いろいろ思ったことをぼちぼちと。さまざま感じたことをつらつらと。
独り句会1 [るかっちの言ノ葉]
2007年04月21日 (土) | 編集 |
b-todayisrainyday.jpg見上げられ 散って踏まれる 桜かな


酒だけが 記憶に残る 花見あと


風に勝つ花の 爪にてちぎれおり


貝殻を 拾うよに桜摘みおり


四旬節 辛酸の日も 身を捧ぐ


眠れぬ夜 辛苦を想う 受難節

             るか女

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独り句会2 [るかっちの言ノ葉]
2007年04月24日 (火) | 編集 |
b-m-marygold.jpg復活祭 奪えしものは 命のみ


イースター 思えばわずか 吾の感謝


膝折れば 小さな森の 新芽たち


まばたきの たびに笑える つくしかな


うぐいすの 鳴き声 文字で響きけり


新緑と 同じ色した池濁し


まつすぐに 伸びるつもりの 新芽草

               るか女


b-m-marygold.jpgこのお花はマリーゴールドよ。


独り句会3 [るかっちの言ノ葉]
2007年04月26日 (木) | 編集 |
b-asamoya.jpgもう二度と 通わざる道 春の夢


人を知り 孤独知りゆく 春の夕


愛せずを 惜しむことなく 春惜しむ


残花の世 命盗れるも 盗れぬ徳


灰なれば すべてが同じ 花の陰


さよならを 言えるも幸や 余花の駅

               るか女


b-asamoya.jpgば い ば い



独り句会4 [るかっちの言ノ葉]
2007年05月19日 (土) | 編集 |
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ころころと はじまり知らす 五月雨


ほどかれぬ ミルクの膜や 梅雨の空


紫陽花も 予報士も職 お天気屋


透明な 雨が深める 薔薇の紅


雷鳴の 中でも静けき ミサ祝う

              るか女



独り句会5 [るかっちの言ノ葉]
2007年06月29日 (金) | 編集 |
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高台で 夏至を一望 家路つく


水跳ねて 雨だ雨だと 紫陽花や


空は青 空は赤しと 鴉 (からす)鳴く


どっかいけ 言われて尚も 生けし蝿


透明な 青にはならぬ ヒラメたち


           るか女



独り句会6 [るかっちの言ノ葉]
2007年07月04日 (水) | 編集 |
床涼み 頬に沁み入る 恋くるし


織姫や 猫を手本に 紅をさす

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彦星や 目覚めるように 思い出す


天の川 まばたきの間に 年を経る


七夕や 川に流るる 竹のごみ


           るか女



独り句会7 [るかっちの言ノ葉]
2007年07月11日 (水) | 編集 |
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「氷」という 漢字は道で 覚えけり


鬼灯(ほおずき)市 生ある者の色をして


滝の音 空気を宙に あずけおり


西日射す 時計の針も 見えぬほど


夕焼けや 帰る子照らす どんな子も


            るか女



独り句会8 [るかっちの言ノ葉]
2007年08月03日 (金) | 編集 |
20070530044908.jpg風鈴を 生かすがごとく 風が吹く


まつすぐな 風に打たれし 夏の雨


潮の香が 失せないように 髪洗う


ビルとビル あいだに 角のある花火


湧いて行く 血のごと流る 手の花火


                 るか女



独り句会9 [るかっちの言ノ葉]
2007年08月08日 (水) | 編集 |

冷奴 (ひややっこ) などと言うては 悲哀なり
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滝の音 空気を宙に あずけおり


言い争いて 返信の 焦げる夏


夏の月 綱渡りする 吾も誰も


てんとう虫 葉が揺るる間は 死を忘る


             るか女



独り句会10 [るかっちの言ノ葉]
2007年08月13日 (月) | 編集 |

西瓜 (すいか)ほど 涼しくさせる 赤はなし
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そこにある 小さな宇宙 金魚鉢


泳がざる 我にしぶきの 夏の潮


潮風を 捕えていたり 昼寝人


我の目に 光の道の 月涼し


            るか女
独り句会11 [るかっちの言ノ葉]
2007年08月17日 (金) | 編集 |
20070705104504.jpgうだうだれ うだれうだれる 夏の花


母の抱く あれは弟らしき 蝉 (せみ)


「おとうと」と 小さき兄は 盆に言う


たくさんを 守られしかな 蚊帳の中


波音の ちぎれし時の 遠花火


             るか女



独り句会 12 [るかっちの言ノ葉]
2007年08月25日 (土) | 編集 |
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遠花火 見えざるものを 見るが如


弱さ知る 強き人にも 極暑なり


玉虫や ただ青でなし 海の色
  

カーテンの 隙間に生けし 月涼し


声でなし さよならを聞く 月下美人


             るか女


独り句会14  出しそびれ編2 [るかっちの言ノ葉]
2007年09月10日 (月) | 編集 |
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避暑の地に 固まり歩く 中学生


夏服や 無意味な笑顔 持て余す


夏夕べ 皮はぐ如く 服を脱ぐ


手花火や 己の価値の 軽さかな


帰る家 遠くにありて 流れ星


            るか女



独り句会15 [るかっちの言ノ葉]
2007年09月20日 (木) | 編集 |
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犬を止め 時間を止めて 秋時雨


貴女への 想いの丈や 秋の色


新涼の 別れ際見ゆ 人の本当


導きを 惑わすように 降る月光


夕焼けや 染めているのは たれと問う


             るか女 


独り句会16 [るかっちの言ノ葉]
2007年09月29日 (土) | 編集 |
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皆急ぎ 帰る街の灯 夕銀河


完璧な 人など居らず 満月や


天高し 終える時こそ 届く時


目閉じれば 死海のほとり 周作忌


罪と聖 人の哀しさ 周作忌 (9月29日)


           るか女



独り句会17 [るかっちの言ノ葉]
2007年10月08日 (月) | 編集 |
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狂おしく 想い想えど 朧月


楽しみな 児ばかりでなし 運動会


孤独なる 恥を纏いて 秋涼し


流れ星 忘れてください そのままに


案山子(かかし) 児に 落ち着きありと 誉めにけり


              るか女



独り句会18 [るかっちの言ノ葉]
2007年10月15日 (月) | 編集 |
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コスモスの 風も瞳も つかまえり


縁もなき 人の善意に 秋思かな


西日射す いつか空くる 病室に


月清し 鏡になりて 夕日観る


長雨や 秋ごと蒼の 海底へ


           るか女

独り句会19[るかっちの言ノ葉]
2007年10月26日 (金) | 編集 |
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心細も 持ち物のうち 夕銀河


懐の 多くの柿の 重きこと


思うほど 悪くもなれず 秋深し


元気にと 祈れるように 林檎むく


居待月 待つためだけに 待ちにけり


           るか女



独り句会20[るかっちの言ノ葉]
2007年11月21日 (水) | 編集 |
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布団もぐり 闇を愉しむ 余る朝


紙一重 裏から表 見る冬至


無形なる 風に添い降る 時雨かな


屋根のある 家にて嘆く 冬の雨


落花生 黙していよう 何もかも


            るか女


独り句会21 [るかっちの言ノ葉]
2007年12月03日 (月) | 編集 |
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草紅葉 季節薄れる 温暖化


凍星の 届かざる事 身近なり


空気まで 青く染め抜く 冬の朝


少年の 背伸びと共に 日脚伸ぶ


人待ちて その気もなしに 日向ぼこ


             るか女



独り句会22 [るかっちの言ノ葉]
2007年12月16日 (日) | 編集 |
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茫然と 立ち尽くしたる 冬の月


子寝る間に 霜は姿を 明らかに


電話ごし 風邪うつさぬよう 声ひそむ


溢れゆく 光も低く 錆びる冬


冬日向 寒と暖とを 身に受けリ


            るか女



独り句会23 [るかっちの言ノ葉]
2007年12月21日 (金) | 編集 |
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ふわふわと 舞う雪にさえ 音のあり


淡雪や すべてを包む 時のよごれ


いつまでも 続く事なし 暖炉の火


木枯らしの どこまで行けば 羽休む


殺めても 失くせぬものあり クリスマス


              るか女



独り句会24 [るかっちの言ノ葉]
2007年12月27日 (木) | 編集 |
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黙々と 迫り来るなり 大晦日


冬の暮れ 豆腐を買って 胸燃ゆる


元旦が 向こうに感ず 年の暮れ


初雪と いえど最初で最後なり


鳥にさえ 行く宛在りし 帰る鳥


            るか女


独り句会25 [るかっちの言ノ葉]
2008年01月01日 (火) | 編集 |
みなさま、あけましておめでとうございまーすo(^-^)o
良い一年となりますように(#^.^#)♪


200706250259102.jpg年初め 心新たに 身を起こす


初日の出 と知らずにのぼる 朝日かな


初日の出 と知っているよな 朝日かな


何もなし 吾に紙くれし 年賀状


平等に 新しくなる 年初め


           るか女



独り句会26 [るかっちの言ノ葉]
2008年01月07日 (月) | 編集 |
200710261408072.jpg菊の酒 聞かせる口の とどまらぬ


薦めにも 罪を感ぜり 甘い酒


冬休み 一日だけも 母は笑む 


ほわほわと 森つくり舞う 雪の粉


あの方は 今も素手かと 雪になり


人知れず 化粧して行く 夜半雪


             るか女


独り句会27 [るかっちの言ノ葉]
2008年02月04日 (月) | 編集 |
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雪解けも 行きたくないと 心いう


鬼と年 退散し行き 立春や


赤つぼみ 濡れるにまかせ 春きざす


欠けている 心のままに 春隣り


要らぬもの つぎつぎ捨てし 春の風


           るか女


独り句会28 [るかっちの言ノ葉]
2008年04月01日 (火) | 編集 |
20080401021904

散る桜 残る桜も 散る桜  良寛さん


20080401021909

降る桜 旋律のよう 風に舞  るか女 


20080401021911

夕の蒼 地球の裏の 朝に似て  るか女

独り句会29(季語なしあり2) [るかっちの言ノ葉]
2008年05月02日 (金) | 編集 |
200706061443112.jpg残花の世 命盗れても 盗れぬ徳


風船や 時空を超えて ゆく如し


淡空に ひとひらの羽根 昼の月


しゃぼん玉 ひとつそっぽゆく 愛しさよ


囀(さえず)りや 言葉にできぬ ことばかり


               るか女
独り句会30[るかっちの言ノ葉]
2008年06月01日 (日) | 編集 |
200705300449092.jpg夕暮れに 鬼ごっこする 月と雲


それもあり 風待つだけの 風車


天深く 信じを待てと 青嵐


言葉など どこかへ置いて 鰻(うなぎ)食う


すずらんや 観るほどに鳴る 音を聴く


                るか女

独り句会31 [るかっちの言ノ葉]
2008年06月24日 (火) | 編集 |
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紫陽花や 一色でなし 吾の心   るか女


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紫陽花の 色の行方に 君想う   るか女


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えーと、元気が今イチないので、この先も政治関係の記事はほぼ書けそうにありません。ごめんちゃい。
過去ログや「おすすめブログ」の皆様のブログをお読みいただけるとありがたいです。
独り句会32 (季語なしあり) [るかっちの言ノ葉]
2008年07月01日 (火) | 編集 |
20070613174719.jpg水滴の したたるリズム その奇跡


夜の闇 黒といふには 白すぎる


口ほどに 器用ではなく 寝酒飲む


しまえずに 洗いざらしのままの恋


七夕や 願いある子を 羨やむ夕


             るか女