2007-04-01(Sun)
♪桜の季節過~ぎたら
遠くの町に行~くのかい
桜のよ~うに舞散って
しまうのならばや~るせないるかっちの by fujifabricなブログへようこそ。ねぇ。。これからどうなるの。。ネットですくった脱力ニュースを2つ。釜パト活動日誌さん強制削除を許さないより 今日(3/30)、ついに2000人の労働者の住民登録が強制削除されました。
議論もなし、調査もなし、対策もなし。ないないづくしで手続きだけ強行されました。
事実上、野宿労働者など貧困のゆえに安定した住居をもたない労働者は、住民票を奪われ、選挙権を行使することもできなくなります。
明日告示をむかえる統一地方選は、貧困者を排除した明治時代の制限選挙となります。普通選挙は終焉し、投票用紙を金で買う時代をむかえたということです。
日雇労働者の一時金取り上げや、長居公園の強制排除に続く、日雇・野宿労働者を敵視するかのような関市政の暴挙を許すことはできません。
労働者らは明日から、奪われた住民票と市民権を奪い返す闘いに入ります。
明日はさっそく、市役所の釜ヶ崎出先機関である市立更生相談所との団体交渉が予定されています(15時から17時、港区民センター(JR、地下鉄弁天町))。
以下で、昨日の関市長の記者会見の様子を動画で見ることができます。
http://www.osaka-bbnet.jp/mayor/kaiken0328.html
以下は、西成区の内部調査の中間発表を報じた記事です。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/news/20070327ddf041040014000c.html
西成区の職員が解放会館などへ住民登録をすすめてきた事実を隠蔽する、悪質なでっち上げ調査です。
また、西成区内部の調査のみであり、釜ヶ崎地内での労働者への調査はしていない、不公正な調査です。
これが「国際人権都市大阪」を謳う大阪市の行動です。
見上げた「国際人権都市大阪」根性です
ね。
※関連記事吉林的生活にもの思ふ:大阪市の暴挙を許さないまた、こんな記事も。
旗旗さん世の中めちゃくちゃや!-中大で非正規雇用の労組員14名が逮捕!よりもう世の中めちゃくちゃや!法政大学の学生弾圧を上回る酷さ!立川や葛飾のビラ巻き弾圧に匹敵します。労働者が雇い主と交渉しようとしたら「建造物侵入」で逮捕だってえ!ほんまに調子にのるものええかげんにせえよ!
中央大学で労組員が一度に14名も警察に逮捕されました。とくに「暴れていた」わけでも何でもない。一方的に雇い止めにされた生協の女性パートが、労組として雇い主に交渉を求めただけ。そこを話し合うどころか、パトカー10台を呼んで「建造物侵入」で逮捕させたというもの。労働者が雇い主と交渉しようとしたら、「建造物侵入」で逮捕とは、、労働者の権利どころか、交渉する権利すらもないとは、
さすが、
行政による市民への人権侵害もOKの国!

ニホンはいつから
奴隷制になったのでしょうか?遠くの町へ。。海外へ逃亡じゃ。
「日本から」と言えば、
「難民」としてもらえるさ。
○大阪市へ抗議してくださる方はこちらに一覧があります。
吉林的生活にもの思ふさんの大阪市の暴挙を許さないには、抗議の電話をした際の対応が記録されています。ご参考になさってください。
「あ、選挙権は……ありません。」と平然と答える、市職員の態度に唖然です。
○中央大学へ抗議してくださる方はこちらに一覧があります。※関連記事(ホームレス)
ローマ市にある架空の「モデスタ・ヴァレンティ通り」
えげつないぞ大阪市!恥を知れ大阪市!
正しい民営化。NYのベッドに寝る権利
仏様の「屋根の下で暮らす権利」法案
フランスの「屋根の上で暮らす権利」?
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2007-04-05(Thu)
♪こんな力だけでは 心まで縛れはしない
るかっちの国の名はEAST ASIA
by nakajima miyukiなブログへようこそ。みなさん、「心」を学校でつくられたいですか?ぼくたちの心に成績つくでしか。。
道徳、「教科」に格上げ案 教育再生会議分科会が提言へ
2007年03月30日03時04分
政府の教育再生会議は29日の学校再生分科会(第1分科会)で、「道徳の時間」を国語や算数などと同じ「教科」に格上げし、「徳育」(仮称)とするよう提言する方針を決めた。
「教科」になれば、児童・生徒の「道徳心」が通信簿など成績評価の対象になる可能性があるうえ、教材も副読本でなく教科書としての扱いとなって文部科学省の検定の対象となりうる。ただ、反対論も予想され、再生会議での議論は過熱しそうだ
再生会議の1月の第1次報告を受け、政府は30日に教育関連3法案を提出する。5月に予定する第2次報告は法制改正によらない具体策も打ち出す方針で、道徳の教科化を盛り込む考えだ。参院選に向け「安倍カラー」を鮮明にするうえで政権側が後押しする可能性もあるが、第2次報告にどのような形で盛り込まれるかが焦点になる。
第1次報告では「我が国が培ってきた倫理観や規範意識を子供たちが確実に身につける」と提言しており、再生会議で充実策を検討してきた。(略)
また、主査の白石真澄氏(東洋大教授)は、成績評価の対象になるかどうかについて「議論していない」としながらも、「教科になるということは、いま絶対評価で1~5と成績がついているので将来的には成績判定がなされると思う」と語った。
ただ、白石氏は「戦前の修身のように先祖返りするのではなく、人としてどのように生きるか、他人をどう思いやるか。命あるものを尊重すること(を教えること)で環境教育にもつながる。全体主義になったり、右になったりするわけではない」と強調した。
一方、再生会議を担当する山谷えり子首相補佐官は、成績評価について「(徳育は)知識だけでなく、心のありようなので、1~5で評価できるかどうかは今後、十分議論されていくだろう」と述べるにとどめた。
文科省教育課程課によると、現在の学習指導要領上の「教科」は原則として評価の対象になっているが、必ず対象になるとは決まっていない。
再生会議が徳育を教科に格上げするのは「道徳の時間は取られているが、きっちり行われているかというと、先生方も熱心でない方もいるし、教材も充実していない」(小野氏)との現状認識からだ。(後略)「我が国が培ってきた倫理観や規範意識を子供たちが確実に身につける」と提言
この一文にあきれかえってでんぐり返ししそうになってしまいました。
まずは自分らからどうじょ!
命あるものを尊重すること(を教えること)で環境教育にもつながる。全体主義になったり、右になったりするわけではない
て、本当でしょうか。。あべっち政権を考えると、「お国のために死ぬのは素晴らしい」と感じる心を持つ子を作りたいような。。
1~5で評価できるかどうかは今後、十分議論されていくだろう
とのことですが、十分議論された結果、1~5で評価するようにされては困るっち!
再生会議が徳育を教科に格上げするのは「道徳の時間は取られているが、きっちり行われているかというと、先生方も熱心でない方もいるし、教材も充実していない」
からだそうですが、るかっちは「道徳」自体いらないと思っています。その替わり、「哲学」を導入して、「物を考える」「色んな角度からみる」ことを学ぶようにした方が良いと思います。
「道徳」と「哲学」の違いを簡単に言うと、道徳には「好ましい正解」があって、それは「政府」が決めた方よ。
ということでしょうか。。その上1~5で評価することになったら。。うあああうあう。
以前、脚本家の三谷幸喜氏が得意科目を「道徳」と挙げていましたが、それは、先生が喜びそうなことを言うのが得意だったからだそうです。
つまり、本心からの倫理観がそう言わせていたわけではないわけですね。
また、そういう子を「いい子」としてしまう学校や先生を揶揄した回答でもあったのです。
まず第一に、
「心の中」のことをどうやって「評価」するんでしょうね。
るかっちが小2の時、転校した先の小学校では反戦教育が盛んで、しょっちゅう戦中のフィルムを見せられていました。
(あまりに怖くて、私は数年間ニュースが見れませんでした。「明日から戦争が始まります。というニュースがあったらどうしよう。。と、番組間の5分のニュースでも耳を塞いだり、布団にもぐったりしていました。)
その、「いつものいやな時間」の時、戦死した兵隊さんが物のように山のように積まれているフィルムを見た瞬間ある男の子が「裸でやんの!」と笑いながら叫びました。
それを聞いた先生は、授業を中断して怒濤のごとく怒り狂ったわけですが、私はその子が本当にふざけて言ったのではないのを知っていました。
うまく説明できませんが、人間には、深刻なほど、残酷であるほど、心の防衛反応が働くといいますか、陰極まって陽となす。と言いますか、反対の反応をしてしまう心理があると思うのですが、その子の場合はまさにそれでした。
私は側の席だったので知っていたのですが、彼は笑い出すまで小刻みに震えて観ていたのです。彼は神経が鋭敏で繊細が故に、次々に見せられる死体や残酷な画像についに耐えられなくなって限界を超え、心が防衛反応を起こしたのだと思います。
しかし、先生にしたら、その子は「不道徳」と映ったわけです。怒鳴られている彼が本当にいたたまれなかったのを覚えています。
私はその時、人の評価ってあてにならない。先生だからってすべてがわかっている・知っているわけじゃない。ということを知りました。
心の中で彼は、「戦争は絶対にいけない」と思っていたことと思います。
もし、「教科」になってしまったら、心の中の「繊細さ」は評価されず、表に出てしまった反応のみで評価されてしまうのでしょう。
ミスタ売国小泉鈍一郎は「鈍感力」が大切と言いましたが、彼のように鈍感で人を騙すのが上手な人間は5の評価を貰えるのかもしれません。
「従軍慰安婦が強制された証拠はない」などという心の鈍感なあべっちが、我が国が培ってきた倫理観や規範意識を子供たちが確実に身につけるために、心を評価しようとは。。

この国が沈みきるまで、
あとどのくらいでしょうか。。
うきわはいるでしか。。
※関連記事
イギリスでは低賃金労働は「奴隷」