2007年02月20日 (火) | 編集 |
情報を知った時に記事にできず遅れてお送りするのが良いところ、るかっちの三輪車なブログへようこそ。2.5の大阪市による長居公園強制代執行に、フランスの団体が抗議したようです。
In Paris
大阪ホームレス撤去、人権団体がパリ事務所を一時占拠2月13日12時33分配信 読売新聞
【パリ=島崎雅夫】パリ市内の人権団体のメンバーとパリ在住の日本人約20人が12日、大阪市の長居公園でホームレスのテントが強制撤去されたことに抗議して、大阪市パリ事務所の一室を一時、占拠した。
約20人は、ホームレスの強制排除を再度、行わないよう抗議文で要請。同事務所は、この抗議文を大阪市に転送したが、「パリ事務所は企業誘致など経済的な活動を行っている」として、抗議には応じず、仏警察に要請して、約20人を退去させた。
ここには、団体名が出ていないのですが、前回も抗議したNo-Voxでしょうか。ここ数日、釜パトなどで情報がないか待っていたのですが、いまだわかりません。
2/25追記。cyberbloomさんにより、やっぱりno-voxであることがわかりました。ありがとうございます^^/
http://www.novox.ras.eu.org/site/spip.php?article97
06.1.30の靭・大阪城 強制排除の時はわずか約1週間後フランスのNo-Voxが抗議しました。フランスのNo-Voxについては、
FRENCH BLOOM NET-DATA BASEさんの
週刊フランス情報 22‐28 JANVIERにも詳しく書かれています!
当事者の声はこちらをお読みください。
釜パト活動日誌: Sさんの弁明書
反対者の最新のメッセージはこちら

Protestation!
抗議! by仏語翻訳
またまた竹下節子さんの公式サイトのおしゃべりルームに読み応えのある書き込みが。以下転載です(着色私)。
スコットランドの話投稿者:Sekko (竹下節子さん)
投稿日: 2月14日(水)22時16分8秒
スコットランドのホームレス政策のレポートを読んだので、ちょっと紹介したくなりました。「またか、うるさい」と思われる方は読まずにスルーしてくださいね。
フランスは、ホームレスが市町村に対して住居の権利を求めることができる法案を作るにあたって、今たぶん世界で唯一この法律を施行させているスコットランドの実態を調べました。ちなみにスコットランドの議会は1999年以降、教育、保健、農業、社会正義について、ブリティッシュ議会から独立しています。United Kingdom の国際政策に反することはできません。
それで、このホームレス法(Homeless Scotland Act_)が2003年にできるまでに、1985年から議論が重ねられてきました。今は、2012年までにすべてのホームレスに尊厳ある住居を提供するという計画になっていて、3分の2くらい達成できたといいます。
まず1987年に、母子家族を優先して住居が提供され、しかし、前の住居を家賃不払いで追い出されたときに本当に収入がなかったかなどの審査がありました。2001年の新法で、この審査がなくなり、その代わりに住居提供1年後に生活状態のチェックを受けることになりました。
2003年には、高齢者、慢性病者、知的障害者、精神障害者、刑務所や病院や軍隊から出てきた人で職業教育を受けられなかったひと、性産業やドラッグやアルコールの犠牲になりそうな18歳から20歳の青年らが対象者となり、住居申請をしている人の75%が該当するそうです。
2012年にはこれらの条件も撤廃して、一人のホームレスもなくすることが目標だとか。
この対策のためにNGO と市町村の住居課と政治家が共同することになり、市町村はホームレス援助のボランティア・サーヴィスを組織せざるを得なくなりました。首都のエディンバラでは、45万人の人口に対して5000人のホームレスがいて、市のサーヴィスに申請すると、パーソナルなカウンセラーがつきます。観光地であるエディンバラ城のすぐ下にある元兵舎が、改装されて一時宿舎になり、そこでは、30人の入居者のために20人の人が働いていて、その費用は入居者一人当たり一日150ユーロ(2万円ちょっと)になるそうです。
20平米の個室で、ペット可、大体4ヶ月で、新住居に移ります。それまでのホームレスの一時避難所は、暴力が支配していたり、犬を連れていけないので拒絶する人が多かったそうです。
知的障害があるために特殊施設を回ったあと、社会から排除されて4年間路上で暮らしたロスさん(52歳)の例がありましたが、今は2K のアパルトマンを与えられて、住宅手当150ユーロと、The Big Issue(ホームレス機関紙)を売ることで得られる収入を計算して予算を組んでくれるアシスタントがついています。彼の愛犬であるシェパードのロッキーの餌代もちゃんと予算に入ります。
それまでは、福祉の住居を提供する時は、文句があるならそれまで、という態度だった福祉課の人が、お客に接するかのように、福祉受給者の満足度を第一に考えるようになった、それは意識の革命だったといいます。
しかも、これだけ聞くと、そんな金、いったいどこから払うんだ、と思うかもしれませんが、実は、公共の場からホームレスをそのつど排除したり、抜本的解決なしにあちこちの福祉施設をたらいまわしにしていたときの方が、金がかかっていた、というのです。考えさせられます。
スコットランドとフランスでは規模も違いますし、移民の深刻さも違うでしょう。でも、このロスさんが、熱帯魚の水槽もある快適そうなリヴィングで愛犬とくつろいでいる写真を見ると、他人事ながら、こちらの精神衛生にいいなあとつくづく思いました。パリにもシェパードをつれて物乞いをしてる人をよく見かけますが、物乞いをするような人がシェパード飼うなよ、犬がかわいそう、と感じたこともありました。
でもある若いカップルのホームレスが、動物愛護協会から犬を手に入れてから少しずつ社会に復帰する意欲が生まれてくるドキュメンタリーを見て以来、偏見はなくなりました。犬といい関係を築けた人は自分に自信をとり戻せます。

これからもホームレス対策先進国スコットランドのことを時々チェックして、希望を分けてもらいたいです。
他国の良い面をニホンにもじゃんじゃん取り入れてほしいです。
>実は、公共の場からホームレスをそのつど排除したり、抜本的解決なしにあちこちの福祉施設をたらいまわしにしていたときの方が、金がかかっていた
というのは、スウェーデンの新しい構想のところで書いた、「生活保護なんて、生活保護の給付金より、生活保護申請追い返し事務所の経費や職員の人件費のほうが高いわけで、行政経費を全部給付に回しちゃえば皆生活保護受けられる」というのに、似ていますね。
それに、犬を買うというのも、ニホンでは「わがままだ!」と、なりそうです。でも、それによって自信が取り戻せたり、孤独感が和らいたり生き甲斐になれば健康にも良いですよね。
他国での良き前例があるにもかかわらず見習おうとせず、その上、この真冬に2000万もかけて強制排除をするというのは、「お金の使い方が下手」という以前の問題のような気がします。
皆の幸せや満足感、生き甲斐などを基準にした街づくりをしてほしいですね。
その「皆」からはじかれる人がないように。

Dignity
尊厳
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この記事へのコメント
ジミントーの政策も、スコットランドのこういう例を勉強して、ゼロから再チャレンジしなさい、まったくもう。
最近は、単に侮蔑できるスケープゴートのような存在がほしいのか?国も民衆も。という疑念を持ち始めてます。
子どもの教育じゃなくて政府の教育を再チャレンジしてほしいやね。
子どもの教育じゃなくて政府の教育を再チャレンジしてほしいやね。
るかさん、
パリの大阪市の事務所を占拠したのはやはりno-voxです。サイトに報告記事がありました。英語でも読めます。
http://www.novox.ras.eu.org/site/spip.php?article97
パリの大阪市の事務所を占拠したのはやはりno-voxです。サイトに報告記事がありました。英語でも読めます。
http://www.novox.ras.eu.org/site/spip.php?article97
やつぱりno-voxでしたか。
サイトもあるんですね。ありがとうございます^^/
早速記事に追記します!
サイトもあるんですね。ありがとうございます^^/
早速記事に追記します!
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