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2007-02-01(Thu)

行政はこっち向いて!

行政は誰のためにあるの?実際してることって何なの?ちゃんと市民の方向いてよね!人権尊重してよね!人間の尊厳て何かわかってるの?追加キャンペーン!

わたしはタリに詳しいはずだったのですが、愛国心はあるさ。ありますとも。あるからより良い国になってほしいのだーだから外国と存分に比べさせてもらいまーすキャンペーン!において取り上げる率は圧倒的にフランスが高くなっております。汗。ポカリ。

「相対的理想国」との称号を授与でございます。

んで、ソウル・ヨガ(イダヒロユキ)さんの記事
長居公園のホームレス排除を強行する大阪市

で、知ったのだけれど、大阪市は2月5日、長居公園のホームレスを排除する事を決定したそうだ。

asahi.comにありました。

長居公園の野宿者に「代執行令書」交付へ 大阪市
2007年01月29日

 大阪市は30日、今夏の世界陸上の会場となる長居公園(同市東住吉区)に暮らす野宿者に対し、退去に応じなければ、2月5日にテントや小屋を撤去するとした「代執行令書」を交付する。

年度内に園内の散策路や街灯の設置工事を完了させるには、これ以上、待てないと判断した。代執行令書ではあわせて、1物件あたり10万円の撤去費用の支払いも求める


なんじゃ、そりゃ!

あ、しつれい、、。


 市によると、対象となる野宿者は10人で、テントや小屋は計14。ただ、3人はこの1年ほど所在が確認できず、1人は月内に退去する意向で、最後まで応じない姿勢を示しているのは6人だ。

 一方、同公園の野宿者らでつくる「長居公園仲間の会」は29日、撤去に反対する署名約2400人分を新たに市に提出した。反対署名は計約5千人分になった。

それについて、イダヒロユキさんはこう書いている。

*************以下抜粋(着色は私)***********

街中に、多様な文化、多様な人々が存在するようなまちが、私はいいと思っている。公園を占拠するようなやつは排除しちまえ、というこの余裕のなさ、寒い中、ダンボールやテントで寝起きするということへの同情もなく、汚らわしいものをみるような視線とは一体何なのか。

大阪市の職員は、ひどい仕事は拒否すべきではないのか。その日、不当な仕事を命令されたら拒否するか、それができなくても休めばいい。「命令だから、仕事だから」と、悪事に加担するのは、個人の責任が問われることだと、皆が自覚すべき時代だと思う。

*************************************

ホームレス文化 というようなものについては、『現代思想』2006年8月号参照。公共の場所にテントで生きるというようなことは、本当にそんなに排除すべきことだろうか。スローに生きるというような点でも、現代の物質第一・優勝劣敗社会への対抗として、大事なメッセージを出しているのではないだろうか)

*************抜粋おわり***************

まったくもって、同感でございます。
文中にもあるように、文化があるのです。
築かれている尊い人間関係もあるのです。

詳しくは、大阪市にも提出されたSさんの弁明書をお読みください。

釜パト活動日誌: 2月5日、長居公園強制排除より以下抜粋

*************現在の状況(着色私)*************

長居公園仲間の会としては、これまでと同様に行政に対し「争いではなく、話し合いを。生きていくための移転先・代替地の提示を。脅迫まがいの説得ではなく、排除に向けた手続きではなく、野宿者対策の不十分さを解決するための話し合いを」とぎりぎりまで求めていきます。

**********************************************

今日は大阪市に、1月以降これまで届けられた2342筆の署名を提出し、これで通算5100筆の署名を届けました。

1月以降は「長居公園の野宿者を応援する市民の会」が立ち上げられ、長居公園内で署名集めに取り組んでくださいました。1月以降に集めた署名のうちの約500筆は、公園周辺の地域住民の方や一般の公園利用者から集まったものです。

ぼくらは地域の反応はもっと厳しいものだと思っていたので、とても驚き、感激しています。近所の教育関係の方と話す機会があったのですが、「周辺住民の大多数が排除に賛成だとは思えない」との言葉をいただいています。

 一方で市に届けられた長居公園の野宿者に関する苦情・要望の類を情報公開請求により公開を求めたところ、5年間で30件(一人の人が複数回要望したものや、長居プールの所長や長居植物園の所長など市の「身内」のものも含んでいます)の「苦情・要望」があったことがわかりました。

大阪市が「地域からの苦情・要望」を排除のひとつの理由とする根拠は、これ「だけ」です。テント村が排除されたら、地域の偏見や誤解を解消する機会すらも奪われてしまいます。

*************抜粋おわり*************************************

これだけ読んでも、大阪市がまったく市民の方を向いていない。というのがはっきりわかります。

抗議してくださる方は、こちらへ

大阪市経営企画室        電話・06-6208-9720 
大阪市ゆとりとみどり振興局   電話・06-6615-0614
                FAX 06-6615-0659
大阪市市民局 市民部 広聴相談課 電話・06-6208-7333
                FAX:06-6206-9999
大阪府警察本部         電話・06(6943)1234


dsc01236.jpg2006年1.30に 靭・大阪城公園で強制撤去が行われた時には、その1週間後に大阪での野宿者強制排除をランのNo-Voxという団体が日本に抗議!しました。

ランのNo-Voxについては、当ブログを紹介してくださいました^^/
FRENCH BLOOM NET-DATA BASEさんの
週刊フランス情報 22‐28 JANVIERに詳しく書かれています!

海の向こうの人たちも抗議したというのに、、。
大阪市の顔はどこに向いているんでしょう。

市民に向いているフランスでは
「屋根の下で暮らす権利」法案提出ですよ!

5,000人もの人が反対の署名をしてるんですよ!
大阪市はどこに向いているんでしょう。

mumin.jpg大阪市はムーミンみたいに、


こっちむいて!





260px-Flag_of_France.svg.png


 Le monde est unite.
 地球は一つ。 by仏語翻訳


行政はこっち向いて!のつづきはこちら

※ご参考に

仏様の「屋根の下で暮らす権利」法案

フランスの「屋根の上で暮らす権利」?

本田哲郎神父 「痛みの共感」から真の連帯へ

釜ヶ崎の本田神父を訪ねて

釜パト活動日誌 1.30 靭・大阪城代執行弾劾!
われわれは、この日を決して忘れない。


人間の尊厳を記念する ホームレスのクリスマス・イブ

「ドンキホーテの子供たち」のサイト(映像あり)



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2007-02-02(Fri)

働け働けのニホンと眠れ眠れのフランス

みなさーん。良い睡眠取れてますか?私は取れてませーん。どこぞの政権のお陰で毎日うなされてまーす。アングリー?そうだっ、政権交代しよう!追加キャンペーン!
dscn0106.JPG.jpg
フランス情報ブログと化しております、るかっちのジャポンを変えようブログへようこそ。
相対的理想国」フランスの情報を今日もいってみよう!


asahi.com
「国民よ、もっと眠れ」 仏政府が安眠促進キャンペーン

 フランス政府は29日、国民の3人のうち1人が寝不足だとして、職場でのシエスタ(昼寝)奨励や睡眠に関する研究の促進などを盛り込んだ「安眠アクションプラン」を打ち出した。

 ベルトラン保健相は記者会見で、寝不足の人のうち全人口の約6分の1にあたる1000万人の国民が睡眠不足に起因する疾患になる危険があると警告。「交通事故の2割は眠気と関係ある」「睡眠不足が学校での落ちこぼれに結びついている」などと指摘した。

 さらに同相は「眠気について語るのをタブーにしてはいけない」と述べ、職場で15分間の昼寝をとる試みへの参加を企業に呼びかけた。

 仏政府は安眠の効用研究や周知に今年、予算700万ユーロ(11億円)を計上。子どもも十分な睡眠をとるべきだとして、今後3年間に1000カ所の託児所と幼稚園の防音を強化するという。

フランスは1982年以降法定労働時間を35時間に定められているが、労働時間を週32時間へ短縮した企業については、デクレで定められた一定額だけ軽減額が割増される制度がある。

片やジャポンの労働時間は欧米と比べて長く、異常な長時間労働となっております。

年間総労働時間(製造業)

日本   175時間 +サービス残業

アメリカ 1929時間
イギリス 1888時間

ドイツ  125時間
フランス 138時間

ドイツやフランスより
美しい国ジャポンは年間450時間も長ーい

その上、ホワイトカラーエグゼンプション。残業代ゼロ法案。過労死促進法案を通そうとしているジャポンでございます。

経団連が推進してるのからして、残業代払わないでもっと働かせようって魂胆がみえみえですが、

眠る時間があるなら働け!ってな感じですね。

ヽ(^▽)ノ アハハハハハハハハハハ(壊)
060512_3b.jpg

目、真っ赤じゃぽん。

ジャポンは眠れないんですってうぃ。

それはお肌にわるいじゃぽん。。



「同相は職場で15分間の昼寝をとる試みへの参加を企業に呼びかけた」

とあるけれど、労働政策審議会労働条件分科会委員、奥谷禮子氏はこう言っております。

ミセス奥谷said
過労死まで行くというのは、やはり本人の自己管理ですよ。(仕事)をストップするというのも。はっきり言って、労働者を甘やかしすぎだと思います。


企業が労働者を気遣うのは「甘やかし」だそうです。

政府がこういう考えの方を支持しているから、奥谷氏は労働政策審議会労働条件分科会委員になっているわけです。

医療費を減らしたいジャポンのはずですが、病気になりそうなホワイトカラーエグゼンプションは実現させたいようです。

ということは、病院に行かずに過労死しろ、ということでしょうか。あ、政府がしたいのは過労死合法化だった!

ジャポンは
ホームレス「屋根の下で寝る権利」を保障していませんが、

ホームありの「屋根の下で寝る権利」も剥奪したいようです。



260px-Flag_of_France.svg.png

 Sommeil×3 Il ne viendra pas "demain."
 眠れ 眠れ 眠れ もう朝は来ない
          (c)okuda tamio. 


※関連記事

仏様の「屋根の下で暮らす権利」法案

フランスの「屋根の上で暮らす権利」?

日本と外国人とデモとフランス

2007-02-03(Sat)

長居公園の強制排除に反対する要請書

mumin.jpg大阪市はムーミンみたいに、

こっちむいて!

キャンペーン!モア・アンド・モア


行政はこっち向いて!のつづき

以下の要請書に賛同される方は以下のフォームよりお送りください。
要請書に賛同する専用メールフォーム


ひびのの主張よりひびのまことさんの要請書を転載させていただきます。(着色私)




長居公園の野宿者やテント村の強制排除(強制代執行)に反対する要請書を、1月29日に大阪市長宛に郵便で送付し、同時に市長室秘書課宛にFAXしました。

 もともとは私一人で出そうかと思っていた要請書なんですが、せっかくなので一緒に出す人はいないかなと思ってこのサイト他で少しだけ呼びかけをさせてもらいました。人数を集めることにはあまりこだわらなかったのと、「急いで出さなきゃ」と少し焦ってしまったため、私のサイトに載せてから24時間もない中で連名を締め切ってしまったのですが、結局9名の連名で出すことができました。

 今日の報道によると、残念ながら強制代執行の予定日が2月5日(月)に決まったようです。締切後に要請書に賛成の意志を示してくれた方もおられますので、せっかくなので、引き続き2月4日(日)の24時まで、要請書に賛同される方を募集します。お名前を出しても構わないという方は、是非メールフォームでご連絡下さい。

 なお、こういった意見はいろんな立場の人が自分の立ち位置から直接訴えて行く方が、一つの声明に人数をまとめるよりもいい場合もあります。ご自身で要請などをされる方は、以下の宛先にされるといいと思います。
●郵送
〒530-8201 大阪市北区中之島1-3-20 大阪市長 關 淳一

●TEL&FAX
Tel 06-6208-7231 Fax 06-6202-6950 (市長室秘書課)

-------------
要請書
大阪市長 關 淳一様
 初めまして。
 私たちは、性的マイノリティーの権利のために活動する個人です。
 今回、大阪市が、長居公園テント村の強制排除をしようとしていることを知り、大きな危惧を抱き、本状を差し上げることにしました。

【性的マイノリティーに対する大阪市の方針】
 關市長は、昨年10月に行われた「関西レインボーパレード」に際して、メッセージを寄せられました。そのメッセージで關市長は、多くの性的マイノリティーが「社会的な偏見」にさらされている事を認め、性的マイノリティーがパレードを通じて、個性を尊重し、多様性を認める社会を実現することを応援されました。

 またパレード直前には、ダブルの部屋に男性が2人で宿泊するのを拒否した市内のホテルに対して、旅館業法(宿泊させる義務)違反にあたるとして、大阪市保健所が営業改善を指導するということもありました。

 さらに、大阪市の創造都市戦略策定プロジェクトチームが昨年発表した「事業提案-中間報告資料」では、「本当に人にやさしいまち大阪」という項目があり、「行政が多様な人の生き方を積極的に認める姿勢を打ち出す」という目標の下、「多様な生き方に現在の法律が追いついていない様々な結婚の形態を行政の代表である市長が祝福することによって、市民のそれぞれの生き方の選択肢を積極的に行政が認めていく姿勢を示す」と明記されています。結婚にこだわる点では難があるとはいえ、性的マイノリティーを肯定する明確な方向性を感じることができます。

 こういった大阪市の姿勢は、長く社会的な偏見にさらされてきた性的マイノリティーにとって、とても心強いものでした。法律を口実にして少数者を差別するのではなく、逆に法律の範囲を超えて人権を広げていく立場に行政が立つことは、とても素晴らしいことであると共に、行政が本来果たすべき役割でもあります。

 行政の中には、例えば石原東京都知事が、オリンピック招致のため「新宿2丁目は美観とはいえないため、新たな条例を作り、規制をかけるつもりだ」などと述べている例もあります。性的マイノリティーが創り上げてきたコミュニティーや空間・文化を攻撃しようという首長もいる中で、大阪市の方針は、性的マイノリティーにとってのみならず、本当に多様な人々にとって魅力的なものなのです。

【野宿者に対しても想像力を】
 しかし私たちは、性的マイノリティーに対しては想像力を持ち、人権擁護の立場から接していこうという大阪市が、長居公園の野宿者に対して、世界陸上大阪大会のために強制排除という方針で臨むということに、失望を感じざるを得ません。これではまるで、オリンピック招致のために新宿2丁目を規制しようという石原知事と同じではありませんか。

 「多様な人の生き方」の中には野宿生活をする人は含まれないのでしょうか。「多様な生き方に現在の法律が追いついていない」という言葉は、そのまま野宿生活を強いられている人たちにもあてはまるのではないでしょうか。定職も定住する家もない状況に置かれた人たちが、自分たちの努力でやっと創り上げたコミュニティーである長居公園のテント村を、大阪市が敢えて強制排除するということは、「国際人権都市大阪」の名には相応しくありません。

 万が一大阪市が強制排除に至るようなことがあれば、それは野宿者に対する社会的偏見の上にあぐらをかいた暴挙です。若者による野宿者襲撃が全国で問題になっていますが、強制排除は、法律を悪用して野宿者を襲撃することに他なりません。

【野宿は人ごとではない】
 また、性的マイノリティーにとって、野宿は人ごとではありません。性別のあり方が典型的なそれとは異なっているということで、職場で差別を受けたり、不当に解雇されたり、もしくはそもそも雇用の段階で切られるということは、実に頻繁にあることです。典型的な男性や女性ではない人を、一体どんな職場が進んで受け入れてくれるのでしょう。残念ながら今の社会に於いては、性的マイノリティーであることで、安定した職に就けない人が沢山いるのです。

 だからこそ、野宿者を強制排除するような大阪市の方針は、性的マイノリティーにとっても脅威だということを知ってください。それは、もしかすると明日の私たちに対して向けられるものであるかもしれないからです。

【要請】
 私たちは、性的マイノリティーに対して人権尊重の立場から努力されている大阪市が、性的マイノリティーに対して思いを馳せているのと同じような態度で、野宿者に対しても接することを望みます。

 もし本当に大阪市が性的マイノリティーの人権を守ろうと考えるのであれば、野宿者に対する社会的偏見とも闘うことが必要です。法律を口実にして野宿者を強制排除するのではなく、逆に法律の範囲を超えて野宿者の権利を広げていく立場に立つことが、大阪市には求められているのです。

 私たちは、まず何より大阪市による野宿者の強制排除に反対し、長居公園テント村の存続を求めます。そして、野宿者を始めとする社会的マイノリティーを含む、全ての人に生きやすい政策をとられるよう、求めます。

 お忙しいところとは思いますが、「本当に人にやさしいまち大阪」を創るためにこそ、ご検討いただきますよう、お願い申し上げます。

2007年1月29日

 遠藤まめた(大学生 Rainbow Collegeメンバー)
 河野なお(学生)
 篠宮早苗(元大阪市在住者)
 竹上 幸(学生)
 Toppie!(ジェンダークィア活動者 / A-menace collective / 「持たざる者」の国際連帯行動)
 ひびの まこと(京都★ヘンナニジイロ祭スタッフ / 関西クィア映画祭実行委員)
 水上伸子(成人 選挙権あり)
 他匿名2名
 (50音順)

(※実際の要請書には9名の連名で出しました。ネット掲載時は、本人の意向により2名を匿名にしています。)

(追加意見)
 障害者が、本人の収入に見合わない介護費を負担させられ(介護費を負担させることにも疑問はありますが)、世帯を同じくする家族の収入も本人の収入とみなし強引にセケンの「自立」に組み込むことは、障害者や、共に生きる人をとても生きにくくします。

 母子家庭の生活保護が打ち切られることになりましたが、母子家庭で障害者と共に生きている人の生活はとても厳しいです。そのような生き辛い状況では、野宿というのは例外ではありません。他にも、自分の意志に反して様々な理由で野宿せざるを得ない障害者、や近しい人がいます。

 私は障害者と共に生きる者で、幸いにも悪法である自立支援法の施行された現在でも生活できています。また、家族の障害認定(勝手に決めんな)も重度なため負担額も軽いです。が、このように制度によって分け隔てられ、障害者や、共に生きる人をも分断する制度に反対します。

 その立場と、性的マイノリティーへの差別を反対する立場から、この要請書に署名しています。(河野なお)

●代表連絡先

(※実際の要請書には、ひびのの住所と電話番号、E-mailアドレスを記載しました。ネットでは省略します。)

【資料】
「創造都市戦略策定プロジェクトチームによる事業提案-中間報告資料-」(PDF:1,418KB)



yonde.jpg
「国際人権都市大阪」は1物件あたり10万円の撤去費用の支払いも求めるそうです。
以上の要望書に賛同される方は以下のフォームよりお送りください。

要請書に賛同する専用メールフォーム

             ちゃんと読んでね

※関連記事

行政はこっち向いて!

フランスの「屋根の上で暮らす権利」?

仏様の「屋根の下で暮らす権利」法案

本田哲郎神父 「痛みの共感」から真の連帯へ

釜ヶ崎の本田神父を訪ねて

釜パト活動日誌 1.30 靭・大阪城代執行弾劾!
われわれは、この日を決して忘れない。


人間の尊厳を記念する ホームレスのクリスマス・イブ

「ドンキホーテの子供たち」のサイト(映像あり)



2007-02-05(Mon)

植草さん国策逮捕の可能性新聞に載る!

みなさん。鬼は~外。福は~内!ってしましたか?るかんちはしました~。でも今のニホンてまともな学者をはめたりしちゃって福は~外!って感じですよね。こんな国ってどうよっ。追加キャンペーン!
keijiban.jpg
情報を知った時に記事にすることができず、遅れてお送りするのが良いところ。るかっちの時差ありブログへようこそ。

なななななんと、
植草さん国策逮捕の可能性が新聞に載りました~。数日前!
                     えっっ「冤罪」!
んで、その記事をテレビ朝日が放送しました~。

詳しくは神州の泉さんの
テレビ朝日が植草氏の国策逮捕疑惑を放送!!!
テレビ朝日が紹介した記事
植草氏をガードしよう へ、レッツ号ー。


nikkansports.com 元フォーブス支局長「植草被告陰謀説」

 電車内で痴漢行為をしたとして公判中の元早大大学院教授植草一秀被告(46)に1日、思わぬ“援軍”が現れた。米経済誌「フォーブス」の元アジア太平洋支局長のベンジャミン・フルフォード氏で、植草被告が大手銀行をめぐる、政府関係者、外資が絡んだ巨大インサイダー疑惑を追及していたことで狙われ「国策逮捕」された可能性が高いとの見方を示した。同氏によると、植草被告は3月にも同疑惑の告発本を出版するという。

 多くの著書で日本の暗部に切り込んできたフルフォード氏は、植草被告の痴漢逮捕事件にも強い関心を持ち先月末、同被告に会ったという。取材に応じた同氏は強い口調で「私も最初は『懲りない人』だと思った。しかし、周辺の状況を取材してみると、あまりにもおかしな偶然が重なっていることに気付いた。今は、彼は国策捜査で逮捕された可能性が高いと考えている」と話した。

 同氏によると、植草被告は政府関係者、米ファンドなどが絡んだ大手銀行株をめぐるインサイダー取引疑惑について調べていたという。「国策逮捕」の背後には、その疑惑が公開されることを恐れる米国関係者や政府関係者がいると推測しているというのだ。

 同氏は「(植草被告は)この疑惑についてネットで書いた直後、痴漢容疑で逮捕された。また逮捕時、疑惑の告発本を出版しようとしていた。さらに最近、この疑惑を調べていた国税庁関係者が植草被告に似たわいせつ事件で逮捕され、疑惑に関連する記事を書いたある記者が直後に不審死した。この疑惑にまつわる『偶然』があまりにも多過ぎる。非常に怪しい」と続けた。

 植草被告はこの疑惑に関する告発本を3月にも出版する意向を同氏に明かしたという。植草被告は逮捕直後自殺を図ったとされるが、同氏は「彼は私に『自殺するつもりは全くない』と言いました。自殺に見せかけて殺されることを恐れているからです。彼は日本の経済の裏を暴くことをあきらめていません」と話した。

 フルフォード氏は自身の公式ブログに「もし彼(植草被告)に何か起これば、アメリカの息がかかった勢力だと思ってください」とまで書いた。同氏も3月ごろ、この疑惑をテーマとした本を出す意向で「この件は、今までで一番危ない取材と感じている」と話した。果たして植草被告の「大逆転」はあるのか?


このまま風向きよ変われ!

ぴゅう~。


keijiban.jpg
※関連記事

植草さん冤罪事件の本出版!

      
       「冤罪」ってなんて読むの。。
        

「植草事件の真実」はこちら

※植草事件については、以下のページへレッツ号ー!

神州の泉

晴天とら日和「植草さんに思うこと」シリーズは大作です!

AAA植草一秀氏を応援するブログAAA

一秀くんの同級生のブログ

国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」
でも何度も取り上げられ、詳しく検証されています。

雑談日記(徒然なるままに、。)

★マチコの日記ー「こんな女に誰がした…。」★

不動産鑑定士半兵衛の権力との闘い



2007-02-06(Tue)

大阪市強制代執行とフランスのホームレス事情

「美しい国」の「国際人権都市大阪」がその名にふさわしく人権侵害をやってのけてくれました!こんな嘘っぱちだらけの国ってどうよっ追加キャンペーン!

kamapat-2007-02-05T09-32-05-1-thumbnail2.jpgひびのまことさんの要請書に賛同してくださった皆様ありがとうございました。

しかし、多くの方の反対の中強制代執行されてしまいました。

nagaipark.jpg
メキシコPOBREZA EXTREMAより

今回の長居公園強制代執行には多くの方が反対の意志を表明しました。。釜パト活動日誌さんより一部紹介。

ひびのまことさん作成要望書賛成者33名の賛同人名
フランスNo-Vox
メキシコPOBREZA EXTREMA
長居公園行政代執行に対する研究者声明276名
ワンデイアクション実行委員会
フリーターズフリー
フリーター全般労組
なかまユニオン
Droit Au Logement
Comite des Sans-logis
Agir Ensemble Contre le Chomage
Droits Devant
Droit Paysan
Association Pour l’Emploi
l’Information et la Solidarite
Marches Europeennes
Association International de Technicien Expert et Chercheurs
Initiative Pour un Autre Monde
Solidarite Nouvelle Belgique
Direito-a-Habita?ao Portugal
Movimento Nacional de Luta Pela Moradia Bresil
Solidaires
Alliance Internationale des Habitants


大阪市の生存権、居住権の剥奪行為に抗議します!

先日ふと、竹下節子さんの公式サイトおしゃべりルームを覗いてみたら、

Sekkoさん=竹下節子さんのホームレスについて、ピエール神父について、ラン社会についての詳しい書き込みが!

長ーいので、まとめてみた、、、かった。私はまとめるのが苦手だ。ていうか、貴重な文章を削るのがもったいないっ。んで、コピペ&少々の省略&強調してみた。興味深い言及山盛りなので、ぜひぜひ読んでね!さぁ、いってみよう!

追記、竹下節子様に転載許可のメールを出していたのですが、ぬあんと、2/6 20:07にお返事をいただきましたーそして快諾いただきました!皆様、するめを味わうように読んでね。
today051113S3M.jpg
1月26日(金)06時39分1秒

 94歳のアベ・ピエール、98歳のシスター・エマニュエル、この二人はなんとなく不死身かなあと思ってたので、月曜の朝ラジオで、早朝に彼が死んだというニュースに私も驚きました。最も、彼は、元気いっぱいで階段を駆け下りる同年輩の日本のお医者さんと違って、最近は車椅子で、耳も遠く、言葉もはっきりせず、かなり痛々しく衰弱しきってましたから、ご苦労様と言うところです。

折から、「ドンキホーテの子供たち」のサンマルタン運河テント作戦が実を結んで、いよいよ「屋根の下に住む権利」が基本的人権として認められ、路上生活者が市や国を訴えることができる法律が通過しそうなので、アベ・ピエールへのはなむけになったというところです。彼もほっとして旅立てたのかも。

しかも彼の死んだ日から、フランスは急に冷え込んで、1954年冬のパリの凍死者が彼の戦いのはじまりだったことも想起されます。それにしても、いまや、住居対策は大統領選の候補者が右も左も優先的に掲げていて、彼が死んだとたん、右も左も我こそはアベ・ピエールの継承者みたいな顔をしていることは、滑稽ですが、フランスで一番人気のあった彼が、これだけ政治を動かしたということで、感慨深いです。

月曜、活字のニュースを見たくて、午後にキオスクに出たばかりの夕刊紙『ル・モンド』を買いにいきました。これ、今出たやつね、と確認すると、化粧の濃い目の売り子のおねえさんは、第一面のアベ・ピエールの訃報に気づいて、「えっ! いつ?」と叫びました。「今朝五時半よ、肺炎で、もう一週間前に入院してたんですって」と私が言うと、「偉大な人だったね」と言い、「いつも弱い者のために戦う人が必要なのに、残念だ」と惜しがっていました。「でも、94歳か、十分がんばってくれたよね、使命感があれば人間は生きるんだね。生かされてたんだね」とも。

新聞を手に帰る途中、今まで話したこともないキオスクの姉さんとさえ会話を成り立たせてしまうアベ・ピエールってすごい、やっぱりフランスのアイドルだったんだと改めて感心しました。「高齢なのにがんばってる」のが売り物ではありません。日本の高齢者有名人のように、「私もあれくらい年取ってもあれくらいがんばれるかもしれない」と高齢予備軍に希望(幻想?)を抱かせる人ではなく、アベ・ピエールやシスターエマニュエルって、普通の人はもう絶対真似できない、良心の代表者みたいな尊敬を勝ち得ていました。

あの人たちをすばらしいと口にすることで、普通のエゴイストもかろうじて良心のかけらを守り、同時に、自分がふがいないとか、ヌルイとか、偽善者だとか怠け者だとかいう現実を認めることがまたわずかな良心の証しになるような、そんな存在だったかも。彼のことを、1954年以来、我々の日常の安逸に刺さったトゲだったと評した人もいます。

 月曜の追悼番組で、1954年の運動の間は、睡眠時間2時間で、アンフェタミンを服用して生き延びてたとか、この世の悲惨と不公平に絶望して抗鬱剤を常用してたという証言を聞きました。そんな話を聞くと、戦うヒーロー像を汚すようで最初ちょっと複雑な気分でしたが、よれよれになってもがんばる生身の人間だったんですね。

アベ・ピエールはなんといってもメディアを政治に利用した最初の人で、その意味ではまあサルコジの先駆者みたいな人ですし、すぐれたコピーライターでもあり、黒ベレーに黒マントという自分のシルエットをロゴにした戦略家でもあります。自分の人気や影響力も知り尽くして、それをすべて、弱者の救済に役立てた人です。マーケティングも知り尽くしている。

ノートルダムで国葬だし、早くも聖人の列に加えられるにはどうするか、という話も出ています。マザー・テレサがスピード出世(?)で聖女への道を歩みすでに福者となっている例があるからでしょう。でも、アベ・ピエールは一度も誰にもいわゆる「布教」とか「宣教」とかはせず、教会的にはかなり異端児で、政治家(実際に下院議員もした)で社会活動家だったんですから、死後、カトリック教会がどこまで取り込めるかは問題ですね。

彼は若い頃フランシスコ会系のカプチン会士(ブラザー・フィリップという名でした)で5年くらい隠遁の修道生活を送ったんですが、虚弱で共同体の生活に耐えられなくて、修道誓願をローマ法王に解除してもらって、司祭の生活に入り、グルエス神父となり、それから戦争とレジスタンスでアベ・ピエールが誕生したんですね。

 ただ、今複雑なのは、彼がパリの路上生活者の悲惨を訴えた1954年よりも、現在は、路上生活者の数がはるかに多く、ますます悲惨な状況になってるんですね。

戦後の色がまだ濃かった54年より今のほうが、社会はずっと豊かになってるはずなのに、その豊かになり方は、一方で貧困を生むような仕組みになっているわけです。豊かになればなるほど構造的貧困が生まれて、じゃあ、彼の戦いはいったい何だったんだ、ということになり、抗鬱剤を飲みたくなるのも分かります。

しかも、です。アベ・ピエールのやってるソシアルはフランスという共和国の旗印(憲法の最初に、フランスは民主主義で、ソシアルだと明記されてます)なんで、彼がそれこそドンキホーテみたいにがんばることには、誰も面と向かっては、口をはさめなかったんですね。でも、フランスがあれだけ嫌ってるイギリスでは、サッチャーの保守改革の前と後では、路上生活者が十分の一になったというんですよ。それだけ比べても仕方がないですが、なんか、アベ・ピエールがかわいそう。

マザー・テレサも、いくらがんばってもインドの政治的社会的改革にはつながらないと批判する人がいましたが、アベ・ピエールが人気がある限りフランスのソシアルがいつまでも社会の足を引っ張ってるとも言われそうで。もっとも、アべ・ピエールは弱者を助けるんじゃなくて仕事を与えるんだといっていました。誰でもそれなりにやることがある、尊厳とはそういうことだと。それで、日本にまで支部のあるエマウスの会が生まれたんですね。

 聖書に出てくるエマウスは、そこへいく途上で弟子が復活のイエスに出会ったのに、気づかなかったという話です。それが、一緒に食事の席につきパンを分けた時、イエスだと分かった、人は食事を分かち合うときに始めて神に会うという話で、エマウスの共同体では誰もが分かち合い、役割を与えられます

『1954年冬』の映画でアベ・ピエール役を演じたランベール・ウィルソンは、ルポ番組で路上生活者に変装し、自分だとばれるんじゃないかと心配したが、誰も自分を見ようとしなかった、皆が視線をそらして、自分は存在しなかった、それが一番つらかったと、月曜の追悼番組で言ってました。アベ・ピエールは社会にとって存在しない人に、住居や毛布を与えもしましたが、何よりも、存在を取り戻させたかったのです。

 アベ・ピエールのよびかけで、パリのメトロは夜、いくつかの駅を開放しました。今もサン・マルタン運河にテントが並び、家のある人が連帯のために寝泊りしたりします。

アベ・ピエールの追悼で、弱者をアシストするのがフランスの尊厳でフランスの美だ、と言う記事も読みました。どこかの国の首都が路上生活者を追い出したり、国家の品格やら美しい国やらと声を上げているのと比べると、

「路上生活者の尊厳を回復させることが

 国の尊厳なのだ」


という国は、内臓の奥をすこしあっためてくれます。フランスの出生率が女性一人当たり「2」に回復したというのも、どこかそういう信頼があるからかもしれません。

 アベ・ピエールの葬儀のある明日の朝は、パリはマイナス4度だとさっき天気予報が言ってました。アベ・ピエールという良心のトゲが、葬儀とともに埋葬されてしまわなければいいな、と思います。

rose_window.jpeg
 2月 2日(金)01時54分53秒

前の話を書いた後、MLにこういう感じの投稿がありました。 一部転載します。

 『 まず大阪北区の扇町公園でテント生活をする山内さんの原告敗訴の判決言い渡しから、野宿問題を考えはじめたのです。裁判のよしあしは私にはなんともいえないんですが、市側の勝訴といつても、宿無しのひとはどこにいつたらいいのか?なにも問題は解決しません。対策として自立支援センター5箇所(収容数計490人)があるそうですが、問題は入居期間が最長半年で、利用者は5割だというのです。大阪城公園内の仮設一時避難所(110人)にも約2割しか入居していないということです。
どうして、ホームレスは入居するところがあるのに、でてゆくのか?これがまず?です。

そんなとき、フランスの記事をよむ機会がありました。竹下先生がサイトにかいてくださつたことがでていました。フランス国家はすべてのホームレス(des personnes sans-domicile fixe)に住居をあたえることを保証する」というのです。すでに「ドンキホーテの子ども達」(Les enfants de Donquichotte)は200のテントをくみたて、パリのサン・マルタン運河にそつて、テントをならべました。

これは航布でつくられた、ドラム缶のようなかたちになつています。屋根のある人にもキヤンペーンのために、そこに泊まるように勧めています。国は5年以内に90万個の住宅をたてなければならない、もし約束がはたせなければ、訴訟にかけることもできる。とかいてありました。竹下先生のサイトによると、その法律が通りそうですね。

このようなとき、アベ・ピエールがなくなりました。彼のつくつたエマウスはホームレスや貧しい人々に衣食住を提供、フランス国内だけでなく、世界28か国に拠点を広げました。
竹下先生。「ドンキホーテの子ども達」もまたエマウスの活動なのでしょうか?エマウスは『人間の尊厳を回復させる』ということを目的にしていますね。』

 ということです。扇町公園の話、知らなかったので、NETで検索しましたら、就職のために住民票が必要だったのでという話なのですね。そして、就職してないと住居を確保するのは困難なのですから、悪循環を断ち切るためには行政がホームレスを援助するしかありません

アベ・ピエールのエマウスは刑期を終えた元囚人の受け入れ先が始まりでした。刑期を終えて釈放された人は、仕事も住まいもないことが多く、その少なくともどちらかを援助されなければ社会的存在に戻れず、累犯者となるケースも多いようです。

 日本では、累犯障害者などは特に、一度刑務所に入った時点で福祉とのつながりが切れて、刑務所だけが福祉の機能を果たしていたりするという話を読んだことがあります。

 フランスでも、SDF(ホームレス)のための宿泊センターに行くことや入ることを拒否するSDFが少なからずいて、彼らの言い分は、そのセンターが、「汚い」、「プライバシーがない」ことなどです。

 無料配布される公共浴場の回数券は受け取る人が多くて、シャワーを浴びて洗濯して、清潔にしながら、プライバシーの保てるテントに戻るというドキュメンタリーを見ました。多くの人は、少し前まで、普通の暮らしをしていたのが、失業と離婚が重なって家を失ったようなケースでした。
 なんか、誰でも明日はわが身と思えてくるような人たちですよ。ベビーブーマーの人も多いです。

 扇町のケースで、いくつかのブログに、公園に勝手に住み着いて自分のものだというのは虫がいいとか、福祉は必要最低限にとか、裁判起こす暇があったら仕事して普通に住めばいいのにとかいう意見が上がっていました。公園を所有物と言っているわけではないし、豊かで戦争もない今の日本で最低の生活では生活といえないこと、住むところがなければちゃんとした仕事ができないことなどへの想像力が欠けている人が多いと思いました。

 ドンキホーテの子供たちはエマウスの活動ではありませんが、アベ・ピエールの影響が大きいことはもちろんで、彼からの支援を受けていました。でも彼が死んだ後、ひとコママンガで、ホームレスの人がため息をついて、「僕らはこれで孤児になった、アベ・ピエールはもういなくなったし、ドンキホーテは存在したこともないし・・」というのがありました。一つの運動に具体的な顔がある、シンボルがあるというのは人間的でいいと思います。喜劇役者のコリューシュが始めた冬場の炊き出しも、彼の事故死の後もずっと続いてますし。

 若年の低所得層は日本では親のうちに抱えられていることが多いようですね。フランスでは、coーlocationという若者同士のアパルトマンのシェアが多いです。比較的大きなアパルトマンを4、5人で借りているケースもあります。親のところからはひとまず出たいというのが基本という気がします。30代でもシェアから抜けられない人も多いようです。まあ、腐ってもソシアルの国、低所得者への住居手当は割と充実してるようです。

 でもホームレスの問題って、やはり基本的人権にかかわることなのでしょうね。考えるだけでもつらいです。自分のうちの庭を見ながら、うちの庭には電気もあり水もあり、トイレへのアクセスもあるから、少なくとも10人ぐらいはテント生活できるはずだとつい考えたりします。もっとも、家のほうにも20人ぐらいは泊めるキャパがあるかも、とか・・・ でも光熱費や維持費や税金などもすでにかさんでるので、やっていける自信はないし。早く春が来ないかなと、無意識に問題先送りしてる卑怯な日常です。


imgac83290176og23.jpeg2月 2日(金)22時20分40秒

私はカトリック生活という雑誌に『カトリック・サプリ』というエッセイを連載しているんですが、去年の10月号に『もう一つのワールドカップ』というのを書いて、9月の末からケープタウンで行われたホームレスのサッカーワールドカップのことを紹介しました。

パリで毎週土曜、ホームレスがコーチ付で練習していて、そのキャプテンはトーゴ人だという話。住居証明がないのだから絶対滞在許可証もないと思うし、ましてやパスポートなんかもないと思われますが、彼らがフランス代表として南アフリカに行きました。

主となる資金を出しているのは、フランスのサッカー連盟で、各地のサッカークラブが連盟規約に違反したときの罰金とかをためてるという話でした。規約違反の罰金を使って、フランスの不法移民みたいな人たちを堂々とケープタウンに送り込んでまた帰らせるという

法律侵犯をやっちゃうのが痛快です。

法律よりも人間が大事という原則が優先なのがはっきりしている。

「この地球に外国なんかない」と言って不法移民を守るフランスのカトリック教会の支援も大きいみたいです。サッカー連盟なんかは自由意志で加入するのだから規則厳守というのは分かりますが、貧しい国に生まれて、移民先で住まいを失うというのは自分の力ではどうにもならない部分が多く、それでもスポーツを通して連帯できるというのが彼らの尊厳の一部であり、法律に例外を設けてもそれを支えるキャパシティがこの国には一応あるのでしょう。

 それで、最近、読者から、このワールドカップに日本は参加しましたか?という質問がありました。答えはノーです。第4回ホームレスのワールドカップ、48カ国参加で行われ、ロシアが優勝したようです。

日本が参加してないのは、ホームレスの尊厳は最低減の福祉でOKと思っている人が多いですから、メディアがつかないと、つまりスポンサーがつかないと、こういう活動が日本では難しいのかもしれませんが、何よりも、ホームレスのチームを外国に遠征させるための特別のパスポートとか、お役所手続きの段階で不可能な気がします。

フランスにいるトーゴ人でもOKなら、日本でもブラジル移民で不法滞在になりホームレスになってる人とかいれば結構強いチームができそうだと想像しちゃいますが、あり得ないのかな・・・
 ちなみにこのワールドカップのホームページは
 http://www.homelessworldcup.org/content/teamsです。

 といっても、アベ・ピエールの死のニュース一色だった厳寒の一週間が過ぎて、今週は寒さも急に緩み、もう誰もアベ・ピエールのことを口にしません。われわれの日常の安逸に刺さったトゲを彼と一緒に埋葬してしまったのかもしれません。それでも私は、アベ・ピエールとホームレスのことがずっと頭から離れませんでした。

むしろ、彼に死なれて、初めて胸にトゲが刺さったみたいです。そして、偶然、彼の葬儀の後の一週間、引きこもりがちの私には珍しく三回外出したのですが、複雑な気持ちでした。昨日は、立派な展示場を見て、ヌーヴェルキュイジーヌ風の美味なビュッフェを味わい、興味深いコーナーもありました。

たとえば、遠近両用レンズの技術革新の歴史のコーナーで、鏡を利用して、目の前にある赤い棒と、はるかに高い天井につけられた黄色い四角の板を同時に見えるようにしてあるのです。ボーっと見てたらどちらもみえるのですが、どちらかを凝視したら、片方が視界から消えていくのですね。人間の目は遠近どちらかに焦点を合わすと片方は消失するという仕組みになっていてそれを体験するわけですが、遠くの黄色を見てると見えてたはずの赤がだんだん消え、赤を見てると黄色がふっと消えるのには、怖くなりました。

よく近視眼的な見方をするな、とか比喩でいいますけれど、本当に、近くの物を見ると遠くの物が存在しなくなんですね。逆もまたそうです。天下国家を論じてる人が家庭で家人をかえりみなかったり、日常に埋没してると、世界で何が起こってても無関心とか、そういうメカニズムは生存戦略の一つなのかもしれませんが、「当座は見えないからといっても存在していないわけではない」モノやコトがたくさんあるというのは肝に銘じておかねばならないと思いました。

 それで、このパーティは招待された人150人くらいいたでしょうか。もちろんプレス関係者のコーナーもありましたが、なんというか、微妙な違和感があり、要するに、いわゆる白人しかいないんですね。黒人はもちろん、アジア人も私を除いて、全然見かけませんでした。中国人のジャーナリストとか、インドの研究者とか、もうちょっと国際的でもいいのに。招待してる側は文化通信大臣がトップで、「フランスの技術革新にもっと力をいれよう」的な演説もあったので、まあ、愛国的プロジェクトだったのかもしれませんが、普段、フランスとはもう白人のフランスじゃなくて、共和国の公民のフランスというイメージがあるので、やや意外でした。

そしてそこに来てる人は、この博物館に来たければチケットを買えるだろうし、おいしい食事をしたければレストランに行けそうな人ばかりなのに、みんなタダで入って、繊細な料理を楽しんでいるんです。その空間では凍えるホームレスとか不法移民者や炊き出しとかの世界は、遠景の黄色の板と同じで見えていず、存在しないんですね。

 ヴァレリーの対話劇の上演の劇場もそうでした。満席でしたが、私の見る限りでは、ただ一人の黒人も私以外のアジア人もいません。もちろん、ヴァレリーの芝居を観たいという人は、フランス語が分かりある程度の年配で、というのは分かりますが、博物館も劇場も、一歩外に出れば、アラブ人、黒人、ツーリストというパリの風景になじみの人々が歩いてる場所にあるんです。それなのにそこに突然ゲーテッド・コミュニティが出現したような別世界です。

 パリ郊外にあるうちの町の劇場もそうです。通りにはここ15年で10倍くらい増えた黒人が普通にたくさん歩いてるのに、いったん劇場に入ると昔ながらのフランスの村のおじさんおばさん、みたいな人たちが和気あいあいとやってるんです。後のカクテルパーティも、シャンペンにプチフール、さすがフランスで、いつもなかなかお味がいいんです。みんなリラックスしてる、そう、リラックスしてるんですね。ホームレスの見えるところ、移民がたむろしてるところでは、「古きよきフランス人」はリラックスできない、この現実。それもショックです。

このバロック・フェスティヴァルは、やはり、招待状を持って参加したのですが、なければ金を払ってチケットを買ったと思います。しかし、こういう招待状は、偶然、もともとチケットを買う能力のある人の所に来るんでしょうか。フランスはユニヴァーサリズムの公民主義の国なので、住民のエスニック別の統計が禁じられています。だからアファーマティヴ・アクションのような逆差別はありません。でもまったく機会均等なら、エスニックの現実を反映していてもおかしくないのに、現実は、「格差」が存在し、教養のある美食家がますます教養をつけておいしいものを提供されるんですね。

 アベ・ピエールの葬儀の最前列にエマウスの代表者といっしょにずらりと並んでた政治家や著名人たちは、毎日夜になったらディナーやカクテルパ-ティへと出かけていくんでしょう。ソシアルのフランス、そしてブルジョワのフランス、二つが厳然として存在する。当たり前かもしれませんが、うちにいてパソコンの前にいるか楽器の練習してるか、ネコとごろごろしてるという毎日ではつい忘れてしまうのもまた現実です。

 ええと、でもフランスのユニヴァーサリズムの名誉のために一言書いておくと、そこに黒人がいたとしても差別されないと思います。「そこに来た」と言うこと自体が人種を超えたラベルになるからです。これがコミュニタリズムの国なら、金持ちの黒人が金持ちの白人の住む地域に引っ越すと有形無形に差別されます。でもパリなら、金持ちの地域にアラブの金持ちや日本の金持ちが来ても「金持ち同士」で受け入れてもらえます。ちょっとエキゾチックならむしろ故なく尊敬されたりさえします。(そういう意味では私はどちらかと言えば得してきたのでフランスは住みやすいと思ってきました。もちろん金持ちのグループじゃない「普通のフランス人」グループでの話ですが・・)

 今日はこれから、今週4回目の外出です。ポルト・ド・ヴェルサイユでやってるプレタポルテの見本市です。これはバイヤーだけの閉じられた場所ですが、少なくとも国際的なはずです。音楽とか演劇とか国の威信をかけた技術革新とかじゃなく、商売というのはプラグマティックなグローバル世界だし。日本のブランドももちろん出店してます(末娘がロンドンから来てマヌカンのバイトをやってるのでちょっと見せてもらおうと思って)。

 週末はエマウスに娘たちがもう着ない服を持って行かなくては。アベ・ピエールの残した刺の先をなでながら、博物館の天井の黄色い板のことを思い出しています。


以上、竹下節子さんの公式サイトおしゃべりルームより


260px-Flag_of_France.svg.png


 les gens sont plus importants que loi.
 法律よりも人間 by仏語翻訳


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