2007年02月28日 (水) | 編集 |

びつくりよ。
保坂展人のどこどこ日記より
以下転載(着色私)
袴田巌さんの無実を元裁判官が証言/2007年02月26日
たった今、衝撃的なニュースがテレビ朝日の報道ステーションで放映された。
40年間、冤罪無実を訴えながら獄中にいる袴田巌さんの一審判決(1968年静岡地裁)で、死刑を言い渡した裁判官だった熊本元裁判官(69歳)が、当時から無罪を確信していたと告白したのだ。
公判中に彼は、3人の裁判官の中でそう主張していたが、「これはそういう取り決めになっている」と、すでに故人となった他のふたりの裁判官に押し切られて多数決の合議で「死刑判決」を出してしまった。
29歳の時に出した袴田さんへの死刑判決を69歳となった今も、一日たりとも忘れられずに悔いているという。今、袴田さんに会うことになったら「言葉はなくただ頭を下げて詫びその時の袴田さんの表情が忘れられない」と語る熊本さんは、まもなく裁判官をやめているが、言葉に詰まりテレビカメラの前で嗚咽した。
東京拘置所で袴田巌死刑囚と面会した経験もある私は、2年前の東京高裁での再審開始を信じていたが、無念にも棄却されてしまった。
その後も、議員連盟としての取り組みを続けて、3月9日午後1時から衆議院第一議員会館第一会議室で、救援に立ち上がったボクシング界の人々や姉の秀子さんを呼んで集会を開く準備をしている。
「死刑」を議論することすらタブー化している状況を打ち破り、袴田さん無実・再審開始の声を盛り上げていきたい。
袴田事件、、このまま動きないのかしら。。と思っていたので、これを読んだ時はびっくりしました。
いくつかのブログでは、「何を今さら(怒)」と熊本元裁判官に怒りをあらわにする人が多くいたけれど、今さらでも大きな進歩には違いありません。
熊本元裁判官はこの判決から7ヶ月後に退官しているそうで、苦悩が深かったことが伺えます。冤罪は、当人や家族にとって悲劇ですが、判決を下す人間にとっても悲劇なんですね。
また、死刑判決を多数決で。ってのにもびっくりです。なんだかお手軽な感じです。
熊本元裁判官は、この事件は冤罪で、再審の開始にも協力すると明言しているので、希望が見えて来ました。
再審し、無罪を勝ち取ることで、袴田さんもご家族も、熊本元裁判官も救われることを祈ります。
私は裁判員制度に反対の立場です。今は詳しく書きませんが問題点も多く、日弁連も反対しています。
アメリカが指示したことで導入されるのからして、どんな魂胆なのかが気になります。
しかし、唯一良い点だと思っているのは、判決の責任、処罰の責任を今までは一部の人間に押し付けていたのに対して、国民が一人一人が負うことになったことです。
簡単に「極刑」「死刑」と言う人がいますが、私たちがそれに関わるようになれば、死刑囚と共に生きている人がいて、処刑しなくてはならない人間がいて、後片付けをする人間がいる。ということに、少しは思いを馳せるようになるのではないでしょうか。
法相はサインをするだけで済みますが、それでも躊躇する人がいるくらいなのです。それらの人たちが、精神を病んでしまうことが多いというのも頷けます。
裁判員制度が始まったら、その場の空気などで死刑に賛成してしまい、苦しむことになる熊本元裁判官のようなケースも少なからず出て来るのでは、と危惧するとともに、裁判員制度によって死刑制度を考え直す機会になるのでは、との期待もあるのです。
元裁判官が無罪と告白!袴田事件
袴田事件の再審開始を求め元世界王者5人が集結
○無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会
袴田ネット・袴田事件
デジャヴか!?のお時間です。
明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがたくさんあります。
以下はたくさんあるうちの2つです。ぜひぜひお読みになってください。
○鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す
○名張毒ぶどう酒事件 東京守る会
名張事件を支援する会兵庫支部
※関連記事
手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)
厳罰化や死刑推進は国の怠慢
誰でも逮捕されちゃう?!日本
これ犯罪ですよね?
死刑考
※死刑について
○なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか
○加害者の命を奪うことでは被害者は救われない
○保坂展人のどこどこ日記
ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』
フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に
○死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説
○死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター
○死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。
○東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」
○ 死刑の現状
○死刑問題特報室
○日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明
○長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい
○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。
この記事へのコメント
いつもお世話になってます。最近忙しくてこちらのブログだけが情報源のnoisetteです(^^;)。
関係者が皆素直に良かったと思えないところが、何とも複雑な・・・
私は、人間が「本当の真実」を知ることは本質的に不可能だと思っています。
しかしながら我々が社会を運営していく上で、何らかのルール(法律)が必要になるのは避けられない。
ただ、もし人間の(あるいは国家の)認識能力の不完全さを認めたうえで、このルールが運用されなければ、ただ力の強いものだけがこのルールを恣意的に(そう思ってなかったとしても)使用することになってしまう。
このような社会が合理的であるのかどうか。今回の裁判官のように自分の過ちすらも長い間認めることができず苦しむことがありうる社会が合理的かどうか。
そのような意味で、取り返しのつかない死刑制度は非合理的な制度であると思います。
まあ、自分を含め人間の命なんて何とも思ってない人が大勢を占める社会であれば別ですが。
関係者が皆素直に良かったと思えないところが、何とも複雑な・・・
私は、人間が「本当の真実」を知ることは本質的に不可能だと思っています。
しかしながら我々が社会を運営していく上で、何らかのルール(法律)が必要になるのは避けられない。
ただ、もし人間の(あるいは国家の)認識能力の不完全さを認めたうえで、このルールが運用されなければ、ただ力の強いものだけがこのルールを恣意的に(そう思ってなかったとしても)使用することになってしまう。
このような社会が合理的であるのかどうか。今回の裁判官のように自分の過ちすらも長い間認めることができず苦しむことがありうる社会が合理的かどうか。
そのような意味で、取り返しのつかない死刑制度は非合理的な制度であると思います。
まあ、自分を含め人間の命なんて何とも思ってない人が大勢を占める社会であれば別ですが。
こんな、時差ありブログの、情報こぼしまくりのザルブログが情報源だなんて、ありがとう&大丈夫?
>「本当の真実」を知ることは本質的に不可能だと思っています。
うん、同感でし。自分のことですら、真実ってのはつかみにくい。記憶違いもあるしね。
>取り返しのつかない死刑制度は非合理的な制度であると思います。
おお、そういう視点もありますね。
推定無罪も守れないで、有罪率99.99%の日本て、ほんとに恐ろしく感じます。
今まで、どれだけ無実で処刑された人がいるのだろう。。
>「本当の真実」を知ることは本質的に不可能だと思っています。
うん、同感でし。自分のことですら、真実ってのはつかみにくい。記憶違いもあるしね。
>取り返しのつかない死刑制度は非合理的な制度であると思います。
おお、そういう視点もありますね。
推定無罪も守れないで、有罪率99.99%の日本て、ほんとに恐ろしく感じます。
今まで、どれだけ無実で処刑された人がいるのだろう。。
こんばんは。
袴田巌さんの支援に参加しています。昨年は、ボクシング界が再び立ち上がってくれたことで支援の輪が拡がりつつあります。がしかし、再審の壁は諸々の理由で厚いのが現状で、厳しい現実が立ち塞がっていることに変わりありません。
ぜひご支援をお願いします。
袴田巌さんの支援に参加しています。昨年は、ボクシング界が再び立ち上がってくれたことで支援の輪が拡がりつつあります。がしかし、再審の壁は諸々の理由で厚いのが現状で、厳しい現実が立ち塞がっていることに変わりありません。
ぜひご支援をお願いします。
再審の壁は厚いですね。でも、熊本元裁判官が名乗り出てくれたのと、報道されて認知が多少広がったであろうことによって、そのままにはできない空気が出来つつあるのは朗報ですね。
何度も取り上げることしかできませんが、お互いがんばりましょう。
何度も取り上げることしかできませんが、お互いがんばりましょう。
「自分を含め」って私のことじゃなくて、自分の命も他人の命も軽く思ってるヒトビトというつもりでし(汗)。
テレビ見ないので、確かにちょっと世間とズレがあるとこあるかも(^^;)。今日は伊吹さんが「いじめられるほうも悪いところがある」とか言った発言(昨年11月)を雑誌で読んで、むきーっとなっていました。(前も怒ってたような気もするが。デジャヴュ?)
でも、すべての情報を知る必要はないんでし。良質な情報さえあれば♪
テレビ見ないので、確かにちょっと世間とズレがあるとこあるかも(^^;)。今日は伊吹さんが「いじめられるほうも悪いところがある」とか言った発言(昨年11月)を雑誌で読んで、むきーっとなっていました。(前も怒ってたような気もするが。デジャヴュ?)
でも、すべての情報を知る必要はないんでし。良質な情報さえあれば♪
じ、じつは、、、、、、、
というほどのことでもぬあいが、私もテレビ見ないんさし。。
おかげで心穏やかな日々を過ごしておりますさ。
時間浪費した挙げ句に洗脳スリスリされて、はたまたCMで欲しくもない商品の購買意欲を刺激されることもないさし!
良質な情報!だと良いにゃあ〜。
わす手抜き記事さに。
というほどのことでもぬあいが、私もテレビ見ないんさし。。
おかげで心穏やかな日々を過ごしておりますさ。
時間浪費した挙げ句に洗脳スリスリされて、はたまたCMで欲しくもない商品の購買意欲を刺激されることもないさし!
良質な情報!だと良いにゃあ〜。
わす手抜き記事さに。
いいブログだな。
ゆっくり読ませていただきます。
ゆっくり読ませていただきます。
ありがとうございます!
稚拙なブログですが、少しでもお役に立てたら嬉しいですヽ(^▽)ノ 。
稚拙なブログですが、少しでもお役に立てたら嬉しいですヽ(^▽)ノ 。
昨日トヨタの過労死訴訟の公判に行きました。そこでも支援者のかたが裁判官は、会社側の証拠を採用することが多いと批判していました。また、一昨日裁判員制度の説明会に行きましたが、約3時間のビデオ鑑賞と説明、質疑応答がありましたが、大体理解できたが、国民の信頼を得る為に導入するという説明に対しては、とても疑問に感じました。
村上春樹の『アフターダーク』の中にこんな一節があります。以下、その要約。
司法試験を目指している高橋という青年は、裁判を傍聴し続けている。ある裁判で強盗殺人おまけに放火、犯歴もあり、薬物中毒で改悛の情もない。だれもが死刑が当然だと思っている。高橋もそう思い、家に帰ってからメモを整理していたら、突然どうしようもない感情に襲われ、身体が細かく震え始め、うっすらと涙まで出てきた。高橋曰く、
「一人の人間が、たとえどのような人間であれ、巨大なタコのような動物にからめとられ、暗闇の中に吸い込まれていく。どんな理屈をつけたところで、それはやりきれない光景なんだ。」
重犯罪で、裁判員制度が導入されれば、誰もが、そのような葛藤を体験することになると思います。
それが良いことなのか、悪いことなのかはわからないのですが・・・。
司法試験を目指している高橋という青年は、裁判を傍聴し続けている。ある裁判で強盗殺人おまけに放火、犯歴もあり、薬物中毒で改悛の情もない。だれもが死刑が当然だと思っている。高橋もそう思い、家に帰ってからメモを整理していたら、突然どうしようもない感情に襲われ、身体が細かく震え始め、うっすらと涙まで出てきた。高橋曰く、
「一人の人間が、たとえどのような人間であれ、巨大なタコのような動物にからめとられ、暗闇の中に吸い込まれていく。どんな理屈をつけたところで、それはやりきれない光景なんだ。」
重犯罪で、裁判員制度が導入されれば、誰もが、そのような葛藤を体験することになると思います。
それが良いことなのか、悪いことなのかはわからないのですが・・・。
いろいろな所にお出かけになられていて、頭の下がる思いです。
>国民の信頼を得る為
国民の信頼を損なうことばかりしている国が、裁判員制度だけさっさと国民のために導入なんて、にわかには信じられないですよね。
トヨタの裁判にしても、裁判所が必ずしも公平とは言えない現状があるわけですし。
本当に国民の信頼を得たいのであれば、裁判制度を導入して国民に負担を掛けるのではなく、現行の中でもできるだろうと思います。
>国民の信頼を得る為
国民の信頼を損なうことばかりしている国が、裁判員制度だけさっさと国民のために導入なんて、にわかには信じられないですよね。
トヨタの裁判にしても、裁判所が必ずしも公平とは言えない現状があるわけですし。
本当に国民の信頼を得たいのであれば、裁判制度を導入して国民に負担を掛けるのではなく、現行の中でもできるだろうと思います。
裁判員に参加意欲のある人の数が、導入が近づくにつれて減っているというのは、「刑罰を与える」ということが、リアルに感じられるようになったからでしょう。
かなり前ですが、テレビのドキュメンタリーで裁判官を追っているものを観たのですが、かなりプレッシャーの強いお仕事のようです。人にもよるのでしょうけれど、その人は、やはり、死刑判決を出すことが重荷のようでした。
電車に乗っている時も辛そうで、当時私はまだ死刑賛成派だったと思うのですが、今でもその表情が忘れられません。
かなり前ですが、テレビのドキュメンタリーで裁判官を追っているものを観たのですが、かなりプレッシャーの強いお仕事のようです。人にもよるのでしょうけれど、その人は、やはり、死刑判決を出すことが重荷のようでした。
電車に乗っている時も辛そうで、当時私はまだ死刑賛成派だったと思うのですが、今でもその表情が忘れられません。
袴田事件の記事ありがとうございます。
袴田君の再審に向けて頑張っていきますので宜しくお願いします。
袴田君の再審に向けて頑張っていきますので宜しくお願いします。
こんにちは。コメントありがとうございます^^/
まさかご本人よりコメントいただけるとは。。びっくりでございます。
これからも再審されるまでなるべく記事を書き続けたいと思いますので、よろしくお願いします(*^_^*)。
まさかご本人よりコメントいただけるとは。。びっくりでございます。
これからも再審されるまでなるべく記事を書き続けたいと思いますので、よろしくお願いします(*^_^*)。
はじめまして、袴田事件を取り上げているかたを探し、あつめさせていただいてます。
ごくろうさまですー^^/取りあげてくださる方が増えて心強いかぎりです。お互いがんばりましょう(*^_^*)
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