いろいろ思ったことをぼちぼちと。さまざま感じたことをつらつらと。
手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)
2007年02月23日 (金) | 編集 |
up.jpg世界に名だたる人権後進国。逆行街道まっしぐらのニッポンよどこへいく。しっかりするんだジョー!追加キャンペーン!

とそこへこんなニュース。
               しっかりね。

死刑禁止を盛り込んだ憲法改正案承認 フランス上下両院
2007年02月20日10時11分

 仏上下両院は19日、パリ郊外ベルサイユで両院合同会議を開き、死刑を禁止する条項の追加などの憲法改正案を承認した。フランスは81年に死刑を廃止したが、憲法に盛り込むことで将来の死刑復活を封じるのがねらい。

 憲法に追加されたのは「何人も死刑に処せられない」という条項。両院の854議員が採決に参加し、賛成828、反対26で、憲法改正に必要な投票議員の5分の3以上の賛成で承認された。仏政府は今後、死刑廃止を定めた国連人権規約議定書も批准する方針。

 このほか、大統領は在職中は刑事訴追されないかわりに、職務を離れた時は免責特権がなくなることを定めた条項も憲法に加えられた。


ランでは死刑永遠放棄したようでございます。


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 C'est au revoir a jamais.
 永遠にさいなら 
by仏語翻訳


方やぽんは、凶悪犯罪は減っているにも関わらず、死刑確定囚は増加の一途をたどっています。

以前ならば、死刑にならないケースでの死刑判決が増加し、私は支持した覚えはまったくないのですが、政府の言い分の1つとしては「国民の支持」によって拍車を掛けている模様です。

[ 被害者遺族の心情を考慮して。は本当か]

被害者遺族というのは一様ではないのですが、どうもマスコミによって、被害者遺族というのは一様に「極刑を望むもの」と思い込まされ、加害者への憎しみを煽り、国民全体が極刑を支持することが「正義」のような感がありますが、実際は、被害者遺族だって多様なのです。

「被害者遺族の心情を考慮して」とはいうものの、実際に考慮される心情とは、裁判官や国にとって都合の良い「極刑を望む」だけであり、「死刑にはしてほしくない」「対話をしたい」「金銭的な補償がほしい」等は、無視され、それどころか、何1つかなわないまま、処刑されてしまうこともあります。

つまり、「被害者遺族の心情を考慮」などというのは、全くの欺瞞であり、それどころか、「極刑」の責任を被害者遺族に押し付けている面があるということです。

また、厳罰化は国にとって都合の良い対応である。という事実を考えると、加害者への憎悪をマスコミが煽るままにそれに乗ってしまっては、為政者の思う壷ということもあり得ます。例えば、NYの9.11で、ニホンがイラク侵略戦争に加担させられたように。

犯罪被害者遺族の方の気持ちを考える。とは、どういうことなのか、以下のページをぜひぜひ読んでみてください。

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

また、女子リベ  安原宏美--編集者のブログさんより

************抜粋開始(着色私)**************

政府や人に対する信頼感が比較的高い国、あるいは経済的格差が少ない国弱者に優しい国ほど刑務所人口も少ないし、厳罰化に向かわないそうです。

*************抜粋終わり********************

つまり、厳罰化へ向かう国というのは、社会の歪みを個人へ押しつけることで済まそうとする、厳罰化で楽をしたい国といえるのでしょう。

ラン出生率が2.1を上回ったのは、国に対する信頼感があるからでないか、ということを書かれた竹下節子さんの記事をフランス社会とホームレスに載せましたが、「国に信頼感を持てない事」厳罰化にも少子化にも関係がある、というのは興味深いです。

少子化も改善され、憲法で死刑が禁止されたランは、
「国民にとって信頼足りうる国」と呼べるのかもしれません。

ぽんは、言わずもがな、でございます。

また、この安原宏美さんは、実際犯罪被害者家族でもあるそうなのですが、はっきりと、経済的な補償の方が助かる旨書かれています。

なんと、被害に遭って病院へ行っても、医療費の請求は被害者へ来ます。障害を持つことになっても、そこで掛かる膨大な医療費も被害者が負担するのです。
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国民がこぞって「死刑」や「厳罰化」を支持するだけで、被害者遺族の為になっている。と考えるのであれば、それは改めた方が良さそうです。

                                 この国って怠慢。。

デジャヴか! の冤罪死刑囚についてのお時間です。

明らかに冤罪だと言われている事件でも、なぜ再審が通らないのか。それを考えてみたのですが、こういうことかな?と。

どのケースも、再審されたならきっと無罪になるでしょう。とすれば、他にも冤罪はあるのではないか。今までだって、それで処刑されてしまったケースもあるのではないか。死刑制度やばくね?

と、なるのが死刑を推進したい国にとっては怖いのかな?と。
再審しなくても、冤罪死刑囚のことなど、世間の認知度は低いし、さっさと処刑してしまえば、知られないまま国の権威も保てます。

しかし、再審してしまえば、衆目を集めてしまうことになるのです。それを恐れているのではないか、と。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがたくさんあります!
以下はそのうちの2つです。ぜひぜひお読みになってください。

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部

無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会


※関連記事

保坂展人のどこどこ日記
フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

村野瀬玲奈の秘書課広報室
2007年フランス、「改憲」の瞬間 (死刑廃止)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

私の死刑考

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。