「復讐権」だって含まれていると考えるからです。それが認められない社会は、その方が不健全だと思います。頑なに「中立を守る」と、それがそのまま個人を犠牲にする暴力につながる危険性を無視はできません。

フランスにはキリスト教精神などの土壌があるのでしょうが、日本とは全く違うのですから、同じ共通理念を持つこと自体に無理があります。まだまだ日本は発展途上です。


私は先ほど、るかさんのあげられているフランスの議会の話と死刑廃止を望む犯罪被害者のブログを読ませていただいております。まだ途中ですが、後者の方の「復讐心を内に抱えたまま自殺した人」の存在と格闘している姿勢が好感をもてました。

私の中で完全に消化するのに時間はかかりそうです。なかなか興味深いものです。これから私の主張がどう変わるのか楽しみです。

私も勉強し、前進していきますので、るかさんも頑張ってください。誠実であるべく。

歴史の『お勉強』、カイ、あります?

>うぉ、すごい発想だべ^^。
>ある意味、自由度高い終身刑

今晩は、はじめまして。どちらかでお会いした
ことはあるかもしれません。どこかのコメント欄で。

ええ、日本の平安・鎌倉時代史は
この『流刑』≒島流しで、特筆すべきものです。
敗れた上皇・天皇が、その目に遭っていますから。
「わたつうみの 波の花をば 染めかねて
八十島とほく 雲ぞしぐるる」
後鳥羽院(上皇、もしかしたら出家して法皇?かも)は、 
承久の事(鎌倉幕府に盾突いて)隠岐に流されて、
淋しく余生を過ごされています。
丸谷才一さんがその『ウタ』を読み解いたものがあります。
(岩波講座『文学3』「言語」)「言葉で作る世界」。
いろんな先例のウタを読み込んで、気持ちをうたっている、と。

日本の伝統文化は「死刑」に反対なのかもしれません。
それとも「エライ人」だけの特例かも・・。

勉強、シガイがあるでしょ?
「死刑」問題だけに・・。

ではでは。

三介さん

>はじめまして。どちらかでお会いしたことはあるかもしれません。どこかのコメント欄で。

らんきーブログさんでしょうか。はじめまして。

>日本の伝統文化は「死刑」に反対なのかもしれません。
それとも「エライ人」だけの特例かも・・。

いつからか解りませんが、打ち首などはありましたよね。
あと、誰かが処するというより、切腹などが多かったので、あれも所謂死刑と同じかもしれませんよね。結果が決まっているので。

>勉強、シガイがあるでしょ?

よくご存じなのですね。私はその辺よくわからないのです~(汗)

sasakiさん

>対話してみたいものです。絶対嫌がるでしょうけど、

解っていらっしゃるじゃないですか^^。

>死刑反対論者は彼と格闘し、

ですから、人それぞれやり方は違うわけです。本山氏を持ち出されれば、私が何か発言すれば、彼を攻撃することにもなりかねません。そして、それは私の望むことではありません。

一般論として議論したいものです。

>被害者の意向を加害者の処遇にある程度反映させても良いと本気で考えています。

それでは罰の公平性が保てません。

>フランスにはキリスト教精神などの土壌があるのでしょうが

土壌はありますが、日本よりも相当に厳しく政教分離が進んでおり、キリスト教精神に則って死刑が廃止されたのではありません。

>復讐心を内に抱えたまま自殺した人」の存在と格闘している姿勢が好感をもてました。

リンクがお役に立てましたようで嬉しい限りです。

>私も勉強し、前進していきますので、るかさんも頑張ってください。誠実であるべく。

ありがとうございます。もう少し、簡潔に書いていただけると有り難いのですが^^

はじめまして。早速ですが

>3人殺害した人と、たとえば368人殺害した人が同じ刑を受けるという、罰の公平性の問題。

死刑が廃止された場合でも同様に「公平性の問題」は残るのでは?
一体現実に368人殺害などという事件があるのでしょうか。

それと、廃止派の方々はどうしてそれほどまでにEUやAmnestyを崇拝されるのでしょう。日本において廃止されるべきか否かはあくまでも日本国民の総意に基づいて決定されるべきであって、「EUが野蛮だと非難しているから」とか「Amnestyを無視している」といった一方的な根拠に基づいて行われるべきではないと思います。

多くの国民(市民)が「廃止したほうがよい」と判断すれば廃止されるでしょう。

でも、はじめから「感情に支配されている」とか「野蛮である」などと存置派を低次元な存在であるかの如く侮蔑しているようでは、却って一般市民から死刑廃止論を遠ざけているように思います。

DHさん

>死刑が廃止された場合でも同様に「公平性の問題」は残るのでは?

実際に、寿命より長いであろう刑期を言い渡されているケースがあります。禁固152年とか258年ですね。

>それと、廃止派の方々はどうしてそれほどまでにEUやAmnestyを崇拝

とくに崇拝まではしていないつもりですよ。ただ、EUに関しては、人権にしろ福祉にしろ、進んでいる感は否めません。そして、それらを目標に感じるのは自然なことではないでしょうか。

>「EUが野蛮だと非難しているから」

ということを、私は反対の理由には入れていません。補足に書いています。

>「Amnestyを無視している」

崇拝はしていませんが、人権問題では世界的に活躍している団体です。耳を傾ける謙虚さはあっていいのではないでしょうか。

>多くの国民(市民)が「廃止したほうがよい」と判断すれば廃止されるでしょう。

では、その多くの市民は、どれだけ死刑の実態を知っているのでしょうか?
本当に知った上で判断しているのでしょうか?

>はじめから「感情に支配されている」とか「野蛮である」などと存置派を低次元な存在であるかの如く侮蔑しているようでは、却って一般市民から死刑廃止論を遠ざけているように思います。

もしそうであるなら、気をつけた方がいいですよね。でも、人の命に関わる問題に対して、簡単に賛成してしまうことについてはとても残念に思います。ありがとうございました。

死刑制度賛成です

私は死刑制度賛成です。
死刑制度廃止を訴える権利があるのは、加害者の遺族だけです。
人は想像することができても、実際に経験した事しか分かりません。絶対に。

山口母子殺人事件の犯人を
私は想像できる限り残酷な方法で殺してやりたいくらいです。

あんな事件を見て、苦しんでる遺族を見て、どうして死刑廃止なんて主張できるのでしょうか?
どんな論理を並べられても納得できません。
死刑を執行してる国が、たとえ日本だけになっても、廃止するべきではない。
人をこんな風に殺す人間に人権などないと思っています。
感情的になってすいません。

でもこれが本心です。

内緒さん

この件に関しては、コメント欄が荒れるので、議論はしないことにしています。せっかく書いてくださったのに、ごめんなさい。

以下のブログをお読みいただくとありがたいです。私も同じ気持ちですので。
http://luxemburg.exblog.jp/tb/5784977


荒らし目的ではないようなので、今回は承認させていただきました。

ちなみに、内緒さんは

>死刑制度廃止を訴える権利があるのは、加害者の遺族だけです。

(正・被害者の遺族だと思います。)

と、おっしゃっていますが、被害者のご遺族が訴えていらっしゃるページです。
http://www.jinken.ne.jp/other/harada/index.html

承認ありがとうございます

私は感情移入しやすいのか、こういうニュースを見るたびに心が痛み涙が止まりません。
このコメントを書かせていただいた日も眠れないくらい悔しくて悲しい思いでいっぱいでした。
ご遺族の訴えなど読ませていただきました。この方のパターンは一般的ではないし、多くの場合当てはまらないでしょう。



死刑制度反対論者の考えを無理矢理ねじ伏せて変えたいと思っている訳では全くありません。
正義は対立する複数の議論の下に成り立つものと思っていますから。
それに、るかさんはすごく勉強されているんですね。。。


死刑制度反対の理由に「冤罪」、「更正の可能性」「加害者の人権」

などがよく挙げられますが、
「冤罪」の可能性、
「更正」する可能性、…
そんな不確かなものが、何故、火を見るよりも明らかな、「ご遺族の身を引き裂かれる程の苦しみ」より優先されるべき(と受けられた)なのかが全く理解できません。


最後にお伺いします。(重複してたらごめんなさい)

あなたの愛する人や、家族が、自分の欲望を晴らす為だけに辱められ、虫けらのように殺され、「少年法に守られているから自分は死刑にならない。」
と開き直っているのを見ても、
その犯人の人権を守りたいと思いますか?



内緒さん

>こういうニュースを見るたびに心が痛み涙が止まりません。

精神衛生上、あまり良くないのではないでしょうか。私はニュースを見ると、その憎悪の煽り方に吐き気がするので、あまり見ないようにしています。

内緒さんは、感受性が豊かな方のようなので、テレビほどほどにして、ご自身の生活の充実を大切にしてくださいね。(余計なお世話かな)

>一般的ではないし、多くの場合当てはまらないでしょう

それが、意外にいらっしゃるんです。名前や顔を出して発言される方が少ないだけで。

世界では、犯罪率が高いわりに廃止国の方が多いのですが、それでも廃止されたままなのは、補償があるからかもしれません。被害者のケアがなされているんですね。

一方日本は金銭的な補償もなく心のケアもなく、被害者遺族の救われない気持ちが死刑へと強烈に向かい、国も加害者を殺すだけで済むのでお手軽、つまり「死刑に依存」している状態と思います。

>あなたの愛する人や、家族が、自分の欲望を晴らす為だけに辱められ、虫けらのように殺され、「少年法に守られているから自分は死刑にならない。」と開き直っているのを見ても、その犯人の人権を守りたいと思いますか?

人権を守りたい。というより、人権を犯す権利は誰にもない。という感じでしょうか。もちろん、殺してやりたい。などの気持ちが湧いてくるのはとても理解できるのですが、実際に死刑にしろ!とは言わないと思います。死刑にしたところで生き返るわけではないし、無期でも社会には戻らないでしょうから。(日本の無期懲役は実質、終身刑のようになっているそうです)

私でしたら、事件の真相解明、必要に応じての加害者との対面の実現、金銭的な補償と、遺族会等の活動、生涯にわたるカウンセリンの機会の保障、その際の交通費の支給などを求めます。

国はそれらの努力がいやなようで、お手軽な「死刑」を増やしたいみたいですが。

本日(2007年8月23日)死刑が執行されました

国際アムネスティの鳥居です

本日(2007年8月23日)死刑が執行されました

これについての、アムネスティ日本発(国際アムネスティ=本部のロンドン発ではありません)の、緊急抗議声明を転載します。

(ここから)

抗議声明

死刑の執行に抗議します。

本日、死刑確定者の竹澤一二三さん(東京拘置所)、瀬川光三さん(名古屋拘置所)、岩本義雄さん(東京拘置所)に対して死刑が執行されました。私たちはこの執行に対して強く抗議します。今回の執行も国会休会中に行われ、国会における議論を避けたと思われます。また、内閣改造が27日に控えているとも聞いています。さらに、法務省自身が死刑執行は慎重な判断が必要と言っているにもかかわらず、今年4月の執行以来、わずか4ヶ月をおいての執行という早急なものでした。

今回の死刑の執行についても、本人や家族を含め誰にも事前の予告はなく、突然に行われました。

アムネスティ・インターナショナルはあらゆる死刑に反対し、死刑制度の廃止を訴えています。世界の死刑廃止の潮流は、政治制度や宗教、文化の差異を超えて広がっています。今年7月、ルワンダで死刑を廃止する法律が発効し、法律上で死刑を廃止した100番目の国となりました。現在、事実上死刑を廃止した国30カ国を含めると、世界の130カ国が死刑を廃止しています。

国際連合でも死刑廃止の論議が今秋、活発化することが予想されます。来る10月、世界規模で死刑の執行停止を求める決議が国連総会に提出される予定です。死刑制度を廃止する国が増え、死刑執行数や死刑判決数が減少している世界的な傾向から考えて、この決議が採択される見通しは明るいとアムネスティは考えています。潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も、死刑廃止の世界的な潮流を支持し、推進する考えを示しています。

2006年に死刑を実際に執行した国は、日本を含むわずか25カ国です。欧州評議会(COE)も、今年6月に採択した決議で、世界的な死刑執行停止に向けてCOEが取り組むことを再確認し、COEのオブザーバー国である米国と日本へ執行停止を求める働きかけを引き続き行う意向を表明しています。日本が人権の観点から死刑について議論し、死刑制度という究極の人権侵害を廃止する一歩を、近い将来に踏み出すことをアムネスティは期待しています。


2007年8月23日
社団法人アムネスティ・インターナショナル日本

(ここまで)

鳥居正宏さん

ありがとうございます^^/
明日(もう今日ですね)のエントリーに転載させて頂きますm(__)m

リンクさせていただきました

こんにちは、
村野瀬玲奈さんにこっちの記事を思い出させていただいたので、この記事を昨日TBさせていただいた記事本文でリンク紹介させていただきました。
これほどパワフルに丁寧に死刑制度の否を表した記事はないですね。ありがとうございました。

suyapさん

こんにちは^^/
こちらこそリンクありがとうございます!
勇気のあるエントリーもありがとうございましたo(^-^)o

>尊敬するるか親方

死刑問題について、一つアイデアを思いつきました。
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-415.html
このエントリー、こちらにトラックバックいただけませんでしょうか。

村野瀬玲奈さん

ほいさっさ。
アイデアウーマンの玲奈っち。したっち。

相変わらず、良い記事かかれますね。
るかさんのこの記事に触発されて、私も死刑に対する考えをまとめ中です。近いうちにブログにアップしますので、そのときはトラックバックさせていただきます。

ぎんがみさん

ありがとうございます^^/
トラバお待ちしてます!(#^.^#)♪

はてな?

TBうまくできません。
とりあえずURLおいときますね。
http://blogs.yahoo.co.jp/gingami41/22968047.html

ぎんがみさん

ちゃんと通ってますよo(^-^)o
逆にこちらから通りません(;∀;)
読ませて頂きました!
宅間死刑囚って、死刑台でも自殺だったのですね。驚きました。まさにむなしいだけの刑罰だと実感します。

また、無期に比べて死刑囚の方が反省しない人が多いとも聞いたことがあります。ソースは失念ですけれど(´;ω;`)どうせ死ぬんだからと、開き直る人も多いと。。

フランスでは、終身刑(無期)の受刑者が、死刑復活を願っているようですし、生きている方が辛いこともあるのだと思います。

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