いろいろ思ったことをぼちぼちと。さまざま感じたことをつらつらと。
ローマ市にある架空の「モデスタ・ヴァレンティ通り」
2007年03月02日 (金) | 編集 |
♪汚れた世界に 「悲しさ」は響いてない
 どこかに通り過ぎてく ただそれを待つだけ
                  by yen town band

人々の悲しみに鈍感になって傍観しちゃうような世の中は「汚れた世界」なのよぉっ!そうなんないためにも、るかっちは必要に応じてねこパーンチ!なブログへようこそ。

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時間が経つのは早いですね。この間お正月だったのに、もう3月。この世に生まれたのが昨日のように感じます。嘘です。

うまれたて。。?

こちらは本当の架空の話。

イタリアのローマには、「モデスタ・ヴァレンティ通り」という、架空の住所があります。

2002年1月にローマ市は、ホームレスの人たちの住所、架空の「モデスタ・ヴァレンティ通り」を創り、そこへ登録することで福祉サービスの受給や公民権の行使ができるようにしました。


架空の住所でホームレスの人たちを救済 より一部抜粋

 例えば 40歳のアリエテさんは、イタリア国営放送局で電気技師とした働いていたが、そううつ病を患って仕事も失ったという。

ところが住民登録をなくしたために、社会保険の登録も失効し、精神科の医者にもかかれなくなってしまった。

それがヴァレンティ通りに住所を移したお陰で再び精神科医の受診を受けられるようになり、保護施設で部屋も得ることができるようになったという。さすがはイタリア人だと思う。

四角四面の対応で、がんじがらめの規則の枠組みでしか考えない日本の自治体当局とは大違いである。(省略)

 ローマの経験から学び、ホームレスの人たちの諸権利守られように、私たちも声をあげるべきだと思う。架空住所の試みを提案したカトリックの慈善団体は、「『住所の落とし穴』が行政の責任逃れを許していた」と言っている。(抜粋終わり)

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 Un luogo fittizio.
 地図にない場所



一方、ジャポーネでございますが、今まで、あいりん地区にいるホームレスの人たちは、「釜ヶ崎解放会館」などに住民登録をしていました。しかし、大阪市がまた悪政を働くとの情報が!

大阪あいりん地区大量住民登録 市、2700人に抹消予告書 住所届け出来月2日期限

 大阪市西成区・あいりん地区の大量住民登録問題で、市は「釜ヶ崎解放会館」など3施設に住民登録している約2700人に対し、3月2日までに実際に住んでいる場所を届け出ない場合、登録を抹消することを決めた。

市が、届け出の期限を示すのは今回が初めて。23日に予告文書を郵送する。事実上の最後通告に労働者らは「市は代替措置を示すべきだ」と批判、新たな混乱も予想される。

 西成区はこれまでに、登録者あてに催告書などを3回郵送し、実際の居住地を届けるよう促してきた。問題が発覚した昨年12月から約1000人が住民票を移転するなどしてきたが、20日時点で、労働組合や支援団体の入る釜ヶ崎解放会館に2587人、労働者を支援しているNPO法人と社会福祉法人の2施設に計96人が、それぞれ住民登録している。

 同区によると、住民登録が抹消された場合、雇用保険被保険者手帳(白手帳)の新規交付を受けられなかったり、年金用の口座開設ができなくなったりすることもある

さらに、4月にある市議選や府議選など地方選挙で投票できなくなり、4か月後には選挙人名簿からも抹消される、という。

 このため、労働者や支援者は「長年、登録を黙認してきた市にも責任がある」「抹消は人権侵害だ」などと反発を強め、住民票の再登録を促す文書を段ボール箱に入れたまま区役所に突き返し、市に方針の撤回を訴える署名を提出している。

 同会館に入る支援団体の男性は「一方的な方針の押しつけ。市は説明責任を果たすべきだ」と憤っている。



3月2日までに実際に住んでいる場所を届け出ない場合、登録を抹消することを決めた。

本日です!

実際に住んでいる場所。。。それが公園では受理されないし、実際に住んでいる場所がないから、「釜ヶ崎解放会館」などに仮の登録しているのです。

だのに、認めませんよ。選挙権もありません。さんざん払って来た年金もあげません。生活保護だってもちろん無理です。知りません。と実質大阪市は言っているということですね。

失業対策、貧困対策をしてこなかった行政のつけは、住所を持てない日雇い労働者が負え。ということですね。

てーことは、

市民の権利を守る。

という市の義務を放棄ですね、大阪市!


住所がないということは、福祉サービスや公的な支援が受けられなくなるだけでなく、就職しようにもできません。

一度ホームレスになってしまったら、そこから抜け出せないことを意味しているわけです。

自立自立、と言っておきながら、行政自らアリ地獄に突き落としてその道を断つ。

レッツリピート!

憲法第25条

1. すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

2. 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。


国際人権規約(日本は79年に批准)

「第11条(相当な生活水準についての権利)

1 この規約の締約国は、自己及びその家族のための相当な食糧、衣類及び住居を内容とする相当な生活水準についての並びに生活条件の不断の改善についてのすべての者の権利を認める。締約国は、この権利の実現を確保するために適当な措置をとり、このためには、自由な合意に基づく国際協力が極めて重要であることを認める。」
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憲法第25条は「生存権」の根拠になっています。この憲法違反規約違反をいとわない暴挙に断固として抗議します!

悪政極まれり。。

ちょっと朗報。

日雇い・野宿労働者たちが行った、弁護士なしの本人訴訟で、
昨日3月1日大阪高裁は住民登録削除差し止めの仮処分を決定しました!詳しくはこちら(ブログ「旗旗」さん)

でもでも、市は「消除するか否かを含め、改めて検討する」と言ったきりで、まだまだ油断はできません。

ブログ「旗旗」さんでは連日特集が組まれています。リアルタイムな情報が得られますので、ぜひぜひお読みください。
(野宿や日雇いの方々の「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」「決定は全員参加の直接民主制」の精神を知ることができます!)
また、「旗旗」の耕助さんはこう書かれています。

この問題に心をよせてこられたすべての皆さん!

よるべなき不安定雇用の仲間たち!「身勝手」「ニート」と蔑まれながらも懸命に長時間労働に耐えるワーキングプアの皆さん!

携帯電話だけを命綱にネットカフェで一夜を過ごす若者たち!DVなどの様々な事情で今いる所に住民票を置けない皆さん!

全人口の3割を超えようとしている皆さん方はもはや決して「少数派」ではないのです!今やこういう貧困層の若者たちが、続々と日雇い・野宿者の運動に合流してきています。

 今、大阪市役所まえにいる100数十名の仲間たちは、まさしくこういった全国の「持たざる者たち」の代表なのです。


抗議してくださる方はこちらへお願いします。

西成区役所住民情報課(辻元課長代理)
             電話・06─6659─9788

大阪市役所・市民局    電話・06─6208─7311
             FAX・06−6202─7073

大阪市役所・市長室秘書課 電話・06−6208−7231
             FAX・06−6202−6950

大阪市長への意見送信フォーム
      http://www.city.osaka.jp/shichoshitsu/iken/index.html


もっとする!という方はこちらへ


TBくださった吉林的生活にもの思ふ:大阪市の暴挙を許さないさんには、抗議の電話をした際の対応が記録されています。ご参考になさってください。
「あ、選挙権は……ありません。」と平然と答える、市職員の態度に唖然です。


激励はこちらへお願いします。

○釜ヶ崎解放会館
 TEL 06-6631-7460 FAX 06−6631−7490
 大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23

○失業と野宿を考える実行委員会
 iryouren@air.ocn.jp
 TEL・FAX 06‐6647‐8278
 大阪市西成区太子2−1−2 釜ヶ崎医療連絡会議内
 カンパ振込先 郵便振替口座00940−5−79726
 加入者名 釜ヶ崎医療連絡会議
 (野営行動カンパなどと明記下さい)


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