2007年11月09日 (金) | 編集 |
みなさま、大企業の会長が「従業員、国民、政府への圧力釜」こと経団連会長キヤノン違法「偽装請負」ミスタ御手洗だったりすると、司法からも過剰に守ってもらえちゃうようです。
リサイクル品でも特許侵害 キヤノン勝訴、最高裁初判断
11月08日 17時05分 共同通信
キヤノンのプリンター用カートリッジをめぐる上告審判決で最高裁は8日、特許侵害を認めリサイクル品の輸入・販売の差し止めを命じた2審の知財高裁判決を支持、リサイクル品輸入会社の上告を棄却した。キヤノン勝訴が確定。
リサイクル品特許侵害の初判断。問題となったのは使用済みキヤノン製カートリッジ本体に穴を開け内部を洗い他社製インクを注入した製品。「リサイクル・アシスト」が中国から輸入。
わす、プリンターはうっかりキヤノンを買ってしまいまして。。ばかばかっ、わすのばかっ(;∀;)。
しかしながらキヤノンになるべく利益が入らないよう、カートリッジはリサイクルを使っていたのですが、特許侵害ですか。。
これで特許侵害が認められるなら、だいたいのリサイクルが侵害になっちゃうんじゃないでしょうかね。
夏への扉 The Door into Summerさんは、こう書かれてます。
権力にどれだけすり寄るかが出世に関係することについて、いんきょちゃんがトラバしてくれた記事を 4つの目で世の中を考えるより転載。(元記事は古川利明さんのこちらの記事)
・・・「裁判官の報酬月額」(05年11月15日付け裁判所時報より。06年4月1日実施)を最初に記しておきましょう。
最高裁長官・207万1千円
▽最高裁判事・151万2千円
▽東京高裁長官・144万8千円
▽そのほかの高裁長官・134万1500円
▽判事1号・121万1千円
▽判事2号・106万6千円
▽判事3号・99万4千円
▽判事4号・84万3千円
▽判事5号・72万8千円
▽判事6号・65万4千円
▽判事7号・59万2千円
▽判事8号・50万3千円(※判事補の報酬月額は省略)
これにあるように、裁判官(=判事補、判事)は、任官すると、まず、「判事」より1ランク下の「判事補」から始まり、給料は定期的に(だいたい3年とされています)アップしていきます。
で、任官20年目ぐらいまでの間に、ほとんどの判事が「4号」にまで昇格します。
ところが、「4号より上」、つまり、「3号以上」というのは、「どんどん号数が昇格していく判事」と、「そのまま4号に据え置かれたままの判事」に、大きく二分されます。(←この部分が重要)
それと、なかなか判事の給与システムでスゴイのは、「3号以上」になって、「大都市勤務」になると、コレがなぜか、「大都市手当」なるものが加算され(=月収×0・12)、これが年額に換算すると、3号で「143万円」、2号で「153万円」、1号で「174万円」のプレミアムが付きます(笑)
で、「3号昇格」の分かれ道となる、「判事任官20年目前後」というのは、通常であれば、結婚して、その子供も中高生から、大学生にさしかかる時期ですので、いちばん何かと物入りな時期です。
そして、「勤務先」も、地方のドサ回りをさせられるか、私立を始めとする進学校が集中している大都市とでは、その「教育環境」は雲泥の差です。
そこで、ざーっと試算してみると、「4号」で据え置かれたまま、地方勤務したままの判事と、「3号」に昇格して、大都市手当がついた判事とでは、ボーナスも合わせて年間で「400万円」、同様に「1号」にまで昇格した判事と比較すると、ぬあんと、ぬあんと、「900万円」もの「格差」が出ます(笑)。
やってる仕事は同じなのに、どうして、これだけ給料(年収)に大格差が出るのか、「市民感覚」からしてみても、不思議というより、異常で、フツーなら、いろいろと生活な不便な田舎の方に「僻地手当」を付けるというのが、まっとうな感覚ですが、どうも、そういうところと最高裁は、まったく感覚がズレまくっています。
ですから、裁判官のこの「給料格差」というのは、本当にスゴイものがあり、同じ時期に裁判官に任官した人間でも、「4号」で据え置かれたままの人間と、「3号以上」に出世していく人間とでは、ざっと試算しただけでも、これが「10年」続くと、生涯年収で1億円もの差がつくことになります。
これで、このブログにこっそりアクセスしている、超ヒマな皆さんは、もうわかったでしょう(笑)。
なぜ、「刑事裁判では「検察寄りの判決」(=起訴状の丸写し)のオンパレードで、民事訴訟、とりわけ国賠」では、原告が勝った試しが、ほとんどないか、が。
こういう問題の本質を見ていくには、もうちょっと、「下部構造」をきちんと捕らえないと、ダメです。
こうやって、裁判官の給料が「4号のままで据え置かれる」のと、「3号以上にガンガン昇給していく」格差が生じていることを、内部では「3号問題」と呼んでいます。
一般に「2号」というと、妾や愛人を連想しますが(笑)、サイテー裁では、そこにイーハン(1翻)付いて、「3号モンダイ」というわけです。
そこで、超オモロイのは、この「3号モンダイ」は、腐れ検察の「チョーカツ」(=調査活動費)と同様、内部では徹底的な「タブー」と化していることです。
例えば、同じ年次に任官した裁判官で、「なぜ、4号に据え置かれたままの者と、3号以上に昇給していく者とに分かれ、その基準はいったい、どのように決められているのか」ということが、ぬあんと、最高裁当局からは、一切 、明らかにされていない点です・・・
「4号」で据え置かれたままの人間と、「3号以上」に出世していく人間とでは、ざっと試算しただけでも、これが「10年」続くと、生涯年収で1億円もの差がつく
なんてね。。
それじゃあやっぱり、上へ行くほど(地方→高裁→最高裁)国よりの判決になるのも頷けます。
実質、三権分立が機能してないってことでさね。
「住民基本台帳」を違憲とした裁判官が足が床に着く高さから吊られてたのに「自殺」として処理されたケースもありますし。。
袴田事件の元裁判官が語る日本の刑事制度
江戸時代並みの野蛮な旧システム、自白至上主義が悲劇を生む
オーマイニュース 軸丸 靖子(2007-11-07 22:05)
袴田事件をめぐる最近の動きをご存知だろうか?
1966年、静岡県の味噌会社専務一家4人を殺害、放火した犯人として、死刑が確定している元プロボクサー袴田巌さんが、再審を求めて特別抗告しているケースだ。
日弁連の弁護団が冤罪を主張をするなかで、事件から40年以上たった昨年末、死刑の一審判決を書いた元裁判官が「本当は無罪の心証を持っていた」と告白した。元裁判官の名は熊本典道さん(70)。
裁判官が合議内容を明かすのは違法。ところが、その禁を破ってメディアやブログで証言を繰り返し、袴田死刑囚の無罪を訴え続けている。
11月6日、日本外国特派員協会で講演した熊本さんは冒頭、「こんなことまでしなくては彼を救えないのかということに強い憤りを感じる」と述べたうえで、意に反して死刑判決を書き上げた背景を語り、自白至上主義の日本の刑事裁判の問題点を指摘した。
熊本さんが静岡地裁で袴田事件を担当した当時は29歳。担当の3人の判事で一番若かった。残り2人の判事はすでに他界している。
その熊本さんが袴田事件を「おかしい」と感じた理由は、20日間平均12時間取り調べて、自白しか証拠がなかったことだという。
「他に証拠がないから20日間めいっぱい調べて、最後に自白させている。過去の冤罪事件と非常に似ていた」
ちょうど松川事件(1949年、14年後に全員に無罪判決)、八海事件(1951年、17年後に無罪判決)、菅生事件(1952年、6年後に無罪判決)と、公安が絡んだ典型的なでっち上げ事件が続いていた。
加えて、東京地検令状部で勾留請求担当を経験していた熊本さんは、警察や検事がどうやって裁判官をちょろまかして令状を取るかを知っていた。
そういうなかで受け持った袴田事件の審理で、次々に出される証拠は、自白を除けば、被告人の有罪立証には遠い証拠ばかりだった。自白以外に被告人に結びつく証拠はないのではないかと思えたという。
「これは有罪にはできん、と感じたが、3人の判事による合議の最後の最後で2対1で負け、有罪判決が確定した」
心証とは異なる判決に署名せざるを得なかったばかりか、判決文も熊本さんが書かなければならなかったという。
「米国のウォーレン裁判官の生き方から、『職務に忠実であれ』と学んでいた。そう考えて書き上げた。それで、おれは本当はこうだったんだと注意深く読めばわかるような、いわばインチキの判決を書いた。誰か気付いてくれる、何とかなると。だが、それから40数年たってもいまだ袴田君の無実が明らかにならず、残念でならない」
自白が優先され、物証が尊重されない、また再三の再審請求が実現しない日本の刑事裁判制度については、講演の前に司会者から「日本の刑事制度は石器時代じゃないか」と指摘されたエピソードを紹介し、
「サバを読んでも江戸時代レベルだと思っている。日本では、刑事事件になると『あいつは本当に犯人か』黒白はっきりつけようとするが、人間が人間をさばくのに黒白つけようがあるだろうか。
裁判官ができるのは、証拠をもって有罪といえるかどうか、合理的な疑いを否定できるかどうかということ。それ以上を裁判官に求めるのは酷だと思う」
と話した。
同日、ともに講演した日弁連袴田事件弁護団の小川秀世弁護士は、
「熊本さんは最初、無罪判決を書いたが、その後有罪判決に書き換えたと聞いている。この事件で45通もあった自白調書のうち44通が証拠として認められなかったのは、このオリジナルの判決文が影響しているのだと思う」
と解説。
「日本の刑事裁判制度は非常に野蛮な制度で、袴田さんはその被害者だ。
警察や検察の取り調べにも問題がある。連続して23日間、時間制限なしで取り調べられる。
弁護人は取り調べに立ち会うことも、自由に会うこともできない。
袴田さんの場合は、22日間の取り調べで3回、合計37分間しか弁護人と面会できていない」
とし、さらに
「驚くべきことは、昭和41年当時から現在まで、こうした野蛮な制度が存続しているということ」
と、問題に対して改善がなされない司法の病根を糾弾した。
事件発生から40年以上、3畳一間に拘禁されている袴田死刑囚は、死刑確定後、精神に異常を来しているという。
弁護団は年内に最終意見書を最高裁に提出し、来年中にも結論が出る見込み。
裁判官ができるのは、証拠をもって有罪といえるかどうか、合理的な疑いを否定できるかどうかということ。それ以上を裁判官に求めるのは酷だと思う
という部分の「裁判官」を「裁判員」に入れ替えてもいいでしょう。
しかし、陪審員制度などを経て裁判員制度にするわけでもなく、法教育をすることもなく、来年からいきなり導入するわけですね。。
リサイクル品でも特許侵害 キヤノン勝訴、最高裁初判断
11月08日 17時05分 共同通信
キヤノンのプリンター用カートリッジをめぐる上告審判決で最高裁は8日、特許侵害を認めリサイクル品の輸入・販売の差し止めを命じた2審の知財高裁判決を支持、リサイクル品輸入会社の上告を棄却した。キヤノン勝訴が確定。
リサイクル品特許侵害の初判断。問題となったのは使用済みキヤノン製カートリッジ本体に穴を開け内部を洗い他社製インクを注入した製品。「リサイクル・アシスト」が中国から輸入。
わす、プリンターはうっかりキヤノンを買ってしまいまして。。ばかばかっ、わすのばかっ(;∀;)。
しかしながらキヤノンになるべく利益が入らないよう、カートリッジはリサイクルを使っていたのですが、特許侵害ですか。。
これで特許侵害が認められるなら、だいたいのリサイクルが侵害になっちゃうんじゃないでしょうかね。
夏への扉 The Door into Summerさんは、こう書かれてます。
キャノンは財界のトップだから
これも、一審で丁寧だった判決が、二審では頭ごなしに逆転の定石通り。青色発光ダイオードと同じだ。
権力にどれだけすり寄るかで、地裁から高裁さらに最高裁へと出世する司法官僚制度である限り、これは続く。
権力にどれだけすり寄るかが出世に関係することについて、いんきょちゃんがトラバしてくれた記事を 4つの目で世の中を考えるより転載。(元記事は古川利明さんのこちらの記事)
・・・「裁判官の報酬月額」(05年11月15日付け裁判所時報より。06年4月1日実施)を最初に記しておきましょう。
最高裁長官・207万1千円
▽最高裁判事・151万2千円
▽東京高裁長官・144万8千円
▽そのほかの高裁長官・134万1500円
▽判事1号・121万1千円
▽判事2号・106万6千円
▽判事3号・99万4千円
▽判事4号・84万3千円
▽判事5号・72万8千円
▽判事6号・65万4千円
▽判事7号・59万2千円
▽判事8号・50万3千円(※判事補の報酬月額は省略)
これにあるように、裁判官(=判事補、判事)は、任官すると、まず、「判事」より1ランク下の「判事補」から始まり、給料は定期的に(だいたい3年とされています)アップしていきます。
で、任官20年目ぐらいまでの間に、ほとんどの判事が「4号」にまで昇格します。
ところが、「4号より上」、つまり、「3号以上」というのは、「どんどん号数が昇格していく判事」と、「そのまま4号に据え置かれたままの判事」に、大きく二分されます。(←この部分が重要)
それと、なかなか判事の給与システムでスゴイのは、「3号以上」になって、「大都市勤務」になると、コレがなぜか、「大都市手当」なるものが加算され(=月収×0・12)、これが年額に換算すると、3号で「143万円」、2号で「153万円」、1号で「174万円」のプレミアムが付きます(笑)
で、「3号昇格」の分かれ道となる、「判事任官20年目前後」というのは、通常であれば、結婚して、その子供も中高生から、大学生にさしかかる時期ですので、いちばん何かと物入りな時期です。
そして、「勤務先」も、地方のドサ回りをさせられるか、私立を始めとする進学校が集中している大都市とでは、その「教育環境」は雲泥の差です。
そこで、ざーっと試算してみると、「4号」で据え置かれたまま、地方勤務したままの判事と、「3号」に昇格して、大都市手当がついた判事とでは、ボーナスも合わせて年間で「400万円」、同様に「1号」にまで昇格した判事と比較すると、ぬあんと、ぬあんと、「900万円」もの「格差」が出ます(笑)。
やってる仕事は同じなのに、どうして、これだけ給料(年収)に大格差が出るのか、「市民感覚」からしてみても、不思議というより、異常で、フツーなら、いろいろと生活な不便な田舎の方に「僻地手当」を付けるというのが、まっとうな感覚ですが、どうも、そういうところと最高裁は、まったく感覚がズレまくっています。
ですから、裁判官のこの「給料格差」というのは、本当にスゴイものがあり、同じ時期に裁判官に任官した人間でも、「4号」で据え置かれたままの人間と、「3号以上」に出世していく人間とでは、ざっと試算しただけでも、これが「10年」続くと、生涯年収で1億円もの差がつくことになります。
これで、このブログにこっそりアクセスしている、超ヒマな皆さんは、もうわかったでしょう(笑)。
なぜ、「刑事裁判では「検察寄りの判決」(=起訴状の丸写し)のオンパレードで、民事訴訟、とりわけ国賠」では、原告が勝った試しが、ほとんどないか、が。
こういう問題の本質を見ていくには、もうちょっと、「下部構造」をきちんと捕らえないと、ダメです。
こうやって、裁判官の給料が「4号のままで据え置かれる」のと、「3号以上にガンガン昇給していく」格差が生じていることを、内部では「3号問題」と呼んでいます。
一般に「2号」というと、妾や愛人を連想しますが(笑)、サイテー裁では、そこにイーハン(1翻)付いて、「3号モンダイ」というわけです。
そこで、超オモロイのは、この「3号モンダイ」は、腐れ検察の「チョーカツ」(=調査活動費)と同様、内部では徹底的な「タブー」と化していることです。
例えば、同じ年次に任官した裁判官で、「なぜ、4号に据え置かれたままの者と、3号以上に昇給していく者とに分かれ、その基準はいったい、どのように決められているのか」ということが、ぬあんと、最高裁当局からは、一切 、明らかにされていない点です・・・
「4号」で据え置かれたままの人間と、「3号以上」に出世していく人間とでは、ざっと試算しただけでも、これが「10年」続くと、生涯年収で1億円もの差がつく
なんてね。。
それじゃあやっぱり、上へ行くほど(地方→高裁→最高裁)国よりの判決になるのも頷けます。
実質、三権分立が機能してないってことでさね。
「住民基本台帳」を違憲とした裁判官が足が床に着く高さから吊られてたのに「自殺」として処理されたケースもありますし。。
袴田事件の元裁判官が語る日本の刑事制度
江戸時代並みの野蛮な旧システム、自白至上主義が悲劇を生む
オーマイニュース 軸丸 靖子(2007-11-07 22:05)
袴田事件をめぐる最近の動きをご存知だろうか?
1966年、静岡県の味噌会社専務一家4人を殺害、放火した犯人として、死刑が確定している元プロボクサー袴田巌さんが、再審を求めて特別抗告しているケースだ。
日弁連の弁護団が冤罪を主張をするなかで、事件から40年以上たった昨年末、死刑の一審判決を書いた元裁判官が「本当は無罪の心証を持っていた」と告白した。元裁判官の名は熊本典道さん(70)。
裁判官が合議内容を明かすのは違法。ところが、その禁を破ってメディアやブログで証言を繰り返し、袴田死刑囚の無罪を訴え続けている。
11月6日、日本外国特派員協会で講演した熊本さんは冒頭、「こんなことまでしなくては彼を救えないのかということに強い憤りを感じる」と述べたうえで、意に反して死刑判決を書き上げた背景を語り、自白至上主義の日本の刑事裁判の問題点を指摘した。
熊本さんが静岡地裁で袴田事件を担当した当時は29歳。担当の3人の判事で一番若かった。残り2人の判事はすでに他界している。
その熊本さんが袴田事件を「おかしい」と感じた理由は、20日間平均12時間取り調べて、自白しか証拠がなかったことだという。
「他に証拠がないから20日間めいっぱい調べて、最後に自白させている。過去の冤罪事件と非常に似ていた」
ちょうど松川事件(1949年、14年後に全員に無罪判決)、八海事件(1951年、17年後に無罪判決)、菅生事件(1952年、6年後に無罪判決)と、公安が絡んだ典型的なでっち上げ事件が続いていた。
加えて、東京地検令状部で勾留請求担当を経験していた熊本さんは、警察や検事がどうやって裁判官をちょろまかして令状を取るかを知っていた。
そういうなかで受け持った袴田事件の審理で、次々に出される証拠は、自白を除けば、被告人の有罪立証には遠い証拠ばかりだった。自白以外に被告人に結びつく証拠はないのではないかと思えたという。
「これは有罪にはできん、と感じたが、3人の判事による合議の最後の最後で2対1で負け、有罪判決が確定した」
心証とは異なる判決に署名せざるを得なかったばかりか、判決文も熊本さんが書かなければならなかったという。
「米国のウォーレン裁判官の生き方から、『職務に忠実であれ』と学んでいた。そう考えて書き上げた。それで、おれは本当はこうだったんだと注意深く読めばわかるような、いわばインチキの判決を書いた。誰か気付いてくれる、何とかなると。だが、それから40数年たってもいまだ袴田君の無実が明らかにならず、残念でならない」
自白が優先され、物証が尊重されない、また再三の再審請求が実現しない日本の刑事裁判制度については、講演の前に司会者から「日本の刑事制度は石器時代じゃないか」と指摘されたエピソードを紹介し、
「サバを読んでも江戸時代レベルだと思っている。日本では、刑事事件になると『あいつは本当に犯人か』黒白はっきりつけようとするが、人間が人間をさばくのに黒白つけようがあるだろうか。
裁判官ができるのは、証拠をもって有罪といえるかどうか、合理的な疑いを否定できるかどうかということ。それ以上を裁判官に求めるのは酷だと思う」
と話した。
同日、ともに講演した日弁連袴田事件弁護団の小川秀世弁護士は、
「熊本さんは最初、無罪判決を書いたが、その後有罪判決に書き換えたと聞いている。この事件で45通もあった自白調書のうち44通が証拠として認められなかったのは、このオリジナルの判決文が影響しているのだと思う」
と解説。
「日本の刑事裁判制度は非常に野蛮な制度で、袴田さんはその被害者だ。
警察や検察の取り調べにも問題がある。連続して23日間、時間制限なしで取り調べられる。
弁護人は取り調べに立ち会うことも、自由に会うこともできない。
袴田さんの場合は、22日間の取り調べで3回、合計37分間しか弁護人と面会できていない」
とし、さらに
「驚くべきことは、昭和41年当時から現在まで、こうした野蛮な制度が存続しているということ」
と、問題に対して改善がなされない司法の病根を糾弾した。
事件発生から40年以上、3畳一間に拘禁されている袴田死刑囚は、死刑確定後、精神に異常を来しているという。
弁護団は年内に最終意見書を最高裁に提出し、来年中にも結論が出る見込み。
裁判官ができるのは、証拠をもって有罪といえるかどうか、合理的な疑いを否定できるかどうかということ。それ以上を裁判官に求めるのは酷だと思う
という部分の「裁判官」を「裁判員」に入れ替えてもいいでしょう。
しかし、陪審員制度などを経て裁判員制度にするわけでもなく、法教育をすることもなく、来年からいきなり導入するわけですね。。
この記事へのコメント
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2007/11/09(Fri) 14:13 | | #[ 編集]
るかさん、こんばんは。
いつもながら、内容の濃い良記事です!感動しました。
日本の司法は江戸時代程度…まったくですね。
袴田さんの記事を読むたびに「いったい、いつになったら牢獄からだしてあげられるんだ!」と叫びたくなります。
一日も早く出してあげたいです。
いつもながら、内容の濃い良記事です!感動しました。
日本の司法は江戸時代程度…まったくですね。
袴田さんの記事を読むたびに「いったい、いつになったら牢獄からだしてあげられるんだ!」と叫びたくなります。
一日も早く出してあげたいです。
2007/11/09(Fri) 20:58 | URL | 黒尼 #rHVwIo2A[ 編集]
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2007/11/09(Fri) 23:07 | | #[ 編集]
こんにちは^^/
そんな。。良い記事だなんて(#^.^#)♪ポッ
転載に次ぐ転載でしけども。。(;∀;)
袴田事件は、ホント、人生とニホンの司法の理不尽さを感じるね(>_<) 。
ご家族で過ごさしてあげたいでし(´;ω;`)
そんな。。良い記事だなんて(#^.^#)♪ポッ
転載に次ぐ転載でしけども。。(;∀;)
袴田事件は、ホント、人生とニホンの司法の理不尽さを感じるね(>_<) 。
ご家族で過ごさしてあげたいでし(´;ω;`)
エプソンは特許権が認められず敗訴したそうです。
ついで、宇宙人発言の多い鳩山法相は、死刑廃止団体『アネムスティ・日本』と『死刑執行停止連絡会議』からの意見聴取をしたそうです。
公式に意見を聞くのは、同省としては、初めてというのだから、不思議な話ですな。
ついで、宇宙人発言の多い鳩山法相は、死刑廃止団体『アネムスティ・日本』と『死刑執行停止連絡会議』からの意見聴取をしたそうです。
公式に意見を聞くのは、同省としては、初めてというのだから、不思議な話ですな。
2007/11/10(Sat) 07:30 | URL | momo2006 #-[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2007/11/10(Sat) 08:03 | | #[ 編集]
>キャノンは財界のトップだから
エプソンも同様の訴訟を起こしていたみたいですが、敗訴したみたいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000118-mai-soci
・・・理由はあるのでしょうけれど、やっぱりキャノンだから勝訴できた、という側面はありそうですね。
エプソンも同様の訴訟を起こしていたみたいですが、敗訴したみたいです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071109-00000118-mai-soci
・・・理由はあるのでしょうけれど、やっぱりキャノンだから勝訴できた、という側面はありそうですね。
エプソンでは同じような裁判で敗訴したんですね。。やはり、(略)ミスタ御手洗の毒が司法にも(>_<)
ミスタ鳩山意見聴取ですか。。始めてってーことは、今まで死刑廃止論なんてちゃんと聞いた事も考えたこともなかったんですね、この国は。。(´;ω;`)
宇宙人にしては、このことは評価に値するでせうか。ま、右耳から左耳に抜けて行っては意味ないんでしけども(;∀;)
ミスタ鳩山意見聴取ですか。。始めてってーことは、今まで死刑廃止論なんてちゃんと聞いた事も考えたこともなかったんですね、この国は。。(´;ω;`)
宇宙人にしては、このことは評価に値するでせうか。ま、右耳から左耳に抜けて行っては意味ないんでしけども(;∀;)
ご情報ありがとうございます(#^.^#)♪
両者ともに特許権の侵害が争点だったにもかかわらず、このねじれ判決とは。。(;∀;)
一家に一台ならぬ一社に一人の(略)ミスタ御手洗といった様相で。消費者にとってはこの上なく迷惑でしけども(>_<)
両者ともに特許権の侵害が争点だったにもかかわらず、このねじれ判決とは。。(;∀;)
一家に一台ならぬ一社に一人の(略)ミスタ御手洗といった様相で。消費者にとってはこの上なく迷惑でしけども(>_<)
以前あった「熊本裁判官・涙の告白」ビデオ、またUPされてるのを見つけたよ!
早速DLして、自分のサイトにUPしてみたけど、わずか数分で削除されてしもた(^。^;;
これもいつ削除されるかわからんので、ぜひ自分でも保存しといてね!
早速DLして、自分のサイトにUPしてみたけど、わずか数分で削除されてしもた(^。^;;
これもいつ削除されるかわからんので、ぜひ自分でも保存しといてね!
ほんとだ。削除されてる。。
数分で削除って、どんな見張り方してんだろね(;∀;)
数分で削除って、どんな見張り方してんだろね(;∀;)
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