--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2006-12-26(Tue)

私の死刑考

12/25日のクリスマスに、再審請求中の死刑囚を含む4名の死刑が長勢甚遠法相の署名によって執行されました。

私は5年程前に、とある講演を聞いてから、長い間死刑について考えて来ました。それらをノートに書いていたので、そこから拾って死刑の問題点について書きたいと思います。

○冤(えん)罪の可能性
 本人は否認をしたまま死刑確定され、執行されてから真犯人がわかったケースや、本人は再審(刑が確定した後でも再び裁判を請求できる制度)を請求しても棄却されることが多く、実際に行われるのはごく僅かである。

40年以上待っているケースもあるが、その間執行が停止されるわけではなく、死刑執行は執行される当日の朝に知らされることになっているため、毎日その不安に晒されなければならない。

戦後、再審で4人の死刑確定者が無罪判決を受けている。現在も多くの死刑確定者が無実を主張して再審請求をしている。

しかし、死刑の恐怖のあまり精神に異常をきたす者も多く、その為に弁護士や支援者との意思の疎通が取れずに控訴や上告を取り下げたり、再審をあきらめる死刑囚もいる。

○国家に人を殺める権限があるのか
 ある一人の人間が人を殺してはならなくて、なぜ国家が殺して良いのかという疑問。

○執行される側の人権
 人間には生存権を含む基本的人権があり、国連でも、人間である以上無条件に保持しているもので、誰も与えたり奪ったりすることができない、との定義になっている。また、立場、状況等により考慮されないものであり、そうであれば、いかなる加害者も生存権を脅かされることがあってはならない。

○執行人の人権
 執行人は、本人が手を下したということがわからないようになってはいるが、苦悩し、精神を病んでしまう者がとても多い。

○死刑制度があることで、被害者遺族の救済がおざなりになっている

 遺族が抱える最も深刻なものは「孤独」であり、日本には救済システムがないために死刑のみが拠り所になってしまいがちである。

死刑を強烈に望む家族と温度差のある周囲との間に隔たりが出来てしまい、より孤独へ陥り、加害者への憎悪が増幅されるという悪循環にはまってしまう。

本当の救済に必要なのは、補償と心のケアである。
 
○死刑を望み、判決が出る際「被害者感情を考慮して」という言葉がよく聞かれるが、死刑執行を経た被害者遺族が時間経過とともに心の傷が癒えることで、執行された加害者を殺めてしまったという罪悪感が生まれ、苦しむことがある。

○逆に、最初から被害者遺族が死刑に反対していた場合も執行されてしまう。

○加害者家族の存在
 加害者の家族は、国家により家族が殺害されるという立場になり、加害の連鎖が起こる。

○教誨師の苦悩
 教誨師 (宗教的・倫理的な立場から改心、更正を促し、精神的なケアを行う神父や住職やシスターなど) も長年にわたって家族的な関わりをしており、執行されることで遺族のような心理状態にさらされる。

○厳罰化と犯罪率低下は比例しない
 EUでは死刑廃止後の犯罪率の上昇が危惧されていたが、死刑執行に掛かる予算を防犯へ回したこともあり、犯罪率は低下している。(今では、EUに加盟するには死刑廃止が条件の一つになっている)

○刑罰とは、改心・更正のためにあり、復讐法ではない。

○罰の不公平
 日本では、2~3人が相場と言われているそうで、3人殺害すれば死刑確定という意味ですが、3人殺害した人と、たとえば368人殺害した人が同じ刑を受けるという、罰の公平性の問題。

○更正の可能性がある。

○犯罪の背景などが解明されないまま死刑となることで、社会の進歩になっていない。

○実際犯罪とは当事者だけの問題ではなく、社会全体で考えなくてはならない要素が大いに含まれており、正義とは死刑を望むことでなく、改心、更正を促し、それと同時に社会環境を是正することと考える。

当人だけの問題にし、死刑によって社会の悪が排除出来る、と考えるのは間違い。

○残忍性
 日本の死刑の目的は「苦しんで死ぬ」等、単純に「死」に至らせる為だけではないため、処刑当日は精神科医によって執行できる心身の状態にあるか確認された上で行われる。

(しかし、刑訴法479条に「心神喪失の状態にあるときは法務大臣の命令によって執行を停止する」とあるにもかかわらず、明らかに精神障害を持っている死刑囚の処刑が続いている。また、精神科医の診断が空気などに流されがちで正常に機能していない傾向にある)

○反省する機会の喪失
 死刑囚は死刑に対する恐怖が日常を占めるため、被害者のことを考えたり、道徳的反省に至ることは稀である。

○犯罪の抑止にならない
 殺害する際に死刑になることを考えた者はほとんどなく、死刑の存在が犯罪の抑止になっていない。

○死刑にされたいが故の大量殺人が起こっている。

○人が人を裁くことの限界
 裁判官の能力や価値観により誤判が発生することは不可避であり、えん罪は1万人に1人でも1億人に1人でもあってはならない。

○個人的に、ありとあらゆる暴力に反対。



以上の理由から私は5年前から死刑反対の立場を取っています。(まだ増えるかもしれません)

それまでは全くの無知でしたので、なんとなく賛成でした。しかし、実態を知って安易に賛成していたことを後悔しました。


50年程前、死刑囚であったが回心をしたジャック・フェッシュは、フランス中で恩赦嘆願の輪が広まりましたが、その願いも空しく、人々が祈る中で死刑に処されました。その時に、作家であるジュリアン・グリーンが書き残した言葉。

「刑務所に入れられたのは悪童だったが、首を切られたのは全く別の男だった。人間の正義は内的な変貌を考慮に入れない」




※備考

○今回の処刑についてアメリカタイムズ紙では「無神経な行為」と報道され、フランスのル・モンド誌でも「日本ではクリスマスは神聖な日ではない」(きっと皮肉)と報じられた。

「秘書課、村野瀬 玲奈です。」クリスマスの死刑執行を報じるル・モンド紙の記事より

○フランスでは2007年1月、死刑の廃止を定めた憲法改正案をシラク大統領が発議。死刑の禁止は1981年に法令化されている。

○国連は数年前に死刑廃止採決を取ったが、反対したのが日本とアメリカ。現在死刑が残る国は、先進国では日本とアメリカの一部の州のみ。

○EUの死刑反対論は根強く、日本で以前執行された時はドイツの新聞1面で「野蛮な行為」としてそのニュースが伝えられた。

○現在では、[ 刑罰は「重く」ではなく「長く」]というのが世界の潮流。


※備考2 (刑法としての欠陥)

○3人殺害したとして死刑判決が出た後、再審によってえん罪で実際は2人であった場合、拘置所にいた期間は受刑としてカウントされない。(死刑囚は死刑をもって罰の完遂となるので、通常刑務所ではなく拘置所に収容されている。そのため、45歳で死刑確定し、20年後の65歳の時にえん罪が晴れて実刑15年の判決になったとしても、拘置所にいた時間は考慮されずに80歳まで受刑することになる)

○現在の犯罪捜査には、憲法や刑事訴訟法に則って適正に行なわれていない面がある。刑事訴訟法そのものにも問題があり、それが数多くのえん罪を生んでいる。


※関連記事

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

これ犯罪ですよね?


※ご参考に

無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会ホームページ

○来栖宥子★午後のアダージォさん
 「死刑で遺族 変わらぬ」松本サリン事件河野義行さん
 「麻原さんの死刑には反対」


河野義行オフィシャルホームページ

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

保坂展人のどこどこ日記 長勢法務大臣の『クリスマス処刑』に抗議する

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室


死刑存置国 (08/09/12現在。アムネスティより)

アフガニスタン、アンティグアバーブーダ、バハマ、バーレーン、バングラデシュ、バルバドス、ベラルーシ、ベリーズ、ボツワナ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中国、コモロ、コンゴ民主共和国、キューバ、ドミニカ、エジプト、赤道ギニア、エチオピア、グアテマラ、ギニア、ガイアナ、インド、インドネシア、イラン、イラク、ジャマイカ、日本、ヨルダン、朝鮮民主主義人民共和国、クウェート、レバノン、レソト、リビア、マレーシア、モンゴル、ナイジェリア、オマーン、パキスタン、パレスチナ自治政府、カタール、セントクリストファーネビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、サウジアラビア、シエラレオネ、シンガポール、ソマリア、スーダン、シリア、台湾、タイ、トリニダード・トバゴ、ウガンダ、アラブ首長国連邦、米国、ベトナム、イエメン、ジンバブエ


当記事は記憶により書いた部分もあり、私自身は専門家ではないため誤述があるかもしれません。ご了承くださいませ。
スポンサーサイト
2007-01-19(Fri)

先進国唯一の死刑推進国となったニホンの怠慢

「憲法改正」「憲法改正」って言ってもさ、ニホンの場合は改悪じゃん!全部全部全部「改正」のつくものは改悪じゃん!ここは謙虚にこうべを垂れよう!追加キャンペーン!

年頭にこんなニュースがあった。

asahi.com
フランス、死刑禁止を憲法で規定へ 大統領が方針
2007年01月04日10時58分

シラク仏大統領は3日の年頭閣議で、死刑を禁止する条項を憲法に盛り込む方針を明らかにした。

フランスは81年に死刑を廃止しているが、憲法で定めることで復活の可能性を封じるねらいがあるとみられる。

憲法に追加される条項は「何人も死刑に処せられない」という一文。憲法改正の際に開く上下両院合同会議を2月中に招集して採決を目指す。

投票議員の5分の3の承認が必要。死刑の復活を主張している右翼政党の国民戦線は両院に議席がないため、承認は間違いないとみられる。以下、省略。


数日後、こんなニュースもあった。

asahi.com
米で死刑判決急減 06年の件数、30年ぶりの低さ
2007年01月09日16時18分

米国で死刑判決が減り続け、06年は推計で114件と30年ぶりの低さになったことが、死刑に関する情報を収集、分析している非営利団体の「死刑情報センター」のまとめでわかった。06年は執行も53件で10年ぶりの低さだった。

薬物を注入する手法に関し合衆国憲法の禁止する残虐な刑罰にあたるとする訴訟が各地で起き、DNA鑑定で死刑判決が覆るケースもあることなどが、死刑に慎重になる背景にあるという。以下、省略。


先進国で存置されているもう一つの国、アメリカでも死刑判決は激減し、廃止に向かっているにも関わらず、ニホンは増加しています。

世界で一番犯罪率が低いにもかかわらず厳罰化は進み、以前なら死刑にならないケースでの死刑判決が増加しているのです。これでは、法の公平が保てません。

どういうことなんでしょうね。はてな ? ハテナ

と、そこへこんな記事が

過剰収容進む刑務所、岡山は定員の1.4倍 /岡山
1月17日17時0分配信 毎日新聞

◇厳罰化が背景、根拠薄い「治安悪化」 高齢者増え「福祉施設化」以下、抜粋。

◆「殺人」は横ばい
過剰収容は「治安悪化が原因」とする説があるが、最も凶悪な事件である「殺人」の発生件数~日本の発生率は未遂も含め各国を大きく下回り最低。一方、検挙率はドイツと並ぶ95%前後の高水準で推移している。

日本で03年に「他殺」で亡くなったのは約700人。この数は長期にわたって減少傾向にあり、この面では「治安悪化」を裏付けるとは言えない。

ちなみに同年の自殺者は約3万2000人、交通事故死者は約1万人だ。

浜井教授は自らの経験を基に「刑務所に入る人は何らかのハンディキャップを背負っていることが多い。本来は別の受け皿が必要だが、格差社会の進行で貧困層が増え、セーフティーネットがぜい弱になっている」と問題提起。

厳罰化は犯罪抑止につながらない。犯罪、刑罰、刑務所の実態を正しく理解し、自分を含め人間が弱い存在であることを自覚し、人に優しい社会をつくることが必要」と語る。

福祉の場が「刑務所」という現実。これは岡山以上に、窃盗犯などが多く収容されている他の刑務所で一層進行しているという。

もちろん、立ち遅れている犯罪被害者支援を進めることは急務だ。だが本当の意味での「安心・安全」は、厳罰化によってではなく、犯罪者を生まない社会構造によってこそもたらされるのではないだろうか。過剰収容問題からは、セーフティーネットをはじめ日本の選択肢の貧弱さが見えてくる。


厳罰化することで済まそうとする、お国の怠慢が伺えます。

世界で一番最初に死刑を廃止した国はどこかご存じでしょうか。日本です。

818年に廃止され、347年間、日本では死刑制度は廃止されていたそうです。
それをふまえて、フランスで死刑廃止時のロベール・バタンテール法務大臣は、講演で次のように語りました。

「日本は1,000年前に世界で初の死刑廃止国だった。
 これは世界史でも例を見ない画期的なことだ。
 その日本が、死刑を存置している最後の民主国になるはずがないと信じている」。



また、保坂展人さんのブログで死刑について取り上げられていました。

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


全文を↑クリックしてぜひぜひお読みになってください。ニホンの死刑がどのように行われるかも詳しく書かれています。

*************以下抜粋**************
○安倍総理が「基本的な価値観を共有している」と述べたフランスと日本では、死刑制度については180度相いれない価値観を持っている。

テロ対策で刑事事件の犯人引き渡し協定を結ぼうにも、「日本の死刑制度」ことが協定の障害となっていることを安倍総理は知っているのだろうか。

○クリスマスはたしかに日本では普通の日だが、世界中の多くの人間にとって象徴的な日である。死刑囚のひとり、1989年に獄中でキリスト教信者になった藤波氏にとってはとりわけ、そうであっただろう……。そのうえ彼は、両足不随の身だった。

○2003年の人権同盟世界連盟の報告書は、日本の死刑執行を「近代民主主義の資格をもたない」と形容した。報告書は、死刑囚の拘留条件を告発している。

絶対的隔離、常時の監視、いつ処刑されるかわからない毎日の恐怖。これらの状況は「文明の発達した社会の基準と相容れない拷問の形態であり、いかなる重大な罪も正当化できない処罰である」。
************抜粋おわり**************



※冤罪事件 ぜひお読みください。40年以上再審請求が無視され続けています。

無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会

袴田事件の再審開始を求め元世界王者5人が集結



※ご参考に

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

私の死刑考

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。


存置国 アムネスティより

日本、アフガニスタン、アンティグアバーブーダ、バハマ、バーレーン、バングラデシュ、バルバドス、ベラルーシ、ベリーズ、ボツワナ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中国、コモロ、コンゴ民主共和国、キューバ、ドミニカ、エジプト、赤道ギニア、エリトリア、エチオピア、グアテマラ、ギニア、ガイアナ、インド、インドネシア、イラン、イラク、ジャマイカ、ヨルダン、カザフスタン、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国、クウェート、ラオス、レバノン、レソト、リビア、マレーシア、モンゴル、ナイジェリア、オマーン、パキスタン、パレスチナ自治政府、カタール、ルワンダ、セントクリストファーネビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、サウジアラビア、シエラレオネ、シンガポール、ソマリア、スーダン、シリア、台湾、タジキスタン、タンザニア、タイ、トリニダード・トバゴ、ウガンダ、アラブ首長国連邦、米国、ウズベキスタン、ベトナム、イエメン、ザンビア、ジンバブエ

2007-01-28(Sun)

誰でも逮捕されちゃう?!日本

権力に立ち向かうにはどうしたらいいの?悪法だって法なのよ。憲法改正国民投票法だって成立しちゃえばそれに則って逮捕されちゃうのよ!そんなのいやー!追加キャンペーン!

憲法改正国民投票法については、こちらを↓
与党と民主党が国会に提出した憲法改正国民投票法案に異議あり!!Vol.2


第一報からしばらく情報待ちをしていた冤罪事件。
経過をまとめてみた、、、かった。私はまとめるのが苦手だ。
んで、コピペ&つっこみしてみた。さぁ、いってみよう!


婦女暴行未遂で服役男性は無実、公判中の男逮捕…富山
1月19日17時23分配信?読売新聞

 富山県警氷見署が2002年に婦女暴行事件などで逮捕し、実刑判決を受けて服役した富山県の男性(当時34歳)が無実だったことが19日わかった。

 氷見署は同年4月15日、当時、氷見市でタクシー運転手をしていた男性を婦女暴行未遂容疑で逮捕し、男性は富山地裁高岡支部で懲役3年の実刑判決を受け、確定した。県警は同日、男性の親族に事情を説明するとともに、謝罪の意を伝えた。


「謝罪の意」って、、。


逮捕時「証拠ある」 富山の無実男性の兄に県警
2007年01月21日06時07分

 富山県警が強姦(ごうかん)事件などで逮捕し有罪判決を受け服役した男性(39)について「客観的証拠がない中の逮捕で無実だった」と発表した問題で、金沢市内に住む男性の兄が20日、朝日新聞の取材に、県警から逮捕当時「証拠がある」と言われていたことを明らかにした。

また、県警は取り調べの時点で、アリバイ成立の可能性に気付きながらも「偽装だろう」と思い込み詳しく調べていなかったこともわかった。

 兄の話では、男性は任意の調べを受けていたころ、家族に泣きながら「やっていない」と言っていた。兄は県警に「帰してくれ」と求めたが、「証拠があるから」と拒否されたという。兄は「いまになって客観的な証拠がないとはどういうことか」と批判した。

 県警は19日、男性宅からの電話の発信時刻と犯行時刻が近く犯行が物理的に不可能だとわかったことなどから、男性を無実と判断したと説明した。

 また県警が男性宅を家宅捜索した際、現場で見つかった靴跡と同じサイズの靴を見つけられなかったのに、「捨てたに違いない」と疑問を持たなかったこともわかった。


証拠がないのに「証拠がある」って、これ偽証ですよね?
警察が思い込みで捜査って、、。
裏付けをちゃんと取らないのも、職務怠慢です。

犯人がいれば誰でもいい?
警察ですら「推定無罪」の法則を無視です。

んで、自白に追い込まれた経緯。



富山県警誤認逮捕の男性「身内が認めたと迫られ自白」
1月26日14時41分配信 読売新聞

 富山県警が2002年、同県氷見市の男性(39)を婦女暴行容疑などで誤認逮捕した冤罪(えんざい)事件で、男性が読売新聞の取材に、無実の罪を自白するに至った経緯を初めて語った。

 男性によると、取り調べは、任意同行を求められた02年4月8日から始まり、「『身内の者が間違いないと言っている』と何度も告げられ、やっていないと言っても信用されるわけがないと思った。言われるままに認めざるを得ない状況だった」と話した。

その上で、「身内までも僕のことを信用していないんだと思った。気が抜けたようになってしまった」と語った。男性は3回目の聴取で自白に追い込まれた。

さらに、「『うん』か『はい』以外に言うな。『いいえ』という言葉を使うなと言われた」とし、「今からいう言葉を一切覆しません」とする念書も書かされ、署名、指印させられたとも語った。被害者宅に押し入った手口も「酒屋を装って電話をかけたんじゃないかと言われ、同意させられた」とした。


これ、、、

警察による犯罪ですよね。

クビになるどころか、逮捕が必要では。
誰も捕まらないんですか?

こんなことやっててお給料貰ってるんですか?
おそろしやおそろしや。もち肌がチキン肌!


もし不当に逮捕されたら、まず

弁護士を呼んでもらい、

署名などは一切せずに、

黙秘権を行使してください。


類似事件はまだまだありそうです。

うん、ありました。
最近の誤認逮捕
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/goninntaiho.htm

これが殺人事件で死刑になってしまう場合もあるわけです。
ニホンでは戦後、死刑囚が再審請求をして無罪になったケースが4件あります。

しかし再審請求は通りにくく、また、拘禁反応といって、処刑される恐怖により精神を病んでしまい、弁護士や支援者と会話が成り立たず、無実を訴えることが出来なくなって請求却下せざるを得ないケースもあります。

つまり、冤罪で処刑されている人もいるだろうということです。

現在でも明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていません。
その一つが袴田事件です。


40年以上再審請求が無視され続けています。

無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会

袴田事件の再審開始を求め元世界王者5人が集結



※関連記事

つづき これ犯罪ですよね?

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

私の死刑考

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。


2007-02-08(Thu)

これ犯罪ですよね?

ニホンは法治国家ですか?はーい、そうみたいでーす。でも、権力側の人間は罰せられない放置国家なのはなんでですか?はーい、人治国家だからでーす。法治国家じゃないじゃん!こんな国ってどうよっ追加キャンペーン!

ニュースを知った時に記事にできず、遅れてお送りするのが良いところ、るかっちのフローフードなブログへようこそ。

誰でも逮捕されちゃう?!日本の続報!


婦女暴行で誤認逮捕…富山県警、冤罪関係者処分せず
1月31日23時12分配信 読売新聞

 富山県警が2002年、同県氷見市の男性(39)を婦女暴行容疑などで誤認逮捕した冤罪(えんざい)事件で、県警の岸田憲夫警務部長は、31日の定例記者会見で、事件を捜査した当時の関係者らを処分しない方針を明らかにした。

 岸田警務部長は、「当時の捜査員の故意や重過失が原因で起こったものではなく、組織的な捜査の結果と認識しており、現時点で処分は考えていない」と述べた。

県警は、「男性の自白に対する裏付け捜査が不十分だった」と誤りを認めているが、特定の幹部や捜査員による違法な捜査の事実は確認していないとして、懲戒処分などの対象外とみている。


bikkuri.jpg



 えええええええええーえ?



これまでの報道では、

○兄の話では、男性は任意の調べを受けていたころ、家族に泣きながら「やっていない」と言っていた。兄は県警に「帰してくれ」と求めたが、「証拠があるから」と拒否されたという。

○また、県警は取り調べの時点で、アリバイ成立の可能性に気付きながらも「偽装だろう」と思い込み詳しく調べていなかったこともわかった。

○「『うん』か『はい』以外に言うな。『いいえ』という言葉を使うなと言われた」とし、「今からいう言葉を一切覆しません」とする念書も書かされ、署名、指印させられたとも語った。被害者宅に押し入った手口も「酒屋を装って電話をかけたんじゃないかと言われ、同意させられた」とした。

レッツリピート!

「『うん』か『はい』以外に言うな。『いいえ』という言葉を使うなと言われた」とし、「今からいう言葉を一切覆しません」とする念書も書かされ、署名、指印させられたとも語った。

これのどこが「違法じゃない」んですか?

はい、

○証拠がないのに「証拠がある」=偽証

○警察が思い込みで捜査

○裏付けをちゃんと取らない=職務怠慢

○「推定無罪の原則」=「疑わしきは罰せず」を無視

○何よりも人権侵害

レッツリピート!

これのどこが「違法じゃない」んですか?

これ、、、

警察による犯罪ですよね?

懲戒処分になるどころか、逮捕が必要では?

誰も捕まらないんですか?

こんなことやっててお給料貰ってるんですか?

レッツリピート!

これのどこが「違法じゃない」んですか?

これ、国家による犯罪ですよね?

これ、国家による犯罪ですよね?

とそこへこんな記事が。


周防監督、海外メディアへ熱弁!「痴漢摘発する前に満員電車なくせ」
2月2日8時1分配信 サンケイスポーツ

 最新映画「それでもボクはやってない」がヒット中の周防正行監督(50)と主演の加瀬亮(32)が1日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で海外メディア向けに会見を行った。同作で日本の裁判制度のあり方に深く切り込んだ周防監督は、「日本でこのようなことが行われているんだという怒りを伝えたかった」と力説。欧米各国の記者を前に約90分間熱弁を繰り広げた。

 「再審の決定を1度は下しておきながら、取り消す。裁判時の証拠・証言にある程度疑いがある場合は再審制度を適用するとした白鳥決定(昭和50年)以降、『疑わしきは被告人の利益に』と言ってきたではないか。この決定は本当に恥ずかしい!」

 三重県名張市内で昭和36年に女性5人が死亡した名張毒ぶどう事件。名古屋高裁が昨年12月26日に死刑が確定していた被告の再審を取り消した件に対し、周防監督は感情を隠さず声を荒らげた。


『それでもボクはやってない』公式サイト

記事中にある再審を取り消した名張毒ぶどう酒事件について

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

名張事件を支援する会兵庫支部

souyone.jpg無実かもしれない死刑囚の再審を取り消す。無実の人間を処刑してしまうかもしれないのに、再審しない。。無実を訴えているのに拘置所に監禁したまま、処刑を待たせる。

レッツリピート!

これ、国家による犯罪ですよね?
               罪ぶかいわよね ぶかいわよね

ひつこくひつこく、

デジャヴか!ってくらい取り上げます!         
明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがたくさんあります!
その一つが袴田事件です。


40年以上再審請求が無視され続けています。

無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会

袴田事件の再審開始を求め元世界王者5人が集結



※関連記事

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

私の死刑考

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070201-00000178-mailo-l16
2007-02-23(Fri)

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

up.jpg世界に名だたる人権後進国。逆行街道まっしぐらのニッポンよどこへいく。しっかりするんだジョー!追加キャンペーン!

とそこへこんなニュース。
               しっかりね。

死刑禁止を盛り込んだ憲法改正案承認 フランス上下両院
2007年02月20日10時11分

 仏上下両院は19日、パリ郊外ベルサイユで両院合同会議を開き、死刑を禁止する条項の追加などの憲法改正案を承認した。フランスは81年に死刑を廃止したが、憲法に盛り込むことで将来の死刑復活を封じるのがねらい。

 憲法に追加されたのは「何人も死刑に処せられない」という条項。両院の854議員が採決に参加し、賛成828、反対26で、憲法改正に必要な投票議員の5分の3以上の賛成で承認された。仏政府は今後、死刑廃止を定めた国連人権規約議定書も批准する方針。

 このほか、大統領は在職中は刑事訴追されないかわりに、職務を離れた時は免責特権がなくなることを定めた条項も憲法に加えられた。


ランでは死刑永遠放棄したようでございます。


260px-Flag_of_France.svg.png


 C'est au revoir a jamais.
 永遠にさいなら 
by仏語翻訳


方やぽんは、凶悪犯罪は減っているにも関わらず、死刑確定囚は増加の一途をたどっています。

以前ならば、死刑にならないケースでの死刑判決が増加し、私は支持した覚えはまったくないのですが、政府の言い分の1つとしては「国民の支持」によって拍車を掛けている模様です。

[ 被害者遺族の心情を考慮して。は本当か]

被害者遺族というのは一様ではないのですが、どうもマスコミによって、被害者遺族というのは一様に「極刑を望むもの」と思い込まされ、加害者への憎しみを煽り、国民全体が極刑を支持することが「正義」のような感がありますが、実際は、被害者遺族だって多様なのです。

「被害者遺族の心情を考慮して」とはいうものの、実際に考慮される心情とは、裁判官や国にとって都合の良い「極刑を望む」だけであり、「死刑にはしてほしくない」「対話をしたい」「金銭的な補償がほしい」等は、無視され、それどころか、何1つかなわないまま、処刑されてしまうこともあります。

つまり、「被害者遺族の心情を考慮」などというのは、全くの欺瞞であり、それどころか、「極刑」の責任を被害者遺族に押し付けている面があるということです。

また、厳罰化は国にとって都合の良い対応である。という事実を考えると、加害者への憎悪をマスコミが煽るままにそれに乗ってしまっては、為政者の思う壷ということもあり得ます。例えば、NYの9.11で、ニホンがイラク侵略戦争に加担させられたように。

犯罪被害者遺族の方の気持ちを考える。とは、どういうことなのか、以下のページをぜひぜひ読んでみてください。

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

また、女子リベ  安原宏美--編集者のブログさんより

************抜粋開始(着色私)**************

政府や人に対する信頼感が比較的高い国、あるいは経済的格差が少ない国弱者に優しい国ほど刑務所人口も少ないし、厳罰化に向かわないそうです。

*************抜粋終わり********************

つまり、厳罰化へ向かう国というのは、社会の歪みを個人へ押しつけることで済まそうとする、厳罰化で楽をしたい国といえるのでしょう。

ラン出生率が2.1を上回ったのは、国に対する信頼感があるからでないか、ということを書かれた竹下節子さんの記事をフランス社会とホームレスに載せましたが、「国に信頼感を持てない事」厳罰化にも少子化にも関係がある、というのは興味深いです。

少子化も改善され、憲法で死刑が禁止されたランは、
「国民にとって信頼足りうる国」と呼べるのかもしれません。

ぽんは、言わずもがな、でございます。

また、この安原宏美さんは、実際犯罪被害者家族でもあるそうなのですが、はっきりと、経済的な補償の方が助かる旨書かれています。

なんと、被害に遭って病院へ行っても、医療費の請求は被害者へ来ます。障害を持つことになっても、そこで掛かる膨大な医療費も被害者が負担するのです。
up.jpg
国民がこぞって「死刑」や「厳罰化」を支持するだけで、被害者遺族の為になっている。と考えるのであれば、それは改めた方が良さそうです。

                                 この国って怠慢。。

デジャヴか! の冤罪死刑囚についてのお時間です。

明らかに冤罪だと言われている事件でも、なぜ再審が通らないのか。それを考えてみたのですが、こういうことかな?と。

どのケースも、再審されたならきっと無罪になるでしょう。とすれば、他にも冤罪はあるのではないか。今までだって、それで処刑されてしまったケースもあるのではないか。死刑制度やばくね?

と、なるのが死刑を推進したい国にとっては怖いのかな?と。
再審しなくても、冤罪死刑囚のことなど、世間の認知度は低いし、さっさと処刑してしまえば、知られないまま国の権威も保てます。

しかし、再審してしまえば、衆目を集めてしまうことになるのです。それを恐れているのではないか、と。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがたくさんあります!
以下はそのうちの2つです。ぜひぜひお読みになってください。

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部

無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会


※関連記事

保坂展人のどこどこ日記
フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

村野瀬玲奈の秘書課広報室
2007年フランス、「改憲」の瞬間 (死刑廃止)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

私の死刑考

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。



2007-02-28(Wed)

袴田事件に再審を!

ki.jpg
びつくりよ。

保坂展人のどこどこ日記より
以下転載(着色私)

袴田巌さんの無実を元裁判官が証言/2007年02月26日

たった今、衝撃的なニュースがテレビ朝日の報道ステーションで放映された。

40年間、冤罪無実を訴えながら獄中にいる袴田巌さんの一審判決(1968年静岡地裁)で、死刑を言い渡した裁判官だった熊本元裁判官(69歳)が、当時から無罪を確信していたと告白したのだ。

公判中に彼は、3人の裁判官の中でそう主張していたが、「これはそういう取り決めになっている」と、すでに故人となった他のふたりの裁判官に押し切られて多数決の合議で「死刑判決」を出してしまった。

29歳の時に出した袴田さんへの死刑判決を69歳となった今も、一日たりとも忘れられずに悔いているという。今、袴田さんに会うことになったら「言葉はなくただ頭を下げて詫びその時の袴田さんの表情が忘れられない」と語る熊本さんは、まもなく裁判官をやめているが、言葉に詰まりテレビカメラの前で嗚咽した。

東京拘置所で袴田巌死刑囚と面会した経験もある私は、2年前の東京高裁での再審開始を信じていたが、無念にも棄却されてしまった。

その後も、議員連盟としての取り組みを続けて、3月9日午後1時から衆議院第一議員会館第一会議室で、救援に立ち上がったボクシング界の人々や姉の秀子さんを呼んで集会を開く準備をしている。

「死刑」を議論することすらタブー化している状況を打ち破り、袴田さん無実・再審開始の声を盛り上げていきたい。


袴田事件、、このまま動きないのかしら。。と思っていたので、これを読んだ時はびっくりしました。

いくつかのブログでは、「何を今さら(怒)」と熊本元裁判官に怒りをあらわにする人が多くいたけれど、今さらでも大きな進歩には違いありません。

熊本元裁判官はこの判決から7ヶ月後に退官しているそうで、苦悩が深かったことが伺えます。冤罪は、当人や家族にとって悲劇ですが、判決を下す人間にとっても悲劇なんですね。

また、死刑判決を多数決で。ってのにもびっくりです。なんだかお手軽な感じです。

熊本元裁判官は、この事件は冤罪で、再審の開始にも協力すると明言しているので、希望が見えて来ました。
再審し、無罪を勝ち取ることで、袴田さんもご家族も、熊本元裁判官も救われることを祈ります。

私は裁判員制度に反対の立場です。今は詳しく書きませんが問題点も多く、日弁連も反対しています。
アメリカが指示したことで導入されるのからして、どんな魂胆なのかが気になります。

しかし、唯一良い点だと思っているのは、判決の責任、処罰の責任を今までは一部の人間に押し付けていたのに対して、国民が一人一人が負うことになったことです。

簡単に「極刑」「死刑」と言う人がいますが、私たちがそれに関わるようになれば、死刑囚と共に生きている人がいて、処刑しなくてはならない人間がいて、後片付けをする人間がいる。ということに、少しは思いを馳せるようになるのではないでしょうか。

法相はサインをするだけで済みますが、それでも躊躇する人がいるくらいなのです。それらの人たちが、精神を病んでしまうことが多いというのも頷けます。

裁判員制度が始まったら、その場の空気などで死刑に賛成してしまい、苦しむことになる熊本元裁判官のようなケースも少なからず出て来るのでは、と危惧するとともに、裁判員制度によって死刑制度を考え直す機会になるのでは、との期待もあるのです。



元裁判官が無罪と告白!袴田事件



袴田事件の再審開始を求め元世界王者5人が集結



無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会

 袴田ネット・袴田事件


ki.jpgデジャヴか!?
のお時間です。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがたくさんあります。

以下はたくさんあるうちの2つです。ぜひぜひお読みになってください。

鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部


※関連記事

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?

死刑考


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


 フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説


死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。




2007-03-12(Mon)

袴田事件に再審を!続

picnic.jpg♪もうすぐ春ですね え  by candys

3月10日に
袴田巌さんは71歳の誕生日を迎えました。
と同時に、41回目の獄中での誕生日でした。


雨は皆に平等に降るけれど
春も平等に来るかしら


『自白得るため強引取り調べ』 東京新聞

 一九六六年、静岡県清水市(現静岡市)で一家四人が殺害された事件で強盗殺人罪に問われ、死刑が確定した元プロボクサー袴田巌死刑囚(71)が再審請求をしている「袴田事件」で、無罪の心証を持ちながら一審静岡地裁で死刑判決を書いたと告白した熊本典道元裁判官(69)が九日、東京・永田町の衆院議員会館で記者会見した。熊本さんは「袴田くんを救う最後のチャンスだと思った」と告白した心境を、声を詰まらせながら話した。

 熊本さんは六六年十一月に静岡地裁に着任。第二回公判から審理に加わった。途中から「自白を得るために強引な取り調べをしている。確たる証拠がないからだろう。今の証拠では有罪は無理。『疑わしきは罰せず』に立ち戻るしかない」との思いを強くしたという。

 残り二人の裁判官は死刑を主張。二対一で死刑判決が決まった。熊本さんは「説得できなかったのは私の責任」と話した。

 結局、主任裁判官だった熊本さんは、無罪との心証を抱いたまま、死刑の判決文を書くことになった。裁判所法は評議の内容を明かすことを禁じている。熊本さんは守秘義務に違反した形となるが、「守秘義務は、裁判官を守るため。明らかにするかしないかは、個人の勝手だ」と述べた。

自白を得るために強引な取り調べをしている。確たる証拠がないからだろう

とありますが、それを裏付ける獄中書簡があります。


殺しても病気で死んだと報告すればそれまでだ、といっておどし、罵声をあびせ棍棒で殴った。

そして、連日二人一組になり三人一組のときもあった。

午前、午後、晩から11時、引続いて午前2時まで交替で蹴ったり殴った。それが取調べであった。


レッツリピート!

これ、犯罪ですよね?

犯人がいれば真犯人じゃなくてもいいんでしょうか?

取り調べの様子を録画しよう。という話がよく出ますが、一向にそうならないのからして、まずい取り調べが常態化しているのでしょう。日常茶飯事であることが伺えます。

また、冤罪の温床としては、植草教授もされた、法的根拠のない長期拘束もはびこっているわけです。。

どんなに精神力のある人でも、罪を認めるまで永遠に続くかのような罵声や暴力の飛び交う取り調べ、また、家族のことを含めての脅迫の中で、無実を主張しつづけるのは並大抵のことではないでしょう。

と、書いたら保坂さんちにこんな記事が。

保坂展人のどこどこ日記
最高裁へ再質問と明日の「袴田事件シンポ」
より


無理な取り調べで被疑者を監禁し、自白を強要する捜査手法は袴田さんの逮捕された1961年以来、半世紀近くにわたって変化していない。私たちは捜査プロセスをビデオ収録するなど「捜査の可視化」を要求しているが、警察・検察の腰は重い

こうして、苛酷な取り調べで捜査で「自白」を引き出すと、その後に矛盾する証拠が出てきても、法廷では重視されない場合が多い。

「裁判員制度」という国民誰もがクジによって「裁判官」に当選し、殺人事件などの重大事件を2~3日という短時間で判断しなければならず、死刑か否かについて意見を述べなければならない制度が2年後に迫っていることを考えると、「冤罪の訴え」が却下され続けている司法のあり方を根本から問う必要があるだろう。


保坂展人のどこどこ日記
袴田巌さんの再審開始を ! 勉強会開催
より

熊本元裁判官は、無罪の心証にも2種類あると述べた。ひとつは真犯人が出てきて無実が証明されるケース、もうひとつは「有罪か無罪かわからない。有罪だと断定できない」というケース。熊本氏は袴田さんの場合は、後者だと語った。

検察官が「合理的な疑問を残さない程度の証明」がなされない場合は、推定無罪の原則がはたらくはずなのに、袴田事件の一審判決は「死刑判決」となった。熊本氏は、合議で2人の裁判官を説得しきれなかったと語った。

今日も袴田巌さんは、姉の秀子さんや西嶋勝彦弁護団長らと30分間面会している。ボクシング界の人々が立ち上がってから、袴田さんの心は少しづつ開かれているのかもしれない。

ただ、また「妄想の世界」に棲んでいて、事件や裁判についての意義のある会話は成立しない。2月7日に面会した支援者の手記を読むと、03年に私が会った時とそう変わっていない。

「妄想の世界」に棲んでいて

というのは、拘禁反応(死刑の恐怖。また、冤罪の場合はその葛藤なども含めて、精神を病んでしまうこと)だと思います。

その様子は、こちらでも伺い知ることができます。

2003年の面会時の様子。
12年ぶり!! 弁護団と保坂衆議院議員と 袴田さんとの面会が実現しました。

最新の面会の様子。
無実第27号ダイジェスト版

picnic.jpg一応先進国の日本で、このようなことがあるというのは、とても悲しいことです。40年に渡り、拷問しているのと同じでしょう。

国には、せめてもの償いとして、早急に再審をしてほしいものです。


みんな平等に春っち来てね


袴田事件:「"手紙に込めた思い"」



元裁判官が無罪と告白!袴田事件(報道ステーション)は、
テレ朝によって削除されています。残念。。


無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会

 袴田ネット・袴田事件


picnic.jpgデジャヴか!?
のお時間です。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがたくさんあります。

読んだことあるわ。


以下はまだまだあるうちの2つです。
ぜひぜひお読みになってください。

鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部


※関連記事

袴田事件に再審を!

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?

死刑考


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


 フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。



2007-03-17(Sat)

逆流国家日本。

buran.jpg♪ああ~ 川の流れのように~
        by misora hibari


はいかない、記事を読んだ時にエントリーできず遅れて取り上げるのがいいところ、るかっちの犬かきなブログへようこそ。

【ルワンダ】ルワンダ政府死刑廃止へ
ニュー・タイムズ

ルワンダのカガメ大統領は1月17日、死刑廃止法案を議会に提出することを決定した。国際社会では、死刑制度がある国には犯罪者の引き渡しを行わない国が多い。そのため、大虐殺が起きたルワンダでは、国外逃亡した100名余りの戦犯を自国内で裁けずにいた。ちなみに、日米を例外として、先進諸国のほとんどは死刑制度を廃止している。

ちなみに、「先進国のほとんどは死刑制度を廃止している」を言い換えますと、
「ニホンとアメリカの一部の州以外死刑制度を廃止している。アメリカは廃止の方向へ向かっており、唯一ニホンのみが死刑増加の一途を辿っている」

と、あいなります。

125px-Flag_of_Rwanda.svg.png


 Adieu, la peine de mort. by 玲奈っち
 死刑さいなら



と、そこへこんな記事も。

「新憲法で戦争を放棄する」ボリビア大統領が都内で講演
2007年03月06日23時37分
 来日中のモラレス・ボリビア大統領が6日、東京都内の日本貿易振興機構(ジェトロ)で講演し、「新憲法で戦争を放棄する」と語った。同国は徴兵制を敷き、約4万6000人の軍を持つと見られるが、「軍隊なしで人命を救える。武装放棄しながら、社会的な戦いを続ける」とも述べた。

 憲法改正は05年の大統領選での公約。先住民出身の大統領として、すでに明言している先住民の権利拡充などに加え、新たな目玉を加えた形だ。

 モラレス氏は講演で、「戦争は解決策にならない」「唯一の良かった戦争である独立戦争でも、混血の人たちや先住民の人命が失われた」などと話した。

 またモラレス氏は同日、安倍首相と首相官邸で会談した際も、戦争放棄をうたう日本の憲法を念頭に、「ボリビアは日本のような大国ではないが、似た点もある。人々が手に手を取って平和に生きる社会。そういう観点から、戦争放棄を憲法改正で掲げたい」と語った。


この言葉をあべっちはどんな気持ちで聞いたんでしょうか。

「いいえ。軍国主義こそ、世界貢献にふさわしいのです。兵器をじゃんじゃん買えば、世界の軍需産業は潤い、私たちの懐も暖かくなります。戦争をしても、死ぬのは貧困層だけですから私たちには関係ありませんし、そんな『武装放棄しながら、社会的な戦いを続ける』などという小難しいことをする頭脳も正義もありません」

てなとこでしょうか。

どうも、武装したいじゃぽんですが、「ああ、攻撃される~」てのは妄想に感じるのですけど。
ニホンには資源がない。つまり、攻め込むメリットはないと思うので。ニホンが憎いから?大金投じてまで、自爆覚悟で攻め入りますかね。

保坂議員が言うように、ほれみたことか。とばかりな「自作自演」ならあるかもしれませんけど。。

核なり兵器を買わせたい人たちが「ほら危ないぞ」「攻撃されるぞ」と危機を煽って、防衛しないと、、と思わせてるだけに思うのです。

「恐怖心」「憎悪」という心理は利用されやすいので、気をつけたいところです。



125px-Flag_of_Bolivia.svg.png


 La guerra adios.
 戦争さいなら


※死刑関連の全エントリーはこちら



2007-04-18(Wed)

袴田事件に再審を。続々(お知らせ&記者会見の模様)

c-g-ushirogamis.jpg袴田事件、絶対再審キャンペーン!フォーエバー (無罪勝ち取るまで)

闘うリベラルのチャンネル(新宅)さんよりTBでお知らせいただきました。ありがとう^^/

これから行ってきます。
ゲーナ、まだ早くない?21日だよ。

 袴田巌さんの再審を求める集い

 標記集会のご案内です。お近くにお住まいの方は、
 ぜひご参集下さい。

 日時:4月21日(土) 午後2時~5時

 場所:豊島区立勤労福祉会館 大会議室

 内容:
  1 熊本典道元裁判官の3・9記者会見ビデオ放映
  2 袴田巌さんの姉・秀子さんからのアピール
  3 弁護団報告
     西嶋勝彦弁護士(弁護団長)
     小川秀世弁護士(弁護団事務局長)
     村崎修弁護士(弁護団)
  4 ボクシング界の支援の取組み
     新田渉世さん(東日本ボクシング協会理事)
  5 ~少年時代の巌さんの思い出~元同級生の皆さんのお話
  6 関係団体のアピール

 資料代:500円    

 主催:袴田巌さんの再審を求める会


1 熊本典道元裁判官の3・9記者会見ビデオ放映とありますが、janjanにその記者会見の様子がありました。

袴田事件:確定死刑囚・袴田巌さんの無実の叫び 1

 強盗殺人罪などの罪に問われ、死刑判決を受けた元プロボクサー、袴田巌(はかまだいわお)さんは、再審を求め、最高裁に特別抗告をしています。

袴田さんの無実を訴え続けているお姉さんの秀子さん、支援活動団体、ボクサー仲間の強力な支援などが長らく続いています。今月に入って、一審で死刑判決を書いた元裁判官の熊本典道さんがテレビなどで「無罪の心証」があったことを明らかにするなど、再審を求める袴田さんを支援する声が高まっています。

 30歳で逮捕されてから41年間に渡って拘束されている袴田さんは、一貫して無罪を訴え続けています。長期間の拘禁生活で現在袴田さんは精神を病んでいると伝えられています。

袴田さんの無罪を晴らし、1日も早く家族のもとに返してあげるために、3月9日(金)午後1時より衆議院議員会館で「死刑廃止を推進する議員連盟の勉強会」が開催され、袴田さんの早期再審を求める訴えと、記者会見が行われました。

袴田巌さんの姉・秀子さんの訴え
 40年間、弟の無実を訴え続けてきた袴田さんの姉・秀子さんは、「40年と一口にいいますが、獄中の巌にとっても、家族にとっても、とてもとても長い年月でした。父も母も兄も、弟の無実を信じながらみんな亡くなりました」と現在の心境を語ったあと、40年前、袴田さんがお母さんに向けて書いた手紙を、ときどき声を詰まらせながら読み上げました。

 「お母さん。僕の憎い奴らは、僕を犯人にしようとした奴らです。神様。僕は犯人ではありません。僕は毎日叫んでいます。ここ静岡の風にのって世間の人々の耳に届くことを、ただひたすらに祈って僕は叫ぶ。お母さん、人生七転び八起きとか申します。最後に笑ったものが勝つと申します。また、みんなと笑って話せるときが絶対きます」

 続けて、当時、2歳だった息子さんに向けて袴田さんが書いた手紙を読み上げました。

 「息子よ。どうか、力強く、勇気ある人間に育つように。そして、お前の友だちから、お前のお父さんはどうしているのだと聞かれたら、こう答えるがよい。僕の父は不当な鉄鎖と対決しているのだ。

息子よ。お前が正しいことに力を注ぎ、苦労の多い冷たい社会を反面教師として生きていけば、遠くない将来にきっとチャンは懐かしいお前のところに健康な姿で帰っていくであろう。そして、必ず証明してあげよう。お前のチャンは決して人を殺していないし、一番それをよく知っているのが警察であって、一番申し訳なく思っているのが裁判官であることを。チャンはこの鉄鎖を断ち切ってお前のいる所に帰っていくよ」

 秀子さんは、事件直後、近所の人と笑いながら話をしている袴田さんの笑顔を見て、袴田さんの無実を確信したそうです。「一緒に生まれ育った姉弟なのだから、殺人といった恐ろしいことをした人間なら、顔を見てすぐわかったはずです」と述べ、「弟は無実です」と訴えました。

小さいころ、袴田さんはおとなしい子だったそうです。中学を卒業し、ボクサーとして活躍したころのことが昨日のことのように思い出される、と秀子さんは述懐しながら、獄中にいる袴田さんへの思いを語りました。

 秀子さんはまた、袴田さんと面会をしたときの様子を語りました。袴田さんは元気だったそうですが、意味不明のことを話していたそうです。秀子さんは「自分は74歳で、弟は明日(3月10日)で71歳になる」と述べ、「人生の一番いい時期を獄中で終わった。私にとっても弟にとってもあまり時間がない。

1日も早く弟の無実を晴らし、1日も早く私と一緒に暮らせるようにみなさまの力を貸してほしい。袴田巌は無実です。助けてください」と強く訴えました。

輪島功一さんのお話
 ボクサー仲間とリング上や街頭などで袴田さんの再審開始を訴えている輪島功一さん(東日本ボクシング協会会長)は、メディア関係者、NGO、支援者、議員、秘書など大勢の人たちが詰め掛けた会場を見渡しながら、「こんなにたくさんの人がくるとは思わなかった」との感想を述べ、「やりがいがある。なんとかしなければならないという気持ちがふつふつとわいてくる」との思いを語りました。

 2006年11月、輪島さんを始め5名の元ボクシング世界チャンピオンたちが最高裁に結集し、袴田さんの再審開始を訴え、約500筆の再審開始の要請書を提出しました。ボクサー仲間とともに、東京拘置所に対し、袴田さんとの面会要請やボクシング雑誌の差し入れなどを行っている輪島さんは、一審で死刑判決を出した裁判官の熊本さんが、袴田さんは犯人じゃないんだということを言ったことに対し、「そうだろ、やっぱりな」と思ったそうです。

 輪島さんは、殺害方法が刃物であったことに対し、ボクサーとしての気持ちしか言えないとしながら、「ボクサーは殴る。刃物は100%ない。刃物で何回も刺すのは、ボクサーにとって恥。これは違う。絶対違う」と強く訴えました。

「頭がどうとかこうとか言われているが、ボクシングの試合を見たらきっとまた元に戻る。後楽園でボクシングの試合を見せてあげたい」と獄中にいる袴田さんへの思いを語り、「そのためにも頑張らなければならない。先輩たちも頑張ってきた。刑が決まっても覆ることがある。袴田さんにもぜひ私たちでそれを実現してあげたい」との決意を述べました。

熊本典道さんのお話(元静岡地裁裁判官)
 当時、静岡地裁の裁判官だった熊本さんがこの裁判の判決を書いたのは、29歳の時だったそうです。自白の任意性や、取調べの手法などに疑問を持ち、袴田さんに対して「無罪の心証」をもちながら、合議制によって1対2となり、自らの信念を曲げて心ならずも死刑判決を書いた熊本さんは、それから間もなく裁判官を辞めました。

 判決後も1日も事件のことは忘れたことはないという熊本さんは、70歳になるのを機に、裁判のことを明らかにすることを決めたそうです。裁判所法で漏らしてはならないと定められている「評議の秘密」を明らかにするのは守秘義務違反となる可能性も指摘されていますが、熊本さんは「承知している」と答えたと伝えられています。

 「私が熊本でございます」と自己紹介をしたあと、熊本さんは思いがあふれるように、しばらく絶句しました。熊本さんは、いろんなところからもっと早い段階で働きかけがあるのではないかと思い、待っていたそうです。細かく言うといろんな人に差し障りがあるので言わないが、と断りながら、現在の心境について「やっとこの日がきたか」と述べ、「無念です」との思いを吐露しました。

 熊本さんは、「僕は田舎の粗末な大学卒のチンピラ弁護士です」と謙遜しながら、当時、まだ自由と平等の精神のあった東京地裁の様子を伝えました。熊本さんはある裁判官から、刑事被告人であっても無罪の推定を受けるのだから、男だったら「君」、女だったら「さん」をつけ、「座ってください」「立ってください」と言ってきたそうです。袴田さんに対しても、「袴田君」と呼びました。

 1966年11月、静岡地裁に転任した熊本さんの最初の裁判が袴田さんの裁判でした。すでに裁判が始まっていたので(熊本さんの参加は第2回目の公判から)、裁判長に「最初からやってほしい」と頼んだそうです。熊本さんは検事の陳述書や取調べの様子、袴田さんの初対面の印象などについて、詳細に語りました。審理のあと裁判長に感想を聞かれ、熊本さんが「この裁判は我々3人のほうが裁かれている」と答えると、裁判長は「そうだなあ」と言ったそうです。

 熊本さんはまた、「私はやっていません」と答えたときの袴田さんの声が、「低い声で、力むでもなく、静かに、穏やか」であったと語りました。袴田さんに最初に会ったときのことを、熊本さんはいまでもはっきり思い出せるそうです。それほど「強烈な印象だった」と述べました。

 審理を進める中で45通の調書が出てきたそうです。自白調書の任意性を審査したとき、2人の警察官が20日間近く密室で取調べをしたこと、取調べのやり取りなどから彼らが最初から袴田さんに疑いを抱いていると思ったことなど、当時の審理の様子を伝えながら、「なんで20日間もむちゃくちゃな取調べをするのか、それは確たる証拠がないからではないか」との疑念を抱いたそうです。非常に残念だったのは、弁護人の対応が不十分であったことであり、「もうちょっとなんとかやってくれないか」と思ったそうです。

 判決文を書く前に、熊本さんは350ページの無罪判決を書いたそうです。しかし、合議の結果、1対2になり、心ならずも死刑判決を書くことになりました。

当時、東京高裁には見識を持った裁判官が揃っていたので、判決が覆されることを期待し、高等裁判所に挑戦しようと思って判決文を書いたそうです。高裁で3人のうち2人が(自分の書いた判決文の内容の意味するところに)気づいてくれるのではないか、無罪の方向に審理を深めてくれるのではないか。

 しかし、その期待が裏切られたことで熊本さんの苦しみは始まりました。東京高裁に続き、最高裁でも棄却されたことについて、「最高裁の5人については、はっきり言ってダメ」と述べ、「時を待つしかない」と思ったそうです。熊本さんは、中国のことわざを引用しながら、ことを構えるとき留意すべきは、「時、所、人。この3つが整っているか」であり、今がその時であるとの認識を示しました。

 また、「誤解のないように言っておきたい」として次の2点のことについて言及しました。1つ目は、無罪には2種類あるということです。真犯人がいる場合と、有罪か無罪かわからない場合です。残念ながら袴田さんの場合は後者であると述べた上で、「(捜査にあたった)警察や検察が真面目にやっていれば犯人は出てきたのではないか」との見解を述べました。

 2つ目は、「反論する人はいっぱいあると思う」と断りながら、「刑事裁判の場合、国家機関である検察官がこれこれだから処罰してくれ、それに相当する証拠があるかどうか(を検証する)。だが、人間が人間を裁くことはできない」と述べ、「疑わしきは罰せず。人間が人間を裁くことは不可能」との考えを示した上で、この2点をとくに強調したい、と語りました。

 熊本さんのお話のあと、西嶋勝彦・袴田事件弁護団長から裁判の進捗状況について報告がありました。現在、弁護団は3つの課題(最高裁に再審を働きかける。死刑執行の停止。世論に訴える)に取り組んでいること、有罪判決の決め手となった、公判中に出てきた5点の衣類についての疑問点などについて詳しく説明したあと、15年振りに再会した袴田さんの様子を伝えました。

袴田事件:確定死刑囚・袴田巌さんの無実の叫び 2

記者会見の主なやりとり

質問:
 熊本さんは死刑廃止を訴える立場なのか、それとも、裁判員制度の理念や疑問を訴える立場でここにいらしたのか、その辺のことをお聞きしたい。

熊本:
 袴田君を救う目的だけでここにきた。聞かれたので答えるが、死刑制度は反対。人間が人間を裁くことは、本来、やってはいけないこと。やるなら全員一致が原則。死刑制度を廃止し、それに代わる制度を作る。新しい制度については考えている。論文も書いてある。

質問:
 なぜいま証言したのか。現職のとき無罪と思っていたのに、言わなかったのはなぜか。

熊本:
 そのとき私が無罪と言ったら、袴田君を救うことができたのか。逆に(あなたに)聞きたい。私ひとりの力で問題は解決したと思うか。時、所、人。人が裁く。無罪にするには2人必要。そういう条件が(いま)揃った。批判することはだれでもできる。

質問:
 批判ではなく、なぜ、いまだったのかと……。

熊本:
 今が最後のチャンス。その判断が間違っているというなら、いくらでも(話を)聞く。

質問:
 時、所、人。今だ、というお話だが、具体的に説明してほしい。

熊本:
 裁判は、被告人が裁判官を説得する場所。裁判は裁判官を説得する場所であり、検事とケンカをする場所ではない。誤解している人が多いが、裁判官を説得するためには、その裁判官がどんな考え方をしているのか、それぞれの裁判官の全人格な要素を弁護士なりに調べ、判断することが1つ。

どういう人が裁判官になったか、日ごろ、どういうものの考え方をしているか、丹念に克明に調べ上げること。本件(再審の特別抗告)の場合、最高裁の第二小廷で、裁判官が5人。裁判官の定年は70歳。定年間際になると、辞める前に1度ぐらい良いことをしたいと思うのは人間の常。今回の裁判官は定年を間近にした裁判官が揃っている。

質問:
 裁判官には協議の秘密を守るという規定がある。それを犯していることについての考えを聞きたい。

熊本:
 あなた、一緒に考えてください。何で合議の秘密を守らなければならないのか。

質問:
 協議の中で自由に発言するため。あとで内容を明らかにされると、自由な発言ができなくなる。

熊本:
 合議に参加した裁判官個人を守るためにその規定がある。そしたら、本人がオープンにしたって勝手ですよということ。そのことが理解されていない。肝心の裁判官たちに。

質問:
 残りの2人の裁判官が亡くなっているからかまわないということか。

熊本:
 違う。生きていても論理は一緒。

質問:
 裁判員制度では協議の秘密を漏らしてはいけないとなっている。その点についての考えを聞きたい。

熊本:
 裁判員制度は大反対。「みんなで殺せば怖くない」という主義のやり方はよくない。海外でいろいろ調べたが、向こうの陪審員制度は300年の歴史がある。なんの歴史もない日本で、アメリカから言われたからと言って、突然そんなことをやる。日本は遅れている。

質問:
 協議の秘密を一生守ることについて、重い負担だとする意見もある。

熊本:
 重いでしょうね。人の命を救うためにどうするか。ケースバイケース。秘密を洩らすのがいいかどうかということに帰結するのではないか。

質問:
 無罪を前提とした死刑判決か。

熊本:
 無罪の判決文は破った。最初から作り直した。継ぎ接ぎだらけ。見る人が見ればわかる。怒鳴りこんでくる人がいなかった。それが不思議。本当に不思議。

質問:
 話を聞いていて違和感を覚えた。人1人に対して死刑判決を出した。合議で意見が割れたが、いまの話を聞くと、無罪と思った裁判官が判決を書いた。有罪だと思った2人はなぜ有罪にしたのか。熊本さんのお話を伺うと、報道を受けてとても抗いきれないと思って有罪にしたというふうにきこえる。

熊本:
 そんな単純なことではないが、これだけ自白があって、裁判が始まる前にワーワー騒いでいて、真面目な人であればあるほど引っかかる。

質問:
 刑事裁判は本来、そういうことに影響されてはいけないのではないか。

熊本:
 そんなこと言って、毎日のように自白が公になってごらんよ。それでもあなたは自信ありますか?

質問:
 私は裁判官ではないのでわかりません。

熊本:
 またそうやって逃げる。

質問:
 一審の死刑判決について、言葉は悪いかもしれませんが、裁判所の審理がいい加減だったのではないか。そう聞こえるのですが……。その点はお認めになりますか。

熊本:
 そういうことは言っていない。ただ、弁護人はなにもしなかった。

質問:
 袴田さんに面会したら、どんな話をするのか。

熊本:
 私はいってみれば、殺人未遂犯ですよ。片棒を担ぎかけた。彼に直接会ったら黙っているしかない。どんな言葉をかけようと、彼の耳には届かない。世間は謝ってくればいいと言うが、そんな問題ではない。黙っている。その次、お前はなにをやってくれるんだ。取り返せない精神的な被害をどうしてくれるんだ、ということだけでしょうね。自分の行動を通してあとからどうするか。私にとって一番大事なことは……。それは、いくつか考えています。おいおい発表します。

質問:
 刑事裁判の鉄則は、疑わしきは被告人の利益に、と言われる。3人の裁判官が同じ証拠で審議を進めた結果、2人が有罪、1人が無罪。疑わしきは被告人の利益で、あれは無罪ではないのか。この点をどう思うか。

熊本:
 1人でも無罪という人がいれば、有罪にできないとする論文をあちこちで発表してきた。

質問:
 再審請求をしているが、具体的にどのように関わっていくのか。

熊本:
 弁護士登録をしてもう1回やって弁護団に入るのも1つの選択。だけど、僕は弁護団の活躍は活躍として尊重します。僕が袴田君に成り代わることはとても無理だけど、お姉さんの気持ちになったつもりで袴田君の陳述書、上申書、そういうものを、これは本人と面会したあとに出しますよ。最後に、できれば最高裁判所で僕を法廷に出してほしい。

質問:
 定年の70歳を前に良いことをしたいというお話、そういう動機もあったと思いますが、今回、ご自身の証言で、袴田さんを支援する動きにどういう影響が出るとか、どういう目的で、なにをしたくてお話になったのか、教えていただけますか。

熊本:
 いい質問だ。人間が判断することだから、情緒が入らないはずはない。法律で理路整然と述べることは第一だが、泣き落としというか、こんなことで人を殺していいのか、その心情をいかにうまく裁判官5人に伝えるか。欲張らず、3人だけ味方につける。人間の感情をいかにして動かすか、ダイレクトに訴える。

一番避けたいのは、権力側が避けたいところには触れないこと。こんなことで、これだけしか証拠がないのに、あなたたちはあの人を殺していいんですか、と訴える。そういう訴え方が今まで欠けていたのではないか。(情に訴えるのと)お涙頂戴とは違う。

司会:
 明日3月10日は、袴田さんの71歳の誕生日です。41年目の獄中生活。厳しい状況ですが、ボクシング協会が声を大にしてくれています。また、一審の判事の方が無罪の心証を証言してくれました。この流れを止めず、さらに推し進めるためにみなさんの協力をぜひお願いしたいと思います。

熊本:
 わたしが今日ここでしゃべったことで無罪になると思わないでほしい。ほんのちょっと手助けができるかな、あとはみなさんの力添えと、報道にかかっている。

(ひらのゆきこ)


抜粋にしようと思いましたが、全部載せてしまいました。

まだ自由と平等の精神のあった東京地裁

とありますが、今はやはり違う。自由と平等の精神が実現されていなくなってきているのでしょうか。

人間が人間を裁くことは不可能

人間が人間を処刑することについて、深い示唆を与えてくれる言葉です。

死刑制度を廃止し、それに代わる制度を作る。新しい制度については考えている。

とても気になります。教えて!

定年間際になると、辞める前に1度ぐらい良いことをしたいと思うのは人間の常

裁判官たるもの、裁判においては常に良い事していてほしいものですが。。ちょっとびっくりです。それだけ、私たちが思っているほどクリーンではないのでしょう。

東京高裁、最高裁に希望を託して、継ぎ接ぎだらけの判決文をわざと書いたにもかかわらず、「見る人が見ればわかる」はずがスルーされ、簡単に殺人が決定されてしまったわけですから。

「みんなで殺せば怖くない」

なるほど。私も、裁判員制度に反対ですが、国が導入したいのには、こういう理由もあるのかもしれません。

国民から選出された裁判員によって裁いた結果冤罪が発生した場合は、裁判官という「特定の人の責任」ではなく、国民全体が「自分たちの責任」として考えるから、問題視されにくくなるということでしょうか。

闇に葬りやすいと。

最高裁判所で僕を法廷に出してほしい。

私も是非、熊本さんを出してほしい!

これをきっかけに、日本の冤罪事件の再審や、現在の裁判のあり方。

推定無罪が守られていない。不当な長期勾留が常態化しているなどなどなどなど、すべてを刷新してほしい。と思います。

それが、袴田さんをはじめ、過去、現在、冤罪の被害に遭われた方々にできる、せめてもの償いではないでしょうか。

袴田巌さんの再審を開き、無罪を勝ち取る全国ネットワーク

無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会


c-g-ushirogami.jpgデジャヴュはつづくよどこまでも。
のお時間です。


明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがたくさんあります。

ねぇ、ゲーナ。みてみて。
みんな、ぼくたちみたいに、
ご家族と手もつなげないんだね。



以下はまだまだあるうちの2つです。ぜひぜひお読みになってください。


鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部


※関連記事

袴田事件に再審を!続

袴田事件に再審を!

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?

死刑考


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


 フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。




2007-05-07(Mon)

止まらない、たまらない国、ニッポン。

c-aauu.jpgるかっちのブログはいつも遅れて取り上げる?何それ。今日の記事は10日くらいしか経ってないわよ。るかっちは常にリアルタイムなブログへようこそ。
んっもう、
どうにも止まらないんでしか!


法務省(長勢甚遠法相)は、去年のクリスマスのキリスト教徒と再審請求中の死刑囚を含む4人の執行に続き、4月27日、またまた3人の死刑を執行しました。人工樂園のNiphoneseさんよりTBいただいた記事に抗議声明が記載されていましたので転載します。ありがとうございます^^/

死刑廃止フォーラムより


抗議声明 (07.4.27)

 本日、名田幸作さん(大阪拘置所)、小田義勝さん(福岡拘置所)、田中政弘さん(東京拘置所)に死刑が執行されたことに対し、強く抗議する。

 名田幸作さんは死刑確定後恩赦を5回、再審請求を4回申し立てており、最後の恩赦請求が本年4月17日に不相当となり、弁護人に再審請求の準備をする旨の手紙を出した直後の執行だった。

小田義勝さんは一審での死刑判決直後に控訴を取り下げて確定しており、最後まで審理が尽くされていない状態で執行された。

田中政弘さんは再審請求が本年2月10日に棄却され、4月18日付で弁護人に発信した手紙には「すでに恩赦請求書ができており、あとは日付を入れて5月21日くらいに提出予定」だと記載されており、提出直前に執行されたことになる。

長勢甚遠法務大臣は、昨年12月25日に4名もの大量処刑を行ってからわずか4カ月で更に3名の死刑執行をしたことになり、1993年3月の死刑執行再開以降、在任中に複数回死刑執行を行っている法務大臣でも、このような短期間に多数の執行を行った法相は存在しない。過去6年は一度に1~2名の執行であり、およそ許されるものではない。

また、国会開会中の執行は、1993年3月26日の後藤田正晴元法相が執行した時以降、閉会を翌日に控えた2000年11月30日に行われて以来のことである。

しかし、開会中とはいえ、ゴールデンウィーク前日であり、死刑執行に関する国会での議論ができない時を選んでいることに違はいなく、いずれも正面から議論をすることを避けた時期を、あえて選んでいるといわざるを得ない

また、最近の常軌を逸した厳罰化の流れの中で、03年までは年間2~7人だった死刑確定者が04年は14人、05年は11人、06年は20人、本年はすでに10人と激増し、確定者が100人を超えていた異常な状態で、確定者の人数を減らす目的のために執行を急ぐ行為は、確定判決の増加を更に加速させようとするものであって、不当であり、極めて政治的に行われた死刑執行である。

 死刑は、残虐な刑罰であり、民主主義の理念に真っ向から反するものである。死刑には犯罪抑止効果がないばかりか、かえって、社会の倫理観を荒廃させる。

死刑に必ず冤罪があることは、免田事件、財田川事件、松山事件、島田事件の再審無罪で証明されたところである。死刑は直ちに廃止されなければならない。

 死刑廃止は国際的な潮流であり、すでに世界の3分の2以上の国と地域で死刑は廃止されている。日本は、国連や欧州連合など国際社会から強く死刑廃止を求められている。今回の死刑執行はおよそ許されるべきものではない。

今回の死刑執行は安倍内閣において2回目であり、国家が人を殺す国など「美しい国」であるはずがなく、更に安倍内閣が掲げる再チャレンジという政策にも真っ向から反するものであって、その欺瞞性に強く抗議する。

 われわれは、日本政府および法務省並びに法務大臣に対し、今回の死刑執行に強く抗議するとともに、直ちに以下の施策を実施するよう求める。

1 死刑の執行を停止し、死刑廃止に向けて努力すること。
2 死刑に関する情報を公開すること。
3 死刑確定囚に対する処遇を抜本的に改善すること。
4 犯罪被害者に対する物心両面にわたる援助を拡充すること。


2007年4月27日


いずれの死刑囚の方々も、再審の準備中、もしくは中途半端な審理で処刑されてしまいました。

はい、美しい国、ニッポンに殺されてしまったわけです。

袴田事件など、冤罪事件が問題になっている中で、国がまずすべきことは、

すべての死刑停止

でしょう。

それなのに、このハイスピード、大量の死刑執行。。

再審を請求するということは、すべて、もしくは一部の無実を訴えているわけです。ということは、冤罪の可能性がある人間を殺したことになります。

もう、いいかげんにして!

国に、権力でもって国民を殺害する権限を与えていいのでしょうか?

確定者が100人を超えていた異常な状態で、確定者の人数を減らす目的のために執行を急ぐ行為

とありますが、今回の執行で、拘置中の死刑囚は99人になりました。実にわかりやすいですね。

「数」さえクリアすれば何でもいいんでしょうか。100人を超えたままにしたくないから、再審請求の準備等している人たちを処刑する神経とはどういうものでしょうか。とても良識のある態度とは思えません。

「人間」「数」ではなく、人格や尊厳を持った命ある存在として扱えない国って。。

と、こんな記事も。


長勢甚遠法相 ウルトラ保守は処世術!? 
5月4日10時1分配信 日刊ゲンダイ

 安倍政権が前代未聞のハイペースで死刑を執行している。長勢甚遠法相(63)が昨年クリスマスの4人に続き、4月27日にも3人を処刑した。国会会期中の執行は異例中の異例。さすがに自民党内からも「チョットやり過ぎでは……」の声が出ている。

「これまでは良くも悪くも閉会中や閉会間際に執行するケースが多かった。世論の批判が怖いからですが、長勢大臣はへっちゃらで次々に判を押している。普段はあまり目立たないだけに、今回の強権ぶりには誰もが驚いています」(自民党関係者)

 長勢は離婚後300日以内に生まれた子を「前夫の子」とする民法の見直し問題でも名を売った。
「当初は安倍首相も見直しに賛成していたが、長勢大臣は官邸に押しかけて『不倫の子も認めることになる!』と説いて回った。夫婦別姓でも強硬な反対派で、自民党の法務部会で『景気が悪いのに何をくだらない議論をしているのかと地元から言われる』とブチ切れています」(永田町事情通)

 改憲、靖国、教育問題などでも安倍首相も顔負けの“超保守派”だ。
 もっとも、どこまで本気なのか、いぶかる関係者は多い。
「長勢大臣のあいさつは、いつも『私のことをご存じないでしょうが……』という前置きから入る。自分の地味さは十分自覚している。だから目立とうとして、あえて強気な姿勢を見せているのかもしれません。官僚時代から厚労族で法務の世界は門外漢。怖いもの知らずということもある。なにより旧三塚派時代から森喜朗元首相にスリ寄り、安倍首相に取り入る上で、保守派の顔は“処世術”として必要だったのでしょう」

 そんな理由でムチャクチャやられたんじゃ、たまらない。


死刑執行だけとっても、

たまりません!

大臣は、命令すればいいだけですが、実際に処刑するには、多くの人たちが関わってくるのです。家族、弁護士、支援者、処刑者などなどなどなど。

c-aauu.jpg誰が大臣に任命したんですか?

あ。。また、あべっち。。


んっもう、
どうにも、たまりませんでしよ!



デジャヴュ デ モアのお時間です。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがた~くさんあります。以下はまだまだあるうちのごく一部です。ぜひぜひお読みになってください。

袴田巌さんの再審を開き、無罪を勝ち取る全国ネットワーク

 無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会

鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部


※関連記事

袴田事件に再審を。続々(お知らせ&記者会見の模様)

袴田事件に再審を!続

袴田事件に再審を!

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?

死刑考


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


 フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。



2007-05-28(Mon)

罰せられる人殺し。罰せられない人殺し。

c-dancing.jpgこのブログに来れば過去にタイムスリップ!

少し前の記事が読めちゃう、るかっちのタイムマシンなブログへようこそ。


ぼくは誰のマネをしているでしょう。
答えは最後の方に出て来るでしよ。

出版社バイト掛け持ちで自殺、26歳女性に労災認定
5月17日3時12分配信 読売新聞

 出版社2社で掛け持ちアルバイトをしていた東京都杉並区の女性(当時26歳)が自殺したことについて、東京労働者災害補償保険審査官が労災を認定した。

 東京過労死弁護団事務局長の尾林芳匡弁護士と女性の母親(55)が16日、明らかにした。

 女性は杉並区のコミック誌の出版社に社員として勤めていたが、2004年9月に新宿区の別の出版社にアルバイトとして採用された。

このため杉並区の出版社では正社員でなくなり、10月は両社をアルバイトとして掛け持ちしたが、精神疾患となり、同29日に静岡県内の実家で自殺した。

 両親は「精神疾患による自殺は業務上の災害だ」として労災保険給付を申請したが、新宿労働基準監督署は06年1月に「業務と精神疾患に因果関係はない」と判断した。

しかし、東京労働者災害補償保険審査官は、両社合わせた時間外労働が月147時間に及び、自殺前日に杉並区の出版社社長から兼業を約4時間もしっ責されたことを重視し、労災認定した。


約4時間もしっ責

たとえ、叱責される側が100%悪くても、叱責する側の主張が100%正しくとも、約4時間も延々とすることは妥当ではありません。

「正義」の乱用。「正義」を利用した虐待、もしくは、拷問でしょう。

この上司は決して逮捕されることも、罰せられることもないんだろうと思いますが、間接的な人殺しだと思います。

と、書いたところで、パトラッシュがネット上を一目散に駆けて行きました。
きっと、食べ物の記事だと思いまし。。

「ホームレスにピザを寄付したい」死刑囚の最後の願い、死後に叶う
[ 2007年05月13日 15時46分 ]

「ホームレスの人々にピザを」。米死刑囚のこの願いが大衆の心を動かした (ロイター/Eric Gaillard)
[テネシー州ナッシュビル 10日 ロイター] 米テネシー州で死刑に処された殺人犯の最後の晩さんの願いは、死んだあとに叶った。

米国の慣習では、死刑囚は最後の食事に好きなものを選んで食べる。フィリップ・ワークマン死刑囚は、その代わりにホームレスの人々にベジタリアンピザを贈ってくれと頼んだ。

刑務所側は、外部への寄付はできないとして、ワークマンの要望を拒否した。ワークマンは水曜日、薬物注射により処刑された。
しかし、この件の報道が大衆の心を動かした。

ナッシュビルのホームレス支援団体事務所は170枚のピザを受けとった。 ミネソタでラジオを聞いていた人たちも、問題を抱える若年層のための施設にピザを贈ったそうだ。

テネシー州の更生施設管理部の広報担当者ドリンダ・カーターは、「税金は収監者のケアに必要な特定のものに使われるべきです」とコメントしたが、ワークマンの要求をさまたげる規則はなかったことも認めた。

ホームレス支援団体の職員は、「ピザは私たちのクライアントにおおいに喜ばれました」と述べた。


いろいろ考えていくと、死刑ってなんなんだろう。と思うわけです。

いくつかのブログでこの記事の感想を読んでみましたが、ケッ、犯罪者が何やったって認めねぇ。という感じの人が多かったです。さぞかし立派な方なんでしょう。

アメリカでは、上記のような反応だったようです。

また、死刑は死刑でも、この件では薬物注射が使用されたようです。アメリカでは死刑廃止に向かっており、存置州であっても処刑方法は「人道的」な方法が選ばれるようになってきています。
(矛盾している。という批判は当然あります)

一方、じゃぱんの死刑ですが、秘密性が高く、どのように行われているのか知らされませんが、死刑執行室を視察した保坂展人議員のリポートを転載します。

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』
より


絞首といっても窒息死させるのではなく、落下の勢いと死刑囚の体重によって頸椎骨折と延髄損傷で即死させるため、落下直後に意識はなくなるとのことです。

鼻や口から息が漏れる音が聞こえてきますが息を吸うことはできず、血が逆流してものすごい顔になるといわれます。

死刑囚が吊られる真下に、排水溝があります。執行後しばらく痙攣を起こした後、筋肉硬直が解けて糞尿を垂れ流すので、遺体を洗うためにあるのでしょう。

その後、医官が階下に降りて死亡を確認し、確認後5分以上たってから遺体を処分する。こうして死刑は終了します」


遺体を処分する刑務官はどんな気持ちなんでしょうか。実際、病んでしまう人が多いそうですが。刑務官に人権は、なしですか。

不思議なのは、過去にも書いて来たことですが、「被害者遺族の気持ちを考えると」という言葉を死刑賛成論者の皆さんがよく使うことです。

当然、人の気持ちを考えるのは大切なことですが、どうも思い込みが多いように思うわけです。

被害者遺族だって百人百様ですよね。なのに「死刑を望むのが当然」というのが、なぜかスタンダードになっている。

それどころか「被害者遺族とは、死刑を望むべきである」という暗黙の強迫もあり、実際には「多様な被害者遺族の心情」は黙殺されているケースも多いわけでして「遺族の心情」を考慮して賛成している人は、その辺どうお考えなのかと。

つまり、被害者遺族の心情を考慮したつもりで「本当に望むこと」を黙殺してしまっていることに気づいているのだろうか、と。

また、「遺族の心情」を考慮して死刑を賛成している人は、遺族がいない被害者の場合はどうなんでしょうか。天涯孤独な被害者もいるでしょう。悲しむ人がいないので、その分罰を軽くする方が良いということでしょうか。

※参考
なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

想像するに、マスコミが煽る憎悪と「被害者遺族とは、死刑を望むものである」という刷り込みによって、「死刑」に賛成しているのではないでしょうか。

極刑を望んだがゆえに、苦しんでいる方もいます。

※参考 加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

被害者遺族の救済が「死刑」にだけ依存している現在から、物心両面に渡るケアによる救済へ移行してほしいと切に願います。

人権派弁護士による、被害者遺族を傷つけるようなテクニックに走る弁護も問題だと思いますが。

momo2006さんによると、国連の「拷問禁止委員会」は日本に対して「代用監獄の制限」と「死刑の停止」を勧告したそうです。情報ありがとうございます^^/

「代用監獄」については、制限期間、法的根拠のある刑事施設、受刑者処遇法の改正、録画や弁護士の立会いなど、かなり具体的です。

「死刑」については執行停止、すべての死刑判決に上訴を。などとしています。

「従軍慰安婦」問題にも触れ、救済策の不十分さを指摘したそうです。



※参考

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士さん
国連・拷問禁止委員会が日本政府に代用監獄などを改善するよう勧告~そんなことは隠してしまえホトトギス

国連・拷問禁止委員会の勧告を守るよう電話・ファックスしよう!


また、裁判員制度についても問題点が明らかになってきました。

死刑積極論者は裁判員になれるが、死刑廃止論者は裁判員になれないようです。
また、警察官の捜査に対して、批判的な気持ちを持っている人もなれないようです。

これじゃ、全然公平な裁判なんてできないですね。

※参考

保坂展人のどこどこ日記
裁判員制度に知られざる「罠」、裁判員面接での選別の論理


計12万人以上を自殺に追い込んだミスタ売国小泉一郎は、多くの国民にとってヒーローでした。

の方が国民を間接的に殺してるのに罰せられないですよね。それどころか、そんな国が「正義面」して、権力でもって処刑することに国民は賛成している。

この国や国民の正義や倫理って一体何なんだろう。。

と、こんな記事が。


「小泉劇場」再始動 構造改革派結集へ布石?
5月22日8時0分配信 産経新聞

 昨年9月の退陣後、表舞台での目立った活動を控えてきた小泉純一郎前首相が、6月4日の川口順子元外相のパーティーを皮切りに、参院選の応援遊説を開始することが分かった。

自民党執行部としては、参院選での無党派層対策として、小泉人気を利用する思惑があるが、小泉氏自身は、応援する議員には、ある条件を付ける意向。その条件があるために、今回の小泉氏の動きは参院選後の政界再編をにらんだ構造改革派結集への布石ではないか、とも言われている。(河合雅司)(略)

 「雲隠れ」が逆に関心を集め、小泉氏の人気は健在。参院選に向けて無党派層の取り込みに頭を悩ます自民党執行部にとって、小泉人気を利用しない手はなく、応援遊説に協力してくれないかと打診した。

 ただ、執行部の思惑をよそに、小泉氏は応援にあたって、その議員が以前から郵政民営化に賛成していたかどうかを条件にする考えだ。(略)(略)(略)

 参院選は激戦が予想され、「与野党どちららが勝っても政界再編に突入」との観測もある。その際に、政界再編の軸となり得る人物は限られてくる。構造改革路線を掲げ郵政解散で同僚議員を離党に追い込んだ小泉氏は「再編時の一方の旗印を立てられる人物」(自民党議員)の一人だ。(略)(略)(略)(略)


だ、そうです。すんごい持ち上げっぷりですね。見上げた御用新聞です。全文載せるには気持ち悪すぎるので、(略)だらけになってしまいました。

あの。。ミスタ売国小泉一郎がいまだに人気あるって本当ですか?

郵政民営化=ゆうちょ350兆円を外資(アメリカ)に群がらせ、12万人以上を自殺に追い込んだ張本人が?

るかっちの場合ミスタ売国小泉一郎が応援遊説なんかに来た日にゃ、発狂しそうでし。

産経といえば、◆ 美しい壺日記 ◆さんが快挙です。
「占領時、米軍も「慰安婦」調達を命令」と報じたことに対して、「米軍が命令というのは誤りで、米軍が許可に謝罪訂正」させました!すごい!
「命令」と「許可」では意味に雲泥の差です。

詳しくはこちら。
産経新聞が古森義久記者の捏造記事を謝罪訂正することに決定したよ


もし7月の参院選で、まだ多くの人が与党に票を投じるようなら、まさに、首を絞められながら笑っている日本人という感じでし。。

日本に死刑賛成論者が多いのは、自分たち自らが絞首されることが好きだからでしょうか。。


※関連おすすめ記事

灰色のベンチから: テレビの中の、また中の・・・

[2007.05.26] [公式] 天木直人のブログ



追記
※松岡農相の自殺について

灰色のベンチから: 空白のSIXTY MINUTE


c-dancing.jpg




♪オイラはヒーロー
アメリカ 財界 B層にとって~♪



チェブちゃんへ。愛しのチェブちゃんにミスタ売国のマネをさせるなんて。。ごめんね。もう二度とさせないから、るかっちをゆるしてね。


デジャヴュでしでしのお時間です。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがた~くさんあります。以下はまだまだあるうちのごく一部です。ぜひぜひお読みになってください。

袴田巌さんの再審を開き、無罪を勝ち取る全国ネットワーク

 無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会

鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部


※関連記事

止まらない、たまらない国、ニッポン。

袴田事件に再審を。続々(お知らせ&記者会見の模様)

袴田事件に再審を!続

袴田事件に再審を!

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?

死刑考


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


 フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。


※今日は諸事情により、コメント欄はお休みでし。



2007-06-12(Tue)

冤罪のつくり方。

bookinhead.jpg冤罪のつくり方。 一人分
♪突然に 逮捕して 密室閉じ込め
 眠らせず やったと言うまで帰さずに
「はい」しか言うな 逆らうな 家族もみんな疑ってるぞ かわいい子供がいじめに遭うぞ 明日から仕事がなくなるぞ
次から次へとおどしにかけて 認めさえすれば楽になる はい僕がそうです犯人です こうして冤罪の出来上がり!


新しいレシピでくま?

と、調べた限りではこんな感じで犯人はつくられるようです。

「えん罪を生み出す取調べの実態」 iza

 6日に日本弁護士連合会などが開いたシンポジウム「えん罪を生み出す取調べの実態」。富山県警に強姦(ごうかん)などの容疑で逮捕され、約2年間の服役の後に無実と判明した男性が、取り調べの様子について話をするというので聞きに行った。

 取調室という密室の中で何が行われたのか。男性は犯行現場となった被害者宅の見取り図を描かされたときのことを次のように語った。

 「刑事が肩の力を抜けというので抜きましたら、僕の右手の上に刑事の手がきまして、刑事の手で見取り図を…」。インタビュアーが「刑事があなたの後ろに回り込んで手を添えたのですか?」「二人羽織のような形で手を動かされて書かされたのですか?」と確認すると、男性はいずれの問いにも「はい」と答えた。

 描かされる直前に被害者宅の中を玄関から見せられていたが、家の奥はどうなっているのか分からない。そこで“二人羽織”となったのだという。これらの証言が事実なら、見取り図は捏造(ねつぞう)されたことになるのではないか。

 この日は、12人の被告全員に無罪判決が言い渡され、確定した鹿児島選挙違反事件の元被告らも証言。その1人は、取り調べで「他の人はみんな(容疑を)認めている」「認めたら明日から仕事に行ける」と繰り返し自白を迫られ、さまざまな威圧を受けた末に、自分が何を話しているのかさえ分からないような精神状態になったという。

 日弁連は、容疑者に対する取り調べのすべてを録画・録音する形での「可視化」を提案している。シンポジウムもその運動の一環だ。「完全なる可視化」は冤罪(えんざい)事件防止に有効にみえる。検察庁では部分的に「可視化」をしているが、警察を中心に捜査側には「容疑者との信頼関係の構築が阻害され、自白を得にくくなる」との意見が根強い。これもまた理解できる。

 その是非については大いに議論すべきなのだが、同時に忘れてならないのは、捜査する側の意識の問題だ。警察も検察も逸脱した捜査を厳しく排除する組織であってほしい。取調官を監視するために取調室に“防犯カメラ”が設置されたというのでは、あまりにも情けない。(南秀平)



警察を中心に捜査側には「容疑者との信頼関係の構築が阻害され、自白を得にくくなる」との意見が根強い。これもまた理解できる。

いやいや、できないですから。なんで、録画しただけで容疑者との信頼関係の構築が阻害されるんですか。それに、導入したことないのに、なぜそんなことが言えるんですか。それに、外国では導入されてるじゃないですか。

それに、万が一自白が得にくくなったとしても、常態化している代用監獄や冤罪が発生するよりいいじゃないですか。それに、むしろ容疑者にとっては安心なんじゃないですか。それに、捜査側にとっても怪しまれず正々堂々とできていいじゃないですか。

それに、そんな風に言って阻止したいところを見ると、やっぱり見られたくないような非人道的な取り調べしてるんだろうな。やましいところがあるんだな。って疑っちゃいますよ。それに、それ確定でしょ。

それに、国連からは、録画や弁護士の立会いも勧告されています。死刑のあるこの国で、死刑確定囚の冤罪事件だって起こっているわけで、悠長なことを言っている場合ではないですよ。


bookinhead.jpg
録画が導入されて困るのは。。。


警察が一番

くまるでし!




昨日、袴田死刑囚の無罪を確信していたと告白した熊本典道元裁判官が、当ブログの過去記事にコメントをくださり、ブログを開設されたことを教えてくださいました。

裁判官の良心 http://kumamoto.yoka-yoka.jp/

ブログで発信していただけることになり、とても嬉しいです。

最初のエントリーには、

このブログで、日本中の若い人たちにも「袴田事件」を知ってもらい、袴田君を救いたい!

また、袴田事件をとおして日本の問題点を書いていきたいと思います。


とあります。元裁判官だからこそ知り得る司法の問題点等も書いていただけると思いますので、ぜひぜひチェックしてください。

熊本さんの記者会見の模様
政治・袴田事件:確定死刑囚・袴田巌さんの無実の叫び


再審されるまでとわにデジャヴをのお時間です。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがたあくさんあります。以下はまだまだあるうちのごく一部です。ぜひぜひお読みになってください。

袴田巌さんの再審を開き、無罪を勝ち取る全国ネットワーク

 無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会

鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す

名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部


※関連記事

罰せられる人殺し。罰せられない人殺し。

止まらない、たまらない国、ニッポン。

袴田事件に再審を。続々(お知らせ&記者会見の模様)

袴田事件に再審を!続

袴田事件に再審を!

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?

死刑考


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


 フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。



2007-06-24(Sun)

富山の冤罪事件、実態は隠蔽とす。

c-anousoreguajpg.jpgみなさま。
冤罪に巻き込まれない自信はありますか?


るかっちはまったくありませーんなブログへようこそ。

なにもしてないでげす。

父、無実知らぬまま… 家族引き裂いた冤罪
6月20日16時40分配信 産経新聞

 身に覚えのない罪で、男性(40)が人生を奪われた富山の冤罪(えんざい)事件。潔白を証明する再審が20日、かつて実刑判決を言い渡した富山地裁高岡支部の同じ法廷で始まった。父親は男性が逮捕された後、無実を知らされないまま亡くなった。たとえ無実が証明されようとも、失われた時間は戻ってこない。男性は初公判を終え、こう話したという。「裁判に絶望した」-。

 「鉄格子の部屋に戻って一日中、泣いた」。誤認逮捕され、高岡市の拘置所にいた男性は平成14年10月、面会に来た肉親から入院中の父親が死んだことを告げられた。真っ先に無実を伝えたかった父。喜ぶ顔は二度と見られなくなった。

 「誰も信じられなくなった。控訴する気力もなくなった」。懲役3年の実刑判決を受け服役した。自分は犯罪者と思い込み、感情を押し殺した。

 17年1月に仮出所し、福井市内の更生施設で生活。施設から仕事を紹介され、最初の給料でレンタカーを借りた。向かったのは故郷の富山県氷見市。山に囲まれ、ひっそりとした父親の墓前で「生きていてほしかった」と心の中でつぶやいた。

 7月、施設での生活を終えた男性は福井駅で電車に乗り夕方、富山県の高岡駅で降りた。電車賃がそこまでしかなかった。一晩中歩き、翌朝、誰もいない自宅に着いた。鍵がかかっていたためトイレの窓から中に入り、3日間、水だけを飲んで暮らしたという。

 再審を前に「失った時間は戻らないが、二度と冤罪事件が起こらないようにしてほしい」と話していた男性。20日はダークスーツに身を包み、午前10時10分ごろに裁判所に入った。敷地外の沿道で男性を見守っていた人が「頑張って」と声を掛けると、少しはにかんだような表情を見せた。

 法廷では、小さな声だが、きっぱりと否認。だが、裁判長が取調官の証人申請を却下し、望んでいた捜査の実態解明は難しくなった。閉廷後、弁護人に「裁判に絶望した」と話したという。



取調官の証人申請を却下

なぜでしょうか?

裁く側の人間が、自白強要などの不正を明らかにしようとせずに、責任の所在をあやふやにしてしまうのはどうでしょう。

捜査の実態解明は難しくなった

というより、捜査の実態解明をできないようにした。ですね。

今や「普通」になっている、「非人道的な」取り調べ方法等が明らかになってしまうからでしょうか?不誠実極まりないです。

国民は、こんな司法に裁かれる可能性があるのですね。

してもいない罪で逮捕された上、でっちあげで「犯罪者」にされ、運よく冤罪だとわかっても、実態を隠蔽するような国に住んでいるのだということがよくわかりました。


c-anousoreguajpg.jpg




だれも責任取らないでげす。


※関係あったりなかったりするおすすめ記事。

Tomorrow is Another Happy
犯罪被害者も色々

緊急署名のお願い

きっこのブログ
イラクの真実

保坂展人のどこどこ日記
年金法案、抵抗した野党議員への懲罰もまた「強行採決」



再審されるまでりぴーとデジャヴをのお時間です。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースがそーめにーあります。以下はまだまだあるうちのごく一部です。ぜひぜひお読みになってください。

政治・袴田事件:確定死刑囚・袴田巌さんの無実の叫び

 裁判官の良心 http://kumamoto.yoka-yoka.jp/

 袴田巌さんの再審を開き、無罪を勝ち取る全国ネットワーク

 無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会


鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す


名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部


※関連記事

冤罪のつくり方。

罰せられる人殺し。罰せられない人殺し。

止まらない、たまらない国、ニッポン。

袴田事件に再審を。続々(お知らせ&記者会見の模様)

袴田事件に再審を!続

袴田事件に再審を!

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?

死刑考


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


 フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。


2007-06-26(Tue)

裁判が検証できなくなるようです。

★6/27 Google Video、 YouTube Part 4を追加しました。

みなさま。裁判を隠蔽しようとする司法を信用できますか?

ますます不透明な司法になるようです。なブログへようこそ。

熊本元裁判官も出演したサンプロ動画です。


※削除される前にご覧ください。

Google Video
You cannot judge cannot verify! The speech regulation which advances secretly (全編)


YouTube
裁判検証ができない?密かに進められる「言論規制」 Part 1




裁判検証ができない?密かに進められる「言論規制」 Part 2




裁判検証ができない?密かに進められる「言論規制」 Part 3




裁判検証ができない?密かに進められる「言論規制」 Part 4




裁判検証ができない?密かに進められる「言論規制」 Part 5




再審されるまでひつこくデジャヴをのお時間です。

明らかに冤罪だろうといわれている事件でも再審されていないケースが山ほどあります。以下はまだまだあるうちのごく一部です。ぜひぜひお読みになってください。

政治・袴田事件:確定死刑囚・袴田巌さんの無実の叫び

 『裁判官の良心』 袴田事件 えん罪 熊本典道 Blog

 袴田巌さんの再審を開き、無罪を勝ち取る全国ネットワーク

 無実の死刑囚・元プロボクサー袴田巌さんを救う会


鶴見事件「死刑」から高橋さんを取り戻す


名張毒ぶどう酒事件 東京守る会

 名張事件を支援する会兵庫支部


※関連記事

富山の冤罪事件、実態は隠蔽とす。

冤罪のつくり方。

罰せられる人殺し。罰せられない人殺し。

止まらない、たまらない国、ニッポン。

袴田事件に再審を。続々(お知らせ&記者会見の模様)

袴田事件に再審を!続

袴田事件に再審を!

手っ取り早い厳罰化(被害者遺族の心情を考慮して。は本当か)

厳罰化や死刑推進は国の怠慢

誰でも逮捕されちゃう?!日本

これ犯罪ですよね?

死刑考


※死刑について

なぜこの国でかくも声高な“吊るせ”という叫びがはびこるのか

加害者の命を奪うことでは被害者は救われない

保坂展人のどこどこ日記
 ニッポンの死刑の真実と 『ル・モンド』


 フランス「死刑廃止」を憲法に書き込み、日本では確定死刑囚100人に

死刑廃止についてのリレーエントリーと、フランスのロベール・バダンテール法務大臣による死刑廃止時の演説

死刑廃止info! アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

死刑制度廃止を望む、ひとりの犯罪被害者遺族として。

東京拘置所のそばで死刑を考える「そばの会」

死刑の現状

死刑問題特報室

日本弁護士連合会 死刑執行に関する会長声明

長勢法務大臣、死刑執行をしないで下さい

○死刑囚の心理状態、境遇等は、実際に精神科医として東京拘置所に勤務し、死刑囚のケアをしていた小説家の加賀乙彦氏が事実を元にして書いた「宣告」がわかりやすいと思います。


2007-09-08(Sat)

勇気を出して光市の事件のこと (リンク集など)

みなさま、荒らしコメが怖いので記事にしなかった光市の事件について書いてみたいと思います。(随時追記、改訂中)

光市母子殺害の弁護団、橋下弁護士を提訴 懲戒呼びかけで業務妨害
9月3日13時15分配信 産経新聞

 大阪弁護士会の橋下徹弁護士がテレビ番組で、山口県光市の母子殺害事件の被告弁護団に対する懲戒処分を求めるよう視聴者に呼びかける発言をしたことで、業務を妨害されたとして、弁護団のメンバーで広島弁護士会の足立修一、今枝仁両弁護士らが3日、橋下弁護士を相手取り、1人当たり約100万円の損害賠償を求める訴えを広島地裁に起こした。


安易な懲戒請求は違法行為であり、損害賠償のリスクがあるということを説明しないで呼びかけた上、橋下弁護士自身は懲戒請求していなかったというこの問題ですが、乗せられて請求してしまった人には提訴しないそうです。

橋下弁護士に提訴した今枝弁護士本人のコメントが
超初級革命講座(下から上へお読みください)
にありましたので一部転載です。(管理人さんがご本人と確認済)


○○ : 今枝仁 : 07/09/04 22:49

ここでの議論はかなり有意義と思いますので投稿します。
昨日橋下弁護士に訴訟を提起した原告の今枝です。

光市弁護団は、全員が死刑廃止論者ではありません。私は元検察官ですし、現行法を前提に弁護活動をなすのが正当と思ってます。

弁護団の中には死刑廃止論者が何人かいるようですが、そのような議論は弁護団の活動の中でなされていません。

もちろん、弁護活動に死刑廃止運動のために事件を利用しようという意図もありません。誰が言い始めたのか、そういうレッテルを世間が鵜呑みにしただけです。

弁護団は(というより他の人の思いは分からないので少なくとも私は)、今までなされた事実認定に疑問を持ち、真相をより解明し適正な量刑を果たされるために弁護活動をしています。

現在の被告人の発言は、弁護人が指示したり教唆したものではありません。被告人は旧1・2審では、訴訟記録の差し入れもしてもらっていなかったので、記憶喚起も曖昧であり、検察官の主張に違和感を唱えても弁護人に「下手に争って死刑のリスクを高めるより、反省の情を示し無期懲役を確実にする方が得策」と示唆を受けたと述べます。

最高裁段階で証拠の差し入れを受け、記憶が整理され、今の主張に至っています。

また、家裁での調査記録に「戸別訪問は孤独感が背景」「予想外に部屋に入れられ不安が増大した」「被害者に実母を投影している」「退行した精神状態で進展している」「死者が生き返るとの原始的恐怖心に突き動かされている」「発達程度は4、5歳レベル」などと書かれています。

いずれも今までの認定と矛盾し、今の主張と整合しています。また家裁記録には「劇画化して認識することで自己防御する」とあります。

そうすると「ドラえもんが」や「魔界天性」等も、そういう被告人の性癖が路程されただけとも言えます。

さらに1審の被告人質問では殺意を否認する供述をし、強姦の計画性は刑事や検事に押しつけられた、と否認しています。現在の供述の片鱗は、すでに随所に現れていたと言えます。

なお被告人質問は1審で2回、2審で4回ほど行われていますが、犯行態様について聞かれたのはわずか20~30分間、全体の10分の1以下の時間に過ぎません。

現在は、被害者の遺体の法医学鑑定も大きな争点です。弥生さんについて「両手で体重をかけて締めた」とされていますが、片手のみの跡が残っており、舌骨骨折もないから疑問を提起しています。

夕夏ちゃんについて「頭上から後頭部を下に叩きつけた」とされていますが、頭蓋骨骨折も脳内出血も無いことから疑問を提起しています。

被告人は「弥生さんは片手で押さえた」「夕夏ちゃんを叩きつけたというのはない」と述べており、現供述の方が客観証拠と整合します。

これらについては、すでに5月に陳述し、マスコミにも配布した「更新意見書」に書かれています。ですから守秘義務違反も生じないし、これらの内容がきちんと報道されていない実態に疑問を感じます。

橋下弁護士も、大阪の集会でこれを読んで以降は、「弁護団の主張自体はもう批判しない。1・2審であれば自分も同じ主張をしたかもしれない」としています。

さらに被告人が「午後からタンクトップのラフな格好で出廷した」と避難されていますが、その実態は、昼休みに護送車に乗った際、他の被告人の汚物が服に付き、着替えが無かったためです。

弁護団は即日マスコミに説明しましたが、まったく報道されていません。

また本村さんを睨んだとされましたが、被告人は斜視で(家裁記録にも「斜視であり、脳器質の異常が疑われる」とあります)、目が視線とは別の方を向いています。

つまり実際に目があったときには、どこかほかのところを見ているかのように見えるのです。そのことも記者会見で説明しています。

そういう状況ですから、マスコミ報道だけを鵜呑みにして評価するのはちょっと待っていただきたいと思います。

徐々にですが、弁護団の説明が伝わっていきつつあります。

「説明義務違反が懲戒理由」という橋本弁護士の主張には賛同できませんが、もっと積極的に説明を尽くすべきという指摘には被告人の利益のために考えていくべきことと認識しています。

裁判員制度を迎えるいま、刑事裁判の本質が正しく国民に理解されなければなりません。中でも刑事弁護人の役割は、なかなか理解されにくいものがあります。

刑事弁護人は、たとえ全世界が被告人に唾棄しても、被告人を擁護し、被告人が述べるところに従って(議論はするとしても最終的には従い)弁護すべき立場にあります。

だからといっても、裁判所が受け入れる余地もない荒唐無稽な主張をしても被告人のために意味はありません。

光市事件では、被告人の成熟度、強姦の計画性、殺意の有無・程度・殺害態様などを証拠に基づき争っており、報道課程で荒唐無稽で中身の無いもののようにされているにすぎません。

視聴者が飛びつきやすいセンセーショナルな枝葉を拡大され表面に膜を張られ、根幹が見えなくされています。

裁判所は鑑定書や証人を採用し、検察官も法医学者の証人尋問を申請しました。

このように、弁護人の主張はスルーされるわけでもなく、法廷では事実が証拠に基づき主張が激突しているのです。

その本質を理解された上で、感情でなく論理的に批判を受けるのであれば、私たちも反省をしなければならないかもしれません。


テレビでは報道されない事実がかなりあるようです。このような状況で「事実」が置き去りにされたまま、「無期」か「死刑」かだけに注目していて良いのでしょうか。

※今枝仁弁護士のコメントのまとめはこちらをお読みください。

弁護士のため息
光市母子殺害事件の弁護団の一人、橋下弁護士を提訴した原告の一人、今枝仁弁護士の話(総まとめ)

江川紹子さんの意見「刑事弁護を考える 光市母子殺害事件をめぐって」

※議論全体を読みたい方はこちらで下から上へお読みください。

超初級革命講座

※今枝弁護士がサイトを開設されました。「更新意見書」など読むことができます。

弁護士・未熟な人間・今枝仁・・・光市事件と刑事弁護

 はじめに

 まずは感謝の気持ちを

 マスコミ(一部)の行動について

 マスコミの誤報について 1

 検察官は、僕をなめないでいただきたい!

 声明  刑事弁護人よ、立ち上がれ

 福富正大さんの記事から

 福富正大さんの記事から 続

 私が記者会見で泣いた訳

※おすすめ記事 (必読)

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
光事件Q&A~弁護団への疑問に答える~光事件弁護団

たかじんのそこまで言って委員会|大会議室
弁護士さんであるすちゅわーですさんの投稿が勉強になります。
橋下弁護士が光市母子殺害事件弁護士から提訴

Because It's There コメント欄もぜひぜひお読みください。
光市母子殺害事件弁護団が、タレントの橋下弁護士を提訴へ~テレビ番組での“懲戒請求呼び掛け”発言で


※裁判を傍聴したジャーナリストの方のブログです。

綿井健陽のチクチクPRESS:
「死刑反対の弁護団」VS「死刑を求める被害者遺族」?

【広島から その1】

【広島から その2】

「死体は語る」

【また広島から その1】

【また広島から その2】 

【また広島にて その1】

【また広島にて その2】 

【また広島にて その3】 


※以上のブログの綿井健陽氏が撮影された弁護団の記者会見の動画です

YouTube -
2007年6月28日【光市母子殺害】弁護団記者会見(1/2)

今枝弁護士も発言しています
2007年6月28日【光市母子殺害】弁護団記者会見(2/2) 

※安田弁護士の主張です。

YouTube -
【安田好弘】#0 【光市母子殺害事件】公判欠席理由

【安田好弘】#1 【光市母子殺害事件】法医鑑定書

【安田好弘】#2 【光市母子殺害事件】検察のあおり

【安田好弘】#3 死刑を煽る検察とその周辺

【安田好弘】#4 【光市母子殺害事件】メディアの害悪


私が重大犯罪の被告を弁護しなければならない理由
ゲスト:安田好弘氏(弁護士)


光市最高裁判決と弁護人バッシング報道  安田好弘


そもそも、弁護士にはどんな役割があるのでしょうか。

県弁護士会:弁護人の立場、役割は?--曽我・副会長に聞く /鳥取
8月27日13時1分配信 毎日新聞

 ◇裁判員制度導入、09年までに予定

 県弁護士会(西村正男会長)は先月25日、「弁護活動への違法・不当な手段による圧力などに対する会長声明」を発表。

光市母子殺害事件を巡って、日本弁護士連合会などに脅迫文や銃弾が送られた事件に対し、弁護活動への不当な圧力を非難した。

しかし、一般市民には「弁護士は、なぜ『悪いことをした人』をかばうのか」との声もある。

裁判員制度の導入が09年までに予定され、国民の司法参加が進められる中、刑事裁判での弁護人の立場、役割は何なのか。県弁護士会副会長の曽我紀厚弁護士(鳥取ひまわり法律事務所)に聞いた。【田辺佑介】

 ――弁護人はなぜ被告人の味方をするのか
 裁判では、強大な権限を持つ検察と、逮捕されて身柄を拘束された被告人は、対等な対立する当事者として扱われる。

弁護人はその実質的な不平等を埋め、被告人の利益を守る。弁護人の役割は、万に一つでも冤罪(えんざい)があったらそれを救い、多くの人と違う立場の人を守ること。

戦前、戦中は過酷な取調べにより自白が強要され、多くの冤罪が生まれた。今の日本の刑事裁判には、その反省がある。

 ――検察、弁護人、裁判官の役割とは
 みんなが「正義の味方」と思われているかもしれないが、犯罪の立証は検察の役割で、弁護人の役割は被告人を守ること裁判官は、何が証拠としてふさわしいか、法で定められた犯罪に当てはまるか、有罪ならどれくらいの刑が適当か、などを判断する。

「正義」と「悪」の対立ではなく、各々の役割を果たすことで「正義」が実現できる。

 ――光市の事件についてどう考えるか
 高裁に差し戻されてから、被告人が「ドラえもんを信じていた」「被害者に甘えたかった」などと言い始めたような報道だが、取調べの段階で供述があったとも聞く。

裁判では基本的には必要な証拠しか出さないから、検察はその部分に触れなかった可能性がある。弁護側は1、2審で犯行を認めて死刑回避に成功したが、最高裁が審理を差し戻した以上、同じ方針では死刑の見通しが強い。

そこで今の弁護人は被告人の生の声を主張する方針をとった。被害者の心痛を考えると弁護人はひどいように見えるが、被告人の主張、立場を主張しているという意味では、職責を果たしているとの評価もできる。

 ――被告人の話が信用できなくても弁護するのか
 国選弁護人は、裁判所が解任を命じない限り辞任できないし、弁護人がいないと裁判もできない

国選にしろ私選にしろ、弁護人である以上、被告人の主張内容や道徳的にいいか悪いかにかかわらず、被告人の言っていることを法的に整理して伝えることが職責。ただし、被害者を傷つけない配慮は必要だ。

 ――なぜ弁護人の仕事が理解されにくいのか
 一般に、逮捕されたのは「悪い人」という認識があり、弁護人はその味方をして被害者をないがしろにするように見えるのだろう。

だが、刑事裁判では有罪判決が確定するまでは犯罪者ではないし、そもそも「悪い人」を決める場ではない。

刑事裁判の当事者は検察と被告人で、検察との関係では、被告人は弱者で弁護人はその味方。

最も気の毒な立場にある被害者が、蚊帳の外にいることによる行き違いの気持ちは理解できる。そこで、被害者の裁判への参加が議論されている。裁判内容への批判について、議論は活発であるべきだが、暴力や嫌がらせによる圧力は絶対に認められない。


橋下弁護士のように「弁護士」としてメディアに出る以上、2年後に迫る裁判員制度のこともありますし、司法についての正しい知識を啓蒙するのも役割であると思うのですが、実際にしたことは弁護団叩きを煽ったことでした。これでいいのでしょうか。(→弁護士さんのご意見)

刑事法とは。刑罰とは。弁護とは。を、良く知らないのであろう人たちによる、殺せ殺せの大合唱には、集団ヒステリーのような怖さを感じます。そもそも、この事件はまだ事実を明らかにしている途中なのに。。

それどころか、流布されている検察側の主張である「両手で殺した」「赤ちゃんを床に叩き付けた」などは、死体にそのような跡はなく、事実とは違うことがわかって来ています。にもかかわらず、多くの人がテレビが煽る憎悪のまま、憤っているというのはどういうことでしょう。

そして、とても気になる事は「この事件についてはよく知らないけれど」と前置きした上で、すぐに、弁護団は死刑廃止運動のためにしている。判決は死刑であるべき。と書く人が多いことです。なぜ、「良く知らない」のに断言できるのか。

冷静なはずのあの灰色のベンチのKENさんですらメルマガで、

○私も一般の方と同様の知識しかありませんが
○裁判開始当初からころころ意見を変え
○明らかな判決の遅延、原告側の混乱を狙っている
○死刑反対のプロパガンダの為に被告及び事件を利用
○青年も最大限に弁護士軍団を利用

ほかにも、

○脅迫自作自演説
○弁護士団体は異常なまでにヒステリック


とまで書いています。

「一般の方と同様の知識しかない」と言いながら、「明らか」と言い切ってしまったり、断定口調なのが残念です。

リンクしたブログ等をお読みになった方ならわかると思いますが、一審・二審の時と、現在の差し戻し審の弁護団は違い、今の弁護団は「事実で争う」という方針なので、弁護方針が変わるのは当然です。

また、弁護団が今裁判で死刑廃止をアピールしたことはなく、むしろBecause It's Thereの春霞さんがおっしゃるように、

【光市事件に関しては、第1審、第2審で無期懲役とされ、それに対して被害者の遺族である本村洋氏が強く死刑を求め続け、検察官が上告した結果、原判決が破棄されたのです。

この経過からすると、検察官や本村氏が「死刑拡大運動」のためこの事件を利用したのであって、弁護団がこの事件を「死刑廃止運動」のために利用したといわれる筋合いではないのです。】


の通りだと思います。そもそも前例・判例から無期が妥当な事件で死刑廃止をアピールする機会もないはずですし(→弁護士さんの解説)、死刑回避のために怠惰な弁護業務をしていたのは、旧1.2審の弁護団です。

それに弁護士であれば、廃止論者であれ存置論者であれ、弁護する以上死刑を回避するのは当然ですから。

安田弁護士が死刑廃止論者というだけでレッテルを貼るのは安易すぎます。そのような人ならば、以前にこのブログでもご紹介した被害者遺族である原田正治さんが信頼を寄せることもないでしょう。

碁法の谷の庵にてさんには、

安田弁護士の刑事弁護は愚直なまでに事実・証拠に拘(こだわ)り、サリン事件の遺族の一部や検察実務にも支持者がいたそうですが、あまりの作業の多さに他の弁護士は音を上げると聞いています。

という記述もありました。

「弁護士団体は異常なまでにヒステリック」についても、むしろヒステリックなのは第三者でありながら、メディアで流されている内容だけを鵜呑みにして大バッシングしている場外の人たちです。

少し調べればわかることばかりなのに、このような状況で裁判員制度が導入されて、一般市民が冷静に判断などできるのかとても不安になります。

弁護団は、検察の提示した検案書等から矛盾を洗い出し、証拠を元に弁護しているにすぎません。奇妙に思える「弁護人の主張」も、被告の主張を代弁しているにすぎません。それに、最終的にその主張を正当と認めるかの判断は裁判官がするのです。

なのに、批判は弁護士にばかり集まり、被告の調書を握りつぶしたり、片手を両手と言ったり、事実とは違うことをねつ造して主張した検察は批判されません。また、法廷テクニックを使うのは弁護士だけでなく、検察も同じです。

弁護団を批判している人たちは、一体どんな弁護士なら良いのでしょう。検察と一緒になって被告がより凶悪との印象をつけるような弁護士でしょうか。弁護士の役割である「被告の利益を守る」ということを放棄した弁護士でしょうか。それこそ懲戒される事由になってしまいます。(→弁護士さんの解説)

しかし、批判している人が、弁護される側になった場合国民感情に添った弁護をしてもらうことはできるようです。(→国民感情に反する弁護活動をするなというのであれば)

基本的に第三者は公正に裁判が行われることを是とし、決して、検察寄りの私刑(リンチ)を推奨してはならないと思います。

また、9.11の時のように、「憎しみ」は民衆を瞬時に思考停止させるのに有効なのだと実感します。このようなことで、国に利用されるようなことがないと良いのだけれど。。と思ったりもしています。

ちなみに私は、事実を元に裁判が公正に行われ、公正な判決が出ることを願っており、この事件の判決と死刑制度の是非論は別との考えですのでよろしくお願いします。


追記。橋下弁護士が自身のブログで(リンクはしません)、訴訟に勝つため、今度は裁判所に提出する「皆様の声」を送るようお願いしていますが、弁護士さんのブログla_causette: 橋下弁護士の説明を2点ほど補充してみるによりますと、懲戒請求と同様に説明不足があるようです。ご注意ください。


追記。月刊現代2006年7月号に、安田好弘vs.中嶋博行 被害者の正義と犯罪者の権利 山口・光市母子殺人事件を巡って という記事がありましたので、一部抜粋。

安田 弁護士
「『僕自身は「人権派弁護士」であってはならないと思っていますし、「人権派弁護士」と称される人達と 一緒にしてもらいたくないという自意識があります。

僕が弁護士になった当時は、たしかに「人権派弁護士」と呼ばれる人たちは存在していました。非常に優秀でスマート。 人権に関して先進的な理論を展開し、判例をリードしていくというイメージがありました。

僕は、たまたまそういうグループに入らなかったし、入る機会もなかった。 なぜかと言えば、僕はスマートではなかったですから(笑)。 僕は彼らが取り扱わなかった山谷に入っていった。

そこでは日雇い労働者が暴動を起こし、力ずくで警察と渡り合っていたんですね。
私にとって、彼ら「人権派弁護士」は違法か合法かを分水嶺にして「いい人権」と「悪い人権」があると考える人たちのように見えました。

ところが55年体制の崩壊と共に総崩れしていった。 たとえば、彼らはある時期から、それまで扱ってきた精神病などの問題を扱わなくなっていったんです。

要するに、切り捨てていった。 そういう場面を見てきましたから、僕は"人権派"と呼ばれる彼らにダブルスタンダードを感じるようになった 。いまでは"人権派"というだけで、社会的には一種の蔑称として扱われるようになりましたよね」


安田弁護士はいわゆる「人権派弁護士」ではないようです。


追記。元検弁護士のつぶやき 今枝仁弁護士のコメントの転載(追加あり)
に、今枝仁弁護士についての記載がありましたので転載します。

No.5 今枝弁護士の弁護人 さんのコメント
2007年09月10日 08:20 | CID 77518

今枝弁護士と同じ広島の弁護士です。

今枝弁護士は、広島弁護士会の刑事弁護のエースであり、普通の弁護士がいやがって受けないような殺人事件、強姦事件、強制わいせつ事件の受任もしています。

本当は、つらい仕事だから、できることならやりたくないのは今枝弁護士も同じだと思います。

使命感と、そういう被告人の弁護を誰もやらない結果被告人の権利が奪われることを危惧されてのことでしょう。

その過程で、強姦・わいせつの被害者や、ご遺族に、罵倒され唾棄されたことも多数おありでしょう。

今枝弁護士ほど被害者・ご遺族のお気持ちを理解しようとし、職務にあたっている弁護士をほかに知りません。

広島県警が、犯罪被害者支援センターを設立するときに、ふだんは対立している今枝弁護士に、役員就任を要請したのは有名な話です。

警察からそれほど信頼される弁護士がどれほどいるでしょうか。

今枝弁護士自身述べられていますが、2人の娘さんがおられます。

下の娘さんは、夕夏さんが亡くなられたときと同じ、生後10ヶ月くらいだそうです。

おそらく、最近は、そのお子さんを抱き上げるたびごとに、夕夏さんのことを考えておられるのではないかと思います。

さらに、上のお子さんは、広島女児殺害事件の被害者である木下あいりちゃんとまったく同じ誕生日だそうです。

法廷で、あいりちゃんのお母さんが、「あいりがいない誕生日を迎えるたびに、私たち夫婦は、あいりが生きていたら今何歳かと、悲嘆に暮れるでしょう。」と証言したとき、今枝弁護士はそれまで張り詰めていた気持ちがはち切れたのか、法廷で鳴き始め、お母さんの証言が終わるまでずっと泣き続けていたと、新聞記者から聞きました。

このような一面も知りつつ、今枝弁護士の姿勢を評価してあげていただきたいと思い、筆を執りました。



追記。来栖宥子★午後のアダージオさん
光市母子殺害事件 コメント「われわれマスコミは今そのことを報道するのが怖くてできません」

に、司法記者さんのコメントがありましたので転載します。

Unknown (司法記者)  2007-07-10 20:32:43

 被告は、1審の被告質問で、
「作業服を着て水道屋さんになった気分で気取って戸別訪問しました。人と話したかったのです。」「弥生さんが部屋に入れてくれて予想外のことにびっくりしました。」

「パニックになって、なんとか黙らせようとしているうちに、首を絞める羽目になったのです。」

「そのころはゾンビとかホラーを信じていて、死んだ人間が生き返ると本気で信じていたので生き返って暴れないようガムテープでしばりました。」等言っています。

つまり当時から本当は否認事件であり、今現在の言い分とそう変わらなかったのです。調書にも「ドラえもん」が出ているそうです。

 1審の弁護人が「争わない。」と述べ、調書を被告に差し入れもせず見せもせず「証拠採用に同意。」してしまったから、こういう間違いになってしまったというのが真相です。

 おそらくずっと傍聴している本村さんは気付いています。だからこそ焦って世論を味方にして潰そうとしているのでしょう。

 しかもわれわれマスコミは今そのことを報道するのが怖くてできません。



追記。異端の肖像2006「怒り」なき時代に 弁護士安田好弘(58)より

報酬に乏しい公安事件、重大な刑事事件を背負ってきた。死刑の求刑、あるいは下級審で死刑判決が出た後に、彼が請け負った事件は十七に上る。大半が依頼だった。ある法曹関係者は「こうした事件を受ける弁護士が少なくなり、彼に集中している」と漏らす。

 「自分も(こうした事件から)できれば逃げたいと思う」と安田は話す。

 「死刑が絡む事件は不安だ。何もできないだろうと落ち込む。裁判で負けても終わらない。被告が処刑される日まで守らねばならない。毎日、冷や冷やして自分も生きていかねばならない。だから、だれもやりたがらない。でも、被告から依頼の手紙が舞い込む。接見で顔を見てしまう。そうすると断れなくなる」

 非難の主流は「遺族感情に配慮しろ」だった。今回の事件では、被告が一審判決後に獄中から友人に宛(あ)てた「終始笑うは悪なのが、今の世だ」という手紙の一節が非難に油を注いだ。

 「復讐(ふくしゅう)したいという遺族の気持ちは分かる。だが、復讐が社会の安全を維持しないという視点から近代刑事裁判は出発した。もし、復讐という考えを認めれば殺し合いしか残らない」

 裁判を死刑廃止運動に利用しているという批判もあった。「死刑廃止を法廷で考えているとしたら弁護士失格だ。法廷は事実を争う場であって、政策や思想の場ではない。だいたい判決は死刑だろう、と考えて弁護なんてできやしない」

 安田の弁護は徹底して事実にこだわる。愚直なまでに現場に行き、再現を繰り返す。「よく被告のうそをうのみにして、とか言われるが、うそで起訴事実が覆せるほど、法廷は甘くない。肝心なのは遺体や現場の状況という客観的な証拠だ。被告がどう言ってるかは参考情報にすぎない」



追記。2006年爆弾誌8月号に安田好弘弁護士のインタビューがありましたので転載します。

 「オウム事件をきっかけにして、司法が何をやっているか、どうしようとしているかなどが、報道され、批判されるようになってきた、しかし司法は批判に慣れていない。

だから結局、彼らは報道、あるいはマスメディアに迎合していく。ポピュリズムが司法に及ぶのは、こういことだと思うんです」

 ---ということは、裁判官が裁判官たりえないということですか。

 「そうですね。もともと『たり得なかった人たち』だったんです。ひとかどの精神、ひとかどの哲学をもたない人たちが、サラリーマン的に司法に入り込んでいって、裁判官の服を着た。

司法権の独立の名の下に、治外法権にいると思っていた。ところが批判にさらされることになり、大衆迎合、ポピュリズムに陥っていくというのが現在だと思いますね」

 「オウム事件というのは異端、ケガレの排除だったと思うんです。そこに危機意識が加わって、危惧感からする、異端者に対する事前の防御の要請が生まれた。

それが、いま世の中に蔓延しているポピュリズムだと思うんですよ。それに裁判所は簡単に乗っかっていると思うんですね」

---そんな現状において、安田先生はご自身の存在意義を自覚されて るんでしょうか。

 「自覚というか、気がついたら吹き溜まりに吹き寄せられているという感じはしますね」
 
「じゃあその吹きだまりというのは何なのか。吹き寄せられている僕らではなくて、吹き寄せている風が何なのか、僕らは考える必要があると思うんですね。

それは『八割の風』と呼べると思います。八割というのは全体主義にとっては必要な数字で、独裁主義であろうと全体主義であろうと、八割の人間はのうのうと暮らしている。

戦時中の治安維持法の時代でも、言論がなくなって不自由を感じていた人はわずか二割にすぎない。そして、そういう社会がすでに今日において形成されているということです。

それが風なんだろうと思うんですね」だから安田が悪いと言えば、八割は悪いと言う。

---「きっと悪いんじゃないの」という言い方ですね。

--そういう風潮に対して闘う方法はあるんでしょうか。
 
「やはり、皆が集まって新しい言論を起こすということですね」

---正攻法ですね。

 「正面から議論していくしかないのではと思います」
 
「権力側からすると、単なるゲリラ、線香花火にすぎないんでしょうが、そういうことをやり続ける必要があるんじゃないでしょうか。そうすれば『二割の風』というのも起こってくるんでしょうね。

---先生が重大犯罪人の弁護をするというのは、自然に集まってくるということですか。

「正確に言えば、やらざるをえなくなってくる、ということですね。私はもちろん、自分からは手を上げませんし、逃げ回っているなかの一人なんですよ。

しかし逃げ方が下手だから逃げ切れない。これは事実です。しかし、引き受けるのが当たり前だと思っています。でも一方ではやはり辛いという、葛藤の中にいるんですよ(笑)」

---何度も話されていることだと思うんですが、あらためて光市母子殺害事件についてご説明いただけないでしょうか。

 「去年の十二月、裁判所が三月十四日というのを一方的に指定してきた時点で、もちろん事件については、社会的事実として知っていたんですけれども、二月二七日に会わざるを得なくなって、本人と面会しました。

すると本人から「開口一番、『裁判の内容は事実と違う』という話が出てきたもので、これはやらざるをえない。覚悟を決めました。

三月十四日に口頭弁論が開かれるということだったので、準備できるはずはありませんから、延期申請を出しました。

 それまでの弁護は、(検察の言うとおりに)本人がやったという前提での弁論ですから、事実と異なるというのであれば、ゼロからスタートしなければならない。

一万ページを越える記録を一つ一つ読み直して検証、実験し、専門家に聞かなければならないし、何より本人に、どこか違うのか、しっかりと聞かなければならない。

それは二週間でできることではありません。だから弁論は延期されて当然だと思っていました」

 「ところが裁判所は延期しないという。これは異常なことですよ。最高裁の弁論は一回だけなんです。よほどの例外がない限り、続行はありえません。

もし弁論に参加すれば、それで終了する。もしあの場に出席していたら、僕たちにはしゃべる言葉はなかったでしょう。職責の放棄になります」

---それについてのマスコミのバッシングは予想していましたか。

 「予想はしていませんでしたが、ありうることだとは思います。確かに事務所にいやがらせ電話は多数ありましたし、短絡的に反応している人が多いなとは思いました。

ただ、弁護士というのは、そもそも社会から非難される人を弁護するものですから、とりたててどういうことはないですね」



追記。「被害者の権利を尊重するべき」との考え方を持つ方は多いと思いますが、それがイコール「死刑推進」で果たされるのかは、慎重な判断が必要だと思います。中には、死刑を望まない遺族の方もいらっしゃるし、補償やケアを求める遺族もいらっしゃるからです。



※弁護士さんのブログ

la_causette
橋下弁護士のブログでの言い回しが過度に品位を欠く理由を合理的に推測してみる。

「二人殺害されたという事実」が覆らないとは限らない

津久井進の弁護士ノート
橋下弁護士に対する訴訟が提起された件について

弁護士紀藤正樹のLINC TOP NEWS BLOG版:
ゲッペルス?→ゲッベルス

弁護士のため息
光市事件弁護団への怒りと刑事弁護人の役割の理解の難しさ(人生幸朗さんのコメントと小川弁護士のHPから)


※おすすめ記事

夏への扉  The Door into Summer

 きっこのブログと大谷昭宏ら

弁護士・未熟な人間・今枝仁・・・光市事件と刑事弁護の理解のために
被告人が受けていた虐待
 父親の虐待で命を奪われるのは誰 父親のインタビュー動画TB希望


白頭の革命精神@ネタ切れ人民共和国統合不定期更新日記
山口光市母子殺害事件:真実が知りたいんじゃなかったのか

弁護士のため息
ついに・・・マスコミの事件報道のあり方に最高裁参事官もクレーム

ダイイン
自滅するメディア(前編)

sokの日記
光市母子殺害事件裁判の弁護人批判について

Because It's There
光市事件差し戻し控訴審:本村洋さんら死刑求める意見陳述~被害者の意見陳述制度の意義とは?

橋下弁護士の罪と死刑・裁判員制度(ぎんがみ風「やばいぞ日本」)

懲戒請求扇動被害弁護団のホームページ

司法・裁判制度関係記事+山口光市母子殺害事件関連記事インデックス

鑑定書 山口光市母子殺害事件

異端の肖像2006「怒り」なき時代に 弁護士安田好弘(58)

来栖宥子★午後のアダージオ
光市母子殺害事件 検察が握りつぶしていた被告の調書、検察が拒否していたのを、裁判所が職権採用

そもそも どーなの?
「週刊ポスト」に敬意を表す

Because It's There
橋下弁護士の懲戒請求扇動訴訟~弁護士は誰のためにいるのか?

弁護団は事件(被告)を利用しているのか?

続・8年が過ぎて《光市母子殺害》

安田弁護士事件

きまぐれな日々
言論が一方向に振れる時 ~ 山口県光市母子殺人事件をめぐって

S氏の時事問題
橋下弁護士、光事件の弁護団から提訴される

“正義”の暴走 ストップブログ(仮)
本当にあった懲戒請求扇動番組に仰天 BPOは検証を

碁法の谷の庵にて
橋下徹氏の弁護団説明責任論に異議あり

カナダde日本語:
山口県・光市母子殺人事件: 世論が変わるとき

ミクロネシアの小さな島・ヤップより :
光市母子殺害事件(追記あり)

情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
橋下弁護士の口車に乗って光市事件弁護団の懲戒請求をしたあなた、取り下げるべきだとアドバイスします!

橋下弁護士の口車に乗って光市事件弁護団の懲戒請求をしたあなたへ取り下げるべきだとアドバイス~その2

橋下弁護士の口車に乗って光市事件弁護団の懲戒請求をしたあなたへ取り下げるべきだとアドバイス~その3

橋下弁護士の口車に乗って光市事件弁護団の懲戒請求をしたあなたへ取り下げるべきだとアドバイス~その4

橋下弁護士の口車に乗って光市事件弁護団の懲戒請求をしたあなたへ取り下げるべきだとアドバイス~その5

橋下弁護士の口車に乗って光市事件弁護団の懲戒請求をしたあなたへ取り下げるべきだとアドバイス~その6


Sezam indyjski すごいリンク集があります。
やはりグダグダだった橋下弁護士

犯罪被害者の会幹事を辞任しました。
“『被害者や遺族は正義である』という情念のなかでは消耗が大きく、かかわりたくないという思いが強くなりました。”という言葉が印象的です。

Tomorrow is Another Happy
死刑関係資料まとめ

YouTube - 死刑論



08/04/24追記。

夏への扉 The Door into Summer
 また間違った報道だ

 死刑廃止国と日本の違い

 どうして子供を責めて親を責めないのか

綿井健陽のチクチクPRESS
 【本文さしかえ】20日(日)放送番組と掲載誌のお知らせ

 「殺せ、殺せ」の大合唱の4/22以降のコメント欄

 ネット上で記者会見

「光市事件」報道を検証する会

弁護士のため息
 光市母子殺害事件差戻審判決の日

碁法の谷の庵にて
 特集~山口県光市母子殺人事件

捨身成仁日記
 あえて言おう、加害者を救済することもまた社会の利益であると

  高裁判決が下った

法華狼の日記
 本村洋氏の記者会見は深いと思わなかったよ

(元)登校拒否系
 本村洋さんにその質問をしないで、いったい何を聞くの?

来栖宥子★午後のアダージォ
 光市母子殺害事件

元検弁護士のつぶやき
 光市母子殺害事件差戻審判決

2007-09-22(Sat)

裁判員制度の実態

みなさま、裁判員制度が導入されますが、どんな制度かご存じですか?

再来年より導入される裁判員制度について、わかりやすい記事がありましたので転載します。思っていたものとは、あまりに違いました。

暮らし・司法改革の行き先は「現代の徴兵制」? 裁判員制度より

9月13日(木)午後6時半より文京区民センター(東京都文京区)で、「司法改革の行き先は『現代の徴兵制』? 裁判員制度」と題し、弁護士の安田好弘さんによる講演会がありました。(主催:国連・憲法問題研究会)

裁判員制度というものはどんなものなのか

 安田好弘さんは、2009年5月までに開始予定の裁判員制度は、司法改革の一環として設けられた制度であると述べ、裁判員制度というものはどんなものか、次のように語りました。

 裁判は刑事事件だけでなく、民事、行政、労働、家庭、少年事件などがあり、一番多いのは民事事件(全体の8割)だそうです。

今回の裁判員制度は刑事事件だけに限定する特殊なものであり、しかも、刑事事件の中の凶悪事件(死刑無期及び短期1年以上の故意犯で死の結果となったものなど)に限定して裁判員制度を導入するというものだそうです。

 たとえば、昨年の数字を例にすると、106,016件の刑事事件のうち、裁判員制度の対象となるのは3,111件で、全体の2.9%。

膨大な事件の中の刑事事件というほんのわずかの事件の、しかもその中の死刑や無期とされている事件に限られている事件に裁判員制度を導入しようとしていることになります。

しかも、導入するのは1審だけで、2審(高裁)は職業裁判官がやるため、1審で変な判決を出せば高裁で職業裁判官が引っくり返すことができるそうです。

 裁判員制度の結論が最終結論になるわけではなく、安田さんは、「裁判員制度になれば風通しがよくなる」「市民の声が反映する」と考えている人が多いが、実はそうではなく、

気に入らない判決があれば検察官は控訴をすることができ、検察官の主張が8割通っている現状を考えると、裁判員制度はほんのわずかの、ほんの一部について、しかも民意が通るという保障のないものに制度が導入されたものである、と語りました。

裁判員になれる人は品行方正な人

 裁判員制度の対象となる事件は、強盗致死傷(939)、殺人(642)、放火(331)、強姦致死傷(240)などで、強盗致死傷は全体の3件に1件、殺人は5件に1件。

つまり、死刑が適用されるか、死刑の是非を議論される事件に出くわされることになります。

 現在、裁判は合議制といって3人の裁判官でやっていますが、裁判員制度が導入されると、そこに6人の市民が入って合計9人で裁判をやることになります。

安田さんの説明によると、1つの裁判に50~100人の裁判候補者が選ばれ、この中から裁判員が選ばれるそうです。

候補者は出頭を求められ、思想や行状を調べられ、裁判員に相応しいかどうか審査する。その結果、相応しい人を裁判員にし、さらに予備裁判員を決める。

 昨年の有権者数は約1億3百万人なので、そのうちの0.15~0.3%。年間600~300人に1人、10年間だと60分の1~30分の1の割合で裁判員に当たっていく。判決は多数決で、9人の過半数(但し、多数意見に裁判官1人以上の賛成が必要)。

 裁判員はどんな人が対象になるのか。日本国籍を有し、衆議院の選挙権を持っている人、義務教育を受けている人、禁固刑以上の刑に処せられたことがない人などが対象で、現在裁判を受けている人や不公平な裁判をすると認められる人はシャットアウトされる。つまり、品行方正な人が対象ということになります。

突然、呼出状が送られてくる

 コンピューターを使って抽選し、50~100名を選び、その人たちにいきなり呼出状がくる。呼出状には出頭する日時、場所が記され、さらに質問状が同封されているそうです。

質問の内容はまだ決まっていないそうですが、公平な裁判をする恐れがないか判断するに足る資料として予定されており、いろんな質問の中に、たとえば、死刑制度についての質問なども議論されているそうです。

 質問に虚偽の記載をしてはならない、となっており、虚偽の記載をしたときは罰則が科せられることから、安田さんは、表現の自由、思想の自由が認められておらず、憲法で保障している黙秘権もない、と述べ、質問状が個人の思想信条の自由を認めない内容になっていることに疑問を呈しました。

さらに、裁判所は質問をすることができるとなっており、質問に正当な理由なく答えを拒んだり、虚偽の答えをしてはならないとなっているそうです。

 また、裁判所は裁判員候補者としての資格を有するかどうか照会をすることができるため、この段階でプライバシーが暴かれることになります。

裁判の日は出席が義務付けられ、評決にも出席して意見を言わなければならない

死刑判決がいやだとか、判決を出したくないということは許されない。

評決が出たあとも、だれが裁判員であったか、どのような議論があったか、数字はどうであったか、それらについて一切秘密を守らなければならない。

秘密を漏らしたら6ヶ月以下の懲役、または50万以下の罰金

 秘密を漏らしたら、6ヶ月以下の懲役、または50万以下の罰金が科せられる。

呼出状がきた裁判員候補者が出頭しなければ10万円以下の過料がせられ、裁判官の質問に答えなかったり、嘘を言ったときは50万円以下の罰金が科せられる。

このような厳しい罰則を科すことに対し、安田さんは「異常な法律」との感想を述べました。

 安田さんは、この法律を施行する前に国家は国民に対して裁判員制度の必要性を理解するような措置を講ぜよと書いてあることについて、国民に裁判員制度の是非を選択させるのではなく、必要性を理解させるというのはおかしい、と疑問を呈しました。

また、「裁判のごく一部のものに、しかも死刑とか無期とか大変厳しい国家刑罰を行使する場面について選ばれた国民を動員して刑罰を科すというものに、多数の義務付けをして裁判を実践していく」ことへの問題性を指摘しました。

新刑事訴法の問題点

 裁判員制度に対し、政府も日弁連もマスコミも各政党も諸手を挙げて賛成しており、“大政翼賛会”と化した状況にあって、問題点を指摘する声がないのが実情です。

安田さんは、厳しい状況にあるとの認識を示しながら、裁判員制度の導入に先立って一昨年の12月からスタートした新刑事訴法の公判前整理手続の問題点についても言及しました。

 これは裁判を開く前に弁護士と裁判官と検察官が一堂に会し、検察官と弁護士が互いの手のうちを出し合うものだそうです。

互いの主張や証拠を用意して、裁判でやることを厳選する。従来のやり方だと裁判員の負担が大きいので、前もって細かい証拠や争いのあるものは整理しようということですが、これだと裁判のほとんどの部分が密室の中で裁判官と検察官と弁護士の間で成されていくことになるだけでなく、公正な裁判ができなくなる可能性がある、と安田さんは語りました。

 たとえば、弁護士の場合、そこで提出することを表明しなかった証拠については後に提出することができない

いまの刑事訴訟はすべての証拠は検察官が握っており、弁護士は検察官の開示した証拠しかない中でスタートしていくため、主張すべきことを主張し、立証すべきだと言われても、主張の欠陥や間違いを弁護人は見つけることができない

安田さんは「被告人、弁護人は決定的に不利な立場」と述べ、被告人と弁護人が著しく不利益を蒙っていると訴えました。

 また、この場に被告人を呼び出すことができるそうです。しかし、自白調書について争うような場合、裁判官に「本当に争うの?」と聞かれたとき、被告人は自分を裁く人間の心象を悪くするような返事ができるだろうか、と疑問を呈し、公判前整理手続に被告人を呼び出すことは「弁護人の主張を被告人を人質にとってつぶす。被告人と弁護士の関係を崩していくものである」と批判しました。

弁護士は裁判の正当性を装うためのアクセサリーに過ぎないのか

 それぞれの主張や争点などを事前に話し合うのは、公判で真実の追究や実態のある主張をされると裁判が長くなるので、裁判員制度を維持できなくなるとの考えがあるからです。

たとえば、安田さんが山口光市事件で最高裁の弁論を欠席したとき、弁護士が交替してからまだ1週間しか経っていなかったので弁論の準備ができないこと、また、本人が1審・2審と異なる主張をしたため、弁論の延期を申し立てたそうです。しかし、裁判所は即座に延期を却下したそうです。

 弁護人がいないと裁判を進行できないので弁護人が出てこない恐れがある場合は、裁判所は国選弁護人を選任にすることができるそうです。

山口光市事件で最高裁は安田さんたちに、「上告に関する答弁書は3年前に出ているからその通りと言えばよい。新たに意見を言うことはない」と平気で言ったそうです。

弁論に何時間とりますかと言われたので、最低でも1時間はほしいと答えると、長すぎる、せいぜい10分ですむと言われたそうです。理由を尋ねると、「従来どおり」と言えばすむはずだと答えたそうです。

 安田さんは、国選弁護人にその役割が期待されている、と述べ、(弁護士は)裁判の正当性を装うためのアクセサリーに過ぎない、と批判した上で、「弁護人抜きの裁判が法律的に認知された」と断じました。

また、裁判の迅速化をはかるために連続して開廷することに対しても、「実質的な弁護活動ができなくなる」と批判しました。

無辜の人を有罪にしてはいけない。それが刑事裁判の大原則

 安田さんは、刑事裁判の大原則は無辜の人が誤って有罪になってはいけないということである、と強調した上で、「裁判は自由と命と財産を守るシステム。それがそうではなくなった。

無罪推定の原則はとんでしまった。当事者対等の原則もとんでしまった。弁護人の充分な弁護を受ける機会も奪われてしまった。こういう中でまともな刑事裁判が行われるはずがない」と断じ、「この裁判員制度の導入によって、あるいは導入をするという口実のもとに刑事司法が変えられたことで、刑事裁判は終わってしまった」と厳しく批判しました。

 裁判員制度は、司法制度の改革(1.裁判の迅速化・効率化。2年以内に裁判を終わらせる。2.法曹人口の拡大。3、裁判員制度の導入)の目玉として出てきたそうです。

背景にアメリカの要求による規制緩和があり、その一環として司法の規制緩和がありました。

小渕内閣のとき、内閣直属の組織ができました。メンバーは、東大法学部教授の井上正仁氏、元日本弁護士連合会会長の中坊公平氏、元広島高裁長官藤田耕三氏、元名古屋高等検察庁検事長水原敏博氏。これらの人々が政府機関の実質的な進行役として中身を作り、2年間かけて最終意見書を作ったそうです。

世論を導入し、民衆裁判をやろうとしている

 その意見書に記されている文言の中に、「刑事手続に一般の国民の健全な社会常識を直裁に反映させうる具体的な仕組みを導入すること」とあることに対し、安田さんは、これは(裁判に)世論を導入するということである、と述べ、直接的に世論を引っぱってくることで民衆裁判をやろうとしている、と強い懸念を示しました。

 また、「国民は、これまでの統治客体意識に伴う国家への過度の依存体質から脱却し、自らのうちに公共意識を醸成し、公共的事柄に対する能動的姿勢を強めていくことが求められている」とあることに対し、安田さんは、

「つまり、君たちは国民であってはいけない。国家の構成要因である。自ら能動的に統治参加せよということである」と述べ、国民にこのような姿勢を求めることに疑問を呈しました。

裁判員制度は現代の徴兵制か

 「従来、国家と国民は対立関係にあった。国家はつねに国民の権利を侵害する。だから国家に対して歯止めをかける。司法の役割は、国家の憲法違反や独走をチェックしてやめさせること。国家権力の濫用を止めるのが司法。

裁判員制度の導入によって司法を国民に近づけ、正当性を主張する。治安維持法と同じ。あんな危険な思想をもっている者を叩けという世論を醸成し、その醸成された世論で叩く」と述べ、ビラを配っていただけで何十年も刑務所に入れられるような社会がくる可能性があることを指摘しました。

 安田さんはまた、「国民が義務を課され、国家権力の行使に動員される法律というのはどこにもない。自衛隊員も警察官もみんな選択。義務じゃない。

軍人でも世界で徴兵制をとっている国は少ない。これは徴兵制ではないか。やっていることも軍隊と同じ。殺人。罪を犯した人を監獄に送り込む。軍隊の捕虜と同じ。

兵士と同じことを強制的にやらされようとしている。やり方が上手い。一方で義務を課せながら、一方では選民意識を植えつける。暴走するのは目に見えている。日本の軍隊が暴走したのと同じ」と述べ、裁判員制度の危険性に警鐘を鳴らしました。

感情は思考を停止させる

 さらに、「(事実報道ではなく感情を煽るような)マスコミ報道によって汚染され、煽動された裁判が行われることによって、法廷は感情の場となり、憎しみと報復の実現する場になる。

被害者参加の裁判で、被害者は検察と同じように質問することができる。検察官と別に求刑もできる。感情が法廷を支配する。感情は思考を停止させる。感情に反対尋問はない。

事実は反対尋問を経て真実となる。司法はリンチの場になる。そういう司法が行われようとしている」

 「そこには排除と根絶しかない。国家権力行使の中で10万、50万の罰金が当たり前になり、市民の義務は当たり前になる。行き着く先はどこか。軍人に決まっている。

冷静に考えて議論をする場がなくなっている。裁判員制度は怖い。徴兵制度だと私は思っている。いまの裁判はあまりにひどい。99.9%有罪。こんなバカな裁判はあり得ない。

裁判員制度の導入によってもっとひどくなる。国家全体を引っくり返す。徴兵制だといったことを頭にとめておいてほしい」と述べ、裁判員制度の危険性を強く訴えました。
 
質疑応答

 安田さんのお話のあと、質疑応答がありました。裁判員制度にはプラスの面もあるのではないか、との意見もありましたが、ほとんどの人が裁判員制度の導入に対し、懸念を示すものでした。

最近は一部の新聞報道などで裁判員制度のことが報じられ、その内容がしだいに明らかになるにつれ、裁判員になりたくない、という人が増えています。

 裁判の秘守義務や、もし漏らしたら懲役刑か50万以下の刑罰に処せられるとか、死刑廃止についての考えや思想信条について事前にチェックされるとか、人の生死にかかわるような決断を求められることなど、裁判員制度の導入に戸惑いを感じている人が大勢いることが、世論調査の結果などで示されています。

裁判員制度が1審だけで、2審は職業裁判官によって行われるということも、一般にはあまり知られていないことのような気がしました。

 参加者の中からも、裁判員制度に対する疑問や内容がよくわからないといった意見が多く出ていました。多額の税金を使って新聞広告を出したり、タウンミーティングをやっている割には、国民に詳細が知らされていないことに疑問を感じるという意見もありました。

そのほか、裁判員制度の導入によってえん罪が増えるのではないか、と心配する声や、安田さんが言ったように、「現代の徴兵制である」との意見に共感する声も聞かれました。(ひらのゆきこ)


みなさま、裁判員になりたいですか?と言っても、義務なのでいやでも拒否できませんが。。

裁判員制度は「市民の声」が反映されたためでなく、アメリカの要望で導入されることになったわけですが、そこに何の意図があるんでしょうか。。

裁判の迅速化。など良いようにも思えますが、果たして早ければいいのでしょうか。審議が十分に行われるのか。冤罪を防ぐことができるのか。など疑問もあります。

被害者が求刑までできるというのも驚きました。被害者や遺族の人権の尊重としては、永続的なケアや補償の向上が最重要と思っており、遺族感情が刑罰に影響を及ぼすことはあまり好ましくないと思っているので。

つまり、同じような事件でも「天涯孤独な被害者」と「怒りや復讐心の強い遺族を持つ被害者」では、量刑にかなり差が出る可能性もあるということですよね。これでは公正ではないし、法的な秩序が雪崩的に乱れてしまうことを危惧します。

また、時間に伴い癒された遺族の心の負担になるケースもあるそうです。

アメリカの陪審員制度ともかなり違います。

陪審員制度では、有罪か無罪か決めるのみで量刑は裁判官が決めますが、日本では量刑までも決めなくてはなりません。

また、陪審員制度では事件に関するテレビや新聞、ラジオなどから情報を得ることを禁じていますが、日本の場合はどんな偏向報道や煽り報道にさらされても良いようです。

現在の日本人のメディアリテラシーの脆弱さを考えると、悲観的にならざるを得ません。ワイドショーレベルの司法になるのでは、と。

私たちは皆、被告人になる可能性もあるわけですが、このような裁判で裁かれたいですか?

死刑推進論者は裁判員になれますが死刑否定論者はなれないようですし、これで公正な裁判と言えるのか。

(しかし普段は重罰志向の人であっても実際に裁判員になった場合、被告人を前にしては量刑を軽くする場合もあると思います)

また、裁判員に対しての罰則も厳しすぎるのではないでしょうか。禁固刑まであるとは。。

「風通しが良くなる」どころか息苦しささえ感じる制度だと再確認しました。



※おすすめ記事

Because It's There
最後の方に裁判員制度についての言及があります。
光市事件差し戻し控訴審:本村洋さんら死刑求める意見陳述~被害者の意見陳述制度の意義とは?


2007-11-05(Mon)

いろんなニュース32

みなさま、ミスタ鳩山おとうと邦夫は蝶々がお好きだそうですが、自身もどこかへ飛んで行きそうな奇言が目立ちますね。では、このニュースから。

小沢民主党代表が辞任表明、連立拒否決定で不信任と判断
11月4日19時14分配信 ロイター

 [東京 4日 ロイター] 小沢一郎民主党代表は4日午後、緊急の記者会見を開き、鳩山由紀夫幹事長に辞職願いを提出し、進退を委ねたと述べた。

その理由として小沢代表は、福田康夫首相との党首会談やその後の展開で政治的な混乱が生じたことに対するけじめを付けるためと説明。

合わせて政策の実現のために連立を組むことが得策と判断したが、役員会で支持を得られず、不信任されたことと同じであると受け止めたと語った。

 また、党首会談で話された中身に関連して中傷報道が多い、と発言。代表に留まると党にとってマイナスだと判断した、と述べた。

いろいろ考えてみましたが、
う~んよくわかんない!(;∀;)



死刑執行停止求める決議案提出 EUなど72カ国
2007年11月02日19時18分

 イタリアなどが1日、死刑の執行停止を求める決議案を国連総会に提出した。

人権問題を扱う第3委員会で月内にも採決される見通し。

加盟192カ国のうち、提出時点で72カ国が共同提案国に名を連ねており、決議案作成を主導してきた欧州連合(EU)加盟27カ国は賛成多数での採択に自信を見せている。

 決議案は死刑制度の継続に「深刻な懸念」を示すとともに、制度が存続している各国に、

(1)制度の廃止を視野にした執行の一時停止(モラトリアム)

(2)死刑の適用の漸進的削減

(3)死刑に直面する人の人権保護の尊重――などを要求。

廃止国に対しても制度を再導入しないよう求めている。

 同委員会には94年、2000年までの死刑執行停止などを促す決議案が出されたが、小差で否決された。

その後も死刑廃止国が増加しており、国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルによると、死刑を10年以上執行しないなど事実上廃止している国を含めた死刑廃止国は133カ国

一方、死刑存続国は日米や中国など64カ国・地域だという。


死刑廃止info! 
アムネスティ死刑廃止ネットワークセンター

によりますと、現在存置国は、

存置国
(通常の犯罪に対して死刑を存置している国)

アフガニスタン、アンティグアバーブーダ、バハマ、バーレーン、バングラデシュ、バルバドス、ベラルーシ、ベリーズ、ボツワナ、ブルンジ、カメルーン、チャド、中国、コモロ、コンゴ民主共和国、キューバ、ドミニカ、エジプト、赤道ギニア、エチオピア、グアテマラ、ギニア、ガイアナ、インド、インドネシア、イラン、イラク、ジャマイカ、日本、ヨルダン、カザフスタン、朝鮮民主主義人民共和国、クウェート、レバノン、レソト、リビア、マレーシア、モンゴル、ナイジェリア、オマーン、パキスタン、パレスチナ自治政府、カタール、セントクリストファーネビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーン、サウジアラビア、シエラレオネ、シンガポール、ソマリア、スーダン、シリア、台湾、タジキスタン、タイ、トリニダード・トバゴ、ウガンダ、アラブ首長国連邦、米国、ウズベキスタン、ベトナム、イエメン、ジンバブエ


となっており、廃止国は

全面的に廃止した国
(法律上、いかなる犯罪に対しても死刑を規定していない国)

アルバニア、アンドラ、アンゴラ、アルメニア、オーストラリア、オーストリア、アゼルバイジャン、ベルギー、ブータン、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、カンボジア、カナダ、カボベルデ、コロンビア、コスタリカ、コートジボアール、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、ジブチ、ドミニカ共和国、エクアドル、エストニア、フィンランド、フランス、グルジア、ドイツ、ギリシャ、ギニアビサウ、ハイチ、ホンジュラス、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、キリバス、リベリア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マケドニア(旧ユーゴスラビア)、マルタ、マーシャル諸島、モーリシャス、メキシコ、ミクロネシア(連邦)、モルドバ、モナコ、モンテネグロ、モザンビーク、ナミビア、ネパール、オランダ、ニュージーランド、ニカラグア、ニウエ、ノルウェー、パラウ、パナマ、パラグアイ、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ルワンダ、サモア、サンマリノ、サントメプリンシペ、セネガル、セルビア、セーシェル、スロバキア共和国、スロベニア、ソロモン諸島、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、東チモール、トルコ、トルクメニスタン、ツバル、ウクライナ、英国、ウルグアイ、バヌアツ、バチカン市国、ベネズエラ


となっています。

死刑廃止論者の著名人メッセージを読んでいたら、姜尚中さんにところにこんな文面がありました。

死刑制度の存廃をめぐる討論番組で、ある検察OBが次のように嘯(うそぶ)いていたからである。

えん罪は社会秩序の維持に不可避的にともなう必要悪である」。


びびびっくりしました。

少なくとも、「冤罪はあってはならないもの」というコンセンサスが警察や検察にもあると思っていたので。。

冤罪とは、警察や検察の「ミス」で起こるのではなく「作られるものである」という言葉を聞いた事がありますが、ああ、やっぱり。。と納得できる言葉でした。

そんな国で死刑があるなんてほんと怖いです(>_<) 。


死刑といえば、「ぼくの責任なしで処刑しようよ」のミスタ鳩山“友人の友人はアルカイダ”邦夫ですが、またなんか言ってます。



鳩山また衝撃発言…ペンタゴンから毎月ごちそう

 鳩山邦夫法相が31日の衆院法務委員会で、田中角栄元首相の私設秘書時代、米国防総省(ペンタゴン)から、毎月のように接待を受けていたことを明らかにした。

事実上、米国の情報収集の協力者(スパイ)だったことを認めたもので、先日の「友人の友人はアル・カイーダ」発言と合わせて、大臣としての資質が問われそうだ。

 衝撃発言は、民主党の河村たかし議員の質問中に飛び出した。河村氏が日本の情報収集について質問していたところ、鳩山氏は指名もされていないのに突然、「委員長!」と手を挙げて立ち上がり、河村氏が「大臣、何ですか?」と驚いている間に、こう語り始めたのだ。

 「思い出を話させてほしい。私が田中角栄先生の私設秘書になったとき、毎月のように、ペンタゴンがやってきて食事をごちそうしてくれた。当時、私は金がありませんから『ウナギが良い』とか『天ぷらだ』などと言ってた。私は1円も払っていない」

 公式HPによると、鳩山氏は1972年3月に東大法学部を卒業、同年、田中氏の秘書となったとある。

 72年といえば、田中氏は5月に「田中派」を立ち上げ、6月に大ベストセラーとなった「日本列島改造論」を発表。7月に宿敵・福田赳夫氏を破って自民党総裁となり、第1次田中内閣を成立させた年である。

 同盟国である米国といえども、日本の最高権力者に登りつめ、「今太閤」ともてはやされた田中氏の表に出ない動向や心中、プライバシーについて情報収集するのは、冷酷な国際社会では常識といえる。(略)

 鳩山氏は発言後、「ペンタゴンは情報収集にお金をかけている。日本の外交や防衛も情報収集には(お金を)潤沢に回した方がいい」と真意を語ったが、国防総省のヒューミント(人間による情報収集)で、自分が協力者(スパイ)だったことを事実上認めたもので、お金うんぬんといったレベルの話ではない。

 政治評論家の森田実氏は「欧米では即刻更迭される発言だ。鳩山氏自ら職を辞するか、福田康夫首相が更迭すべきだ。これを放置すれば、日本政府に対する国内外の信用を失墜しかねない。先日の『私の友人の友人はアル・カイーダ』という発言もそうだが、鳩山氏は常軌を逸している。法相のような要職に就けるべき人間ではない」と語っている。


ミスタ鳩山、スパイだったそうです(;∀;)。。。。。。
自らぺらぺらしゃべる元スパイ(;∀;)。。。。。。

んで、また。



<鳩山法相>「日本にテロリストがいる」と発言
11月4日0時38分配信 毎日新聞

 鳩山邦夫法相は3日、地元選挙区の福岡県久留米市で「日本にテロリストがいる」と発言した。

鳩山法相は先月29日には、外国特派員協会での講演で「私の友人の友人にアルカイダがいる」と発言し、町村信孝官房長官に「軽率な発言」と注意されている。

 鳩山法相は同市の祭りの席でマイクを持ってあいさつし「事実を言うと、みんながびっくりしてマスコミが騒ぐわけでありまして。とにかくこの国をテロから守る。テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろしている。私はその事実を知っているから申し上げている」などと語った。


元スパイとは思えないペラペラぶりですね。

テロリストの怖いのが平気で日本をうろうろできないようにしなくていいんですか?

それがユーのお仕事ですよ(;∀;)

祭りの席で吹聴している場合ではないですよ!

ミスタ鳩山、いろんな意味でだいじぶでしょうか。。


2007-11-19(Mon)

いろんなニュース37

みなさま、わすは風邪を引いてマスクが手放せません。みなさまもお気をつけてくださいね(#^.^#)へっくしょん。では、このニュースから。

大阪市長に平松氏初当選=民主推薦、自公との対決制す
11月18日23時0分配信 時事通信

 任期満了に伴う大阪市長選は18日投開票され、無所属新人で元民放アナウンサーの平松邦夫氏(59)=民主、国民新推薦、社民支持=が、無所属で現職の関淳一氏(72)=自民、公明推薦=、(略)を破り、初当選した。

投票率は43.61%で、出直し選挙だった2年前の前回を9.69ポイント上回った。

同市長選で投票率が40%台に乗ったのは1987年11月以来20年ぶり

 福田政権発足後、初の政令市長選で、国政の与野党が直接対決したが、民主など野党が推す新人候補に軍配が上がった。

 行財政改革を柱とした市政改革の在り方が主な争点。平松氏は民間出身を強調し、「40年以上続いた助役から市長への流れにストップを」と訴えた。

元アナウンサーの知名度も生かし、幅広い層から支持を集めた。 

ホームレスの人たちを世界陸上のために公園から追い出した自民・公明推薦のミスタ関淳一ですが、今度は当人が知事職から追い出されました!(#^.^#)♪

民主・国民新党推薦、社民支持の平松邦夫さん、がんばってください!

とりあえず、1フレーさせていただきます。

フレーフレー平松さんヽ(^▽)ノ。

早速、自民・公明に衝撃が走ってるようです。



<大阪市長選>自公に大きな打撃 民主、国会論戦でも攻勢へ
11月18日22時8分配信 毎日新聞

 18日の大阪市長選で民主、国民新両党推薦の平松邦夫氏が自民、公明両党推薦の現職、関淳一氏らを破って初当選したことで、「福田康夫首相の初陣で負けられない選挙」(古賀誠自民党選対委員長)と位置づけてきた与党には危機感が広がった。

民主党は小沢一郎代表の辞意騒動を乗り越えての勝利だけに、余勢を駆る形で臨時国会での与党との対決姿勢を一層強めるとみられる。

 「終盤の追い上げが後一歩及ばず誠に残念」。公明党の北側一雄幹事長は18日夜、コメントを発表した。

大阪市は衆院の6小選挙区を与党が独占(自民、公明両党が3議席ずつ)。特に「常勝関西」と呼ばれるほど強固な地盤を誇る公明党にはショックは大きかった。

 自民、公明両党は国政選挙並みの体制で臨んだ。4日の告示日には伊吹文明、北側両幹事長がそろって大阪入り。

自民党は大阪府選出の国会議員に地元入りを指示したほか、公明党も太田昭宏代表らが相次いでテコ入れに入った。

総力戦を展開したうえでの敗北は、次期衆院選に黄信号がともった格好となった。

 新テロ対策特別措置法案をめぐる臨時国会での与野党攻防が激しさを増す中、与党内には「民主党が辞意騒動のダメージから回復し、攻勢を強める」(自民党幹部)との懸念が強まる。

18日夜、伊吹氏が「自治体選挙は地域の特殊事情もあり、直ちに国政に影響を与えるものではない」とのコメントを発表し、あえて国政への波及に予防線を張ったのも危機感の裏返しだとみられる。

 一方、民主党は今回の勝利で大連立騒動に区切りをつけ、次期衆院選への態勢を整える構えだ。

 小沢氏は15日に大阪入りした際、辞意騒動について記者団に「大連立という言葉だけが先走ったが、選挙戦で戦って勝つこと自体は何も変わらない」と釈明していたが、勝利によって対決姿勢が明確にできた形。

勝利を受け、菅直人代表代行は「心配をかけたが、民主党が参院で多数を持った意味が理解してもらえた」と語った。

 また、鳩山由紀夫幹事長は「大連立を断ったことが『自民党に負けるな』という有権者の意思表示につながった」と指摘。

赤松広隆選対委員長も「小沢代表が続投を決めてから初の大きな選挙で勝った意味は大きい。今後の選挙にも弾みがつく」と述べており、民主党は国会論戦の主導権を握るための攻勢をさらに強めていく方針だ。【野口武則、渡辺創】


「常勝関西」と呼ばれるほど強固な地盤を誇る公明党にはショックは大きかった。

小沢代表が続投を決めてから初の大きな選挙で勝った意味は大きい。


わーい(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)人(・∀・)わーい

フレーフレー反自公っヽ(^▽)ノ。



テレ朝に50万円の賠償命令 「犯罪を過大に放送」
2007年11月16日 22時17分

 1000人もの相手に銃を密売したかのようにニュース番組で報じられ、名誉を傷つけられたとして、元銃砲店経営、和田晃三被告(48)=銃刀法違反罪などで神戸地裁で公判中=が、テレビ朝日などに500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で東京地裁は16日、50万円の支払いを命じた。

 松井英隆裁判長は「原告の犯罪行為を過大に印象付けた報道で、社会的評価を相当低下させた。ただ百数十人の多数に密売したという点は真実で、虚偽の部分は比較的少ない」と指摘した。

 判決によると、2004年10月の「報道ステーション」は「千人に銃を売った男追跡」とのテロップを付けて放送した。

 和田被告は、拳銃を所持していたほか、米国から拳銃の部品を密輸したなどとして起訴された。

 テレビ朝日広報部は「主張が一部認められず残念だ。判決内容をよく見た上で対応を検討したい」と話している。

「名誉毀損」て法的には、「本当のこと」であっても適用されるんですよね。事実無根の誹謗中傷でなくても。

ニュースは淡々と事実のみ流せばいいと思いますです(;∀;)。センセーショナルである必要ないでし。テレビ局としては、その方が視聴率取れるんでしょうけどね。



死刑執行停止決議を採択 日米などは反対 国連総会委
2007年11月16日11時01分

 人権問題を扱う国連総会第3委員会は15日、死刑執行の停止(モラトリアム)を求める決議案を賛成99、反対52、棄権33で初採択した。

死刑制度が存続している日本や米国、中国などは反対した。

年内に総会本会議で正式に採択される見通しだ。総会決議に法的拘束力はないが、決議案を主導した欧州連合(EU)などは、執行の停止を実質的な死刑全廃への足がかりにする考えだ。

 決議案は87カ国が共同提案。死刑制度の継続に「深刻な懸念」を示すとともに、制度存続国に

(1)死刑制度廃止を視野に入れた執行の一時停止

(2)死刑が適用される対象犯罪の漸進的削減

(3)死刑の執行状況や死刑に直面する人の人権状況を事務総長に報告すること――

などを要求。廃止国に対しても制度を再導入しないよう求めている。

 同様の決議案はイタリアなどの主導で94年にも提出されたが、小差で否決された。

99年には反対派の修正要求が通ったため、採決を断念した経緯がある。

今回も、「刑事司法制度は国内管轄事項だ」とするシンガポールやエジプトなどが修正案を出して抵抗したが、原案通りで採択された。

 EU議長国ポルトガルのサルゲイロ国連大使は採択後、「幅広い支持を得られたことは、死刑制度が人権問題であり、その執行停止が人権状況の改善につながるとの認識が共有できた表れだ」と歓迎した。

 一方、日本の神余隆博次席大使は「日本では、国民の大半が最も悪質な犯罪には死刑を宣告すべきだと信じている。死刑制度の廃止に向かうことは難しい。死刑廃止に国際的な合意はない」と反対の理由を説明した。


94年、99年、今年の流れを見ても、世界の潮流は死刑反対、廃止なんでしねo(^-^)o

日本の神余隆博次席大使は「信じてる」なんて言ってますよ。もはや信仰ですよ、信仰。

死刑が正義である、ってな死刑信仰。(´;ω;`)わすはそんな信仰してませんよ。

非正義、反正義とも言えるニホンの司法で死刑制度があるなんて、おそろしいです(>_<)

フレーフレーヨーロッパヽ(^▽)ノ。



2007-12-10(Mon)

いろんなニュース42

みなさま、木枯らしが骨身にしみますね。心にしみるニュースもてんこ盛りです。では、このニュースから。

加藤紘一氏、死刑廃止議連に加盟
2007年11月30日06時42分

 鳩山法相の「死刑執行が自動的に進む方法はないか」との発言をきっかけに、自民党元幹事長の加藤紘一衆院議員が29日、死刑廃止議員連盟(亀井静香会長)に加盟した。

野党議員が中心の議連に自民党議員が新たに加わるのは異例。

 加藤氏は「鳩山発言は軽はずみだが、(死刑執行の命令書に)『署名したくない』という気持ちを感じた。冤罪の可能性もあり、自分も法相だったら執行したくないなと考えた」と話し、「単なる勇気のなさから来る発言なのか、何らかの問題提起なのかを確かめるためにも、議連で勉強をし、鳩山氏とも議論したい」と意欲を見せた。 

まず勉強しようとの態度は他の議員さんたちも見習って欲しいです(o^-')b 。

と、このニュースの数日後に以下のニュースが。。


死刑執行 「やむを得ない世論」を大事にした 鳩山法相
12月8日10時40分配信 毎日新聞

 鳩山邦夫法相は7日、3人の死刑執行が行われた後、法務省内で会見し「(執行を命令した)この数日間、非常に心の晴れない日々を過ごした。楽な判断ではなかったが、法相の責務と思った」と語った。

執行のあり方に関する省内勉強会が進められている最中に執行した是非も問われたが「議論しているから少し執行しないでいいという意見もあるが、死刑はやむを得ないという世論が八十数%もある。この世論は大事にしなくてはならない」と強調した。

 一方、日本弁護士連合会の平山正剛会長は「死刑囚の氏名だけではなく、制度全般に関する情報を更に広く公開することも政府に要請する」と声明を出した。

日弁連は制度の存廃について、議論を尽くすまで執行を一時停止すべきだという立場だ。

また、民主党「次の内閣」法務担当、細川律夫衆院議員は「衆院法務委員会の開催中に執行したことはあまりに軽率だ」と談話を出した。

もぅ、あきあきしてるんで取りあげたくないんでしけど(;∀;)、やっぱりせずにいられない。。

「やむを得ない世論」

ミスタ鳩山自身は気が進まないようですが、選挙を気にしたのでしょうか、世論がしろっていうからさ、を口実に十数%の廃止論者と議論中だということを無視して署名したようです。

早速、国連人権高等弁務官は遺憾の意を表明しています



国連人権高等弁務官、日本の死刑執行に「遺憾」
2007年12月8日10時33分 読売新聞

 【ローマ=松浦一樹】国連人権高等弁務官事務所(本部ジュネーブ)のルイーズ・アーバー高等弁務官は7日、東京と大阪で同日、死刑囚3人の刑が執行されたことについて、「遺憾」とする声明を発表した。

 高等弁務官は、刑が執行された死刑囚の中に70歳代の高齢者が含まれていたことを問題視しており、声明の中で、「高齢者に対する刑の執行に正当な理由は見あたらない」とした。


国連のサイトにも大きく取りあげられてましたし、そのうち廃止に追い込まれるだろうねと言っている方もいましたけども。。


<生活保護引き下げ>受給者、悲鳴と不安
12月8日22時5分配信 毎日新聞

 厚生労働省の検討会が生活保護基準(生活保護費の水準)引き下げを容認する報告書をまとめた。

国が基準引き下げに踏み切るかどうかは未定だが、物価上昇が目立ち始めた今、「基準を引き下げられたら生きていけない」と訴える生活保護受給者も多い。

7日に開かれた市民集会「生活扶助基準に関するもう一つの検討会」には当事者や学者ら約150人が参加、報告書への批判が相次いだ。【市川明代、東海林智、柴田朗】

 ◇現状でも命維持のみ

 「生活保護は現状でも命を維持するだけの制度にとどまっている」

 生活保護を受けている70歳以上の人に支給されていた「老齢加算」が06年に廃止された後の高齢者397人の生活実態を調査した全日本民主医療機関連合会の斉藤江美子さんは、強い口調で訴えた。

 下着を含む衣類などの年間購入頻度では、82.5%が「3回以下」と回答し、「ゼロ」は40%。廃止で一番不足したのは食費(53.9%)で、「白いご飯だとおかずが欲しくなるのでパンで済ます」「1合のご飯を3回に分けて食べる」など、切り詰めた生活が浮かんだ。

7割以上が地域行事や冠婚葬祭への参加を控えていた。

斉藤さんは「孤立化した状態だ。これで健康で文化的な生活と言えるのか」と疑問を投げかけた。

 生活保護を受けるシングルマザーの女性は「何度就職しても解雇され、わずかな児童扶養手当に救われた。今も失職中だが、19歳の長男の稼ぎでやっと生きている」と窮状を訴えた。

 事故で足や手の指を切断し、視覚障害もある男性は「おにぎり252円、納豆99円……」など細かく記した家計簿を公開した。仕事はできないが、小学校などで自らの体験を語っている。

「新しいコートがほしくて食費を削っている。生活保護を利用しながらでも社会参加し、生きていたいという思いは間違っているでしょうか」と声をからした。

 集会では、生活保護を受けていない人からも、基準の引き下げが他の手当に影響するのでは、との不安の意見が相次いだ。

 ◇厚労省「低所得世帯より生活費高い」

 検討会は厚労省社会・援護局長が設置。座長の樋口美雄・慶応大教授ら委員5人が先月30日、食費、光熱費など生活費について、低所得世帯の支出額と保護世帯の受給額を比べ、保護世帯の方が高い、との結論を出し、引き下げを容認した。

 昨年度廃止された「老齢加算」(月約1万6000円)や09年度に全廃の「母子加算」(月約2万1000円)の廃止決定の時も同じような比較がされた。

 社会保障審議会福祉部会が03年、「低所得の60~69歳」と「70歳以上」、母子の「低所得世帯」と「保護世帯」の消費支出をそれぞれ比べた。

その結果、「70歳以上で支出が増えることはないので老齢加算は不要」「母子では保護世帯の受給額が低所得世帯の支出額より高い」と指摘。それから間もなく減額・廃止が決まった。

 いずれも当事者へのヒアリングは行われなかった。生活保護基準は、厚労相の告示で定められるため、今後いつでも裁量一つで基準を引き下げられる。

 老齢加算の対象者は約30万人、母子加算は約9万人だが、今回は全受給者約150万人にかかわる。

基準引き下げで保護から外されると、ケースによって免除されていた地方税、国民年金保険料などの支払い義務が生じ、厳しい生活に追い打ちをかける。

 保護世帯以外の低所得世帯にも大きな影響を及ぼす。自治体の低所得者向け生活福祉資金(低利貸付制度)や就学援助などは、収入が「生活保護基準の1・2倍以内の世帯が対象」などと保護基準と連動させているものが多い。引き下げはこうした制度の利用世帯も直撃する。

 改正最低賃金法には、最低賃金は生活保護との整合性に配慮するよう明記され、基準引き下げは最低賃金の上げ幅にもマイナスの影響を与える。

 ◇小泉内閣以来の路線

 生活扶助の引き下げは政府の既定路線だ。04年の年金、05年の介護、06年の医療と、給付減額を伴う制度見直しを続けた。

 昨年7月に閣議決定された小泉内閣最後の「経済財政運営と構造改革に関する基本方針」(骨太の方針06)には、社会保障費を5年で1.1兆円削減する方針が盛り込まれた見直し対象に生活扶助などが列挙され、「08年度には確実に実施する」と期限も切られた。

 骨太策定時の議論は「削減ありき」で進み、後に達成手法へ移った。

その際、かぜなど低額な医療費の全額自己負担化や、介護保険の自己負担を1割から2割にアップすることも検討されたが、選挙への影響を恐れた与党が退け、結局「抵抗勢力」が少ない生活保護が残った。

 高齢者医療費の負担増凍結を打ち出した福田康夫首相も、生活保護には音なしの構えだ。

一方、検討会の報告書が公表された後、民主、公明党が相次いで勉強会を開催。民主党の部門会議では厚労省保護課長のほか、保護受給者と支援する市民グループメンバーらを招いてヒアリングが行われ、出席した議員から引き下げを疑問視する質問、意見が相次いだ。

 ▽生活保護費 飲食費、衣料費、光熱費など日常生活にかかる生活扶助が基本。

必要に応じて支給される住宅費(家賃)、医療費などを足した総額が最低生活費認定額となる。

勤労、年金などの収入がある場合は、その分を差し引いて支給される。

最低生活費は、地域の物価差などで異なる。例えば3人世帯(33歳の夫、29歳の妻、4歳の子供)では、最も高い東京都区部などで月額16万7170円、最も低い地方は13万680円。

06年度の調査では、受給者の50.2%が60歳以上。

厚労省「低所得世帯より生活費高い」

低所得世帯を基準にするあたり、どれだけ厚労省が素晴らしい見識の持ち主の集まりかが分かりますね。

ワーキングプアがもっともっと増えて生活費が低くなれば、またどんどん引き下げるんでしょう。これでは貧困は固定し、より貧困になるだけ(ノ_<。)あぅ。

政府は、生活を保護したくないんでしょう。ああ、いやんなるわ(ノ゜O゜)ノ



2008-10-02(Thu)

やっぱりです。

やっぱりな判決が出たようです。

<橋下知事>「光母子弁護団懲戒」TV発言で賠償命令
10月2日10時22分配信 毎日新聞

 山口県光市の母子殺害事件(99年)を巡り、橋下徹弁護士(現・大阪府知事)のテレビ番組での発言で懲戒請求が殺到し業務に支障が出たなどとして、被告の元少年の弁護士4人(広島弁護士会)が計1200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が2日、広島地裁であった。

橋本良成裁判長は「橋下氏の発言と懲戒請求との間に因果関係があることは明らか」として橋下氏に原告1人当たり200万円、計800万円の支払いを命じた。

視聴者の行為を促した発言が違法と認定されたことで、今後の番組制作や出演者のコメントに影響を与える可能性がある。

 判決によると、橋下氏は昨年5月放送の情報バラエティー番組「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)で光市事件の弁護団を批判。

「許せないって思うんだったら一斉に弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」などと発言し、4人に計2500件以上の懲戒請求が届いた。

 原告側は、懲戒請求をする者はその根拠を調査・検討する義務があるのに、それを説明せずに呼びかけたのは違法

▽自らの発言の影響力の大きさを認識していたはずなのに、多数の懲戒請求で業務に支障を生じさせ、弁護士の信用を傷付ける精神的苦痛を与えた--などと主張。

一方、橋下氏側は「懲戒請求は(請求者の)自発的意志に基づくもの」として発言との因果関係を否定していた。

 判決は、弁護士について「被告のため最善の弁護活動をする使命がある」とした上で、光市事件の弁護団について「被告人の意向に沿ったもので弁護士の品位を失う行動ではなく、懲戒の理由には当たらない」と認定

発言が原告の客観的評価を低下させたと名誉棄損を認めた。

 多くの懲戒請求がなされたことについても「規模によっては一定の損害を与えることは可能。それを予見すべき場合には、請求を促すことが不法行為になる場合もある」と発言の違法性を指摘した。

 日弁連によると、弁護団メンバーに対し07年末までに計8095件の懲戒請求があったが、各弁護士会は「適正な刑事弁護」と結論付け、懲戒しないことを議決している。

 ▽橋下徹弁護士(大阪府知事)の話  
  大変申し訳ございません。私の法解釈が誤っていた。裁判の当事者のみなさん、被告人、ご遺族に多大な迷惑をおかけした。

 ▽原告弁護団の児玉浩生弁護士の話 
  我々の主張が全面的に認められた。裁判所に刑事弁護での弁護士の役割を理解してもらえた。

<判決骨子>

◆名誉棄損にあたるか

 懲戒請求を呼びかける発言は、原告の弁護士としての客観的評価を低下させる。

◆懲戒制度の趣旨

 弁護士は少数派の基本的人権を保護すべき使命も有する。多数から批判されたことをもって、懲戒されることがあってはならない。

◆発言と損害の因果関係

 発言と懲戒請求の因果関係は明らか。

◆損害の有無と程度

 懲戒請求で原告は相応の事務負担を必要とし、精神的被害を被った。いずれも弁護士として相応の知識・経験を有すべき被告の行為でもたらされた。

 ◇「根拠ない請求」は違法=解説

 テレビを通じて懲戒請求を促した発言の違法性が問われた裁判で、広島地裁は橋下氏が単なるコメンテーターではなく、懲戒請求の意味を熟知した弁護士だったことで極めて厳しい判断を示した。

また光母子殺害事件報道についても、弁護団が「一方的な誹謗(ひぼう)中傷の的にされた」として苦言を呈した。

 根拠がないことを知りながら懲戒請求するのは違法とした最高裁判決(07年4月)があり、個々の請求者には根拠を調査・検討する義務がある。原告側によると、今回の請求の中には署名活動感覚で出されたものが多く含まれていた。

橋下氏は視聴者に呼びかけながら自らは請求しなかったが、判決は橋下氏が弁護士である以上「根拠を欠くことを知らなかったはずはなく、不法行為に当たる」と断じた。

 弁護士法では、懲戒請求は弁護士の品位を保つためにあり、数を頼んで圧力を掛けることは想定していない。懲戒請求で弁護活動が萎縮(いしゅく)すれば被告の権利に影響が出る

それゆえ最高裁判決も「根拠のない請求で名誉、信用などを不当に侵害されるおそれがある」と請求の乱用を戒めている。

 報道姿勢に関しては、問題の番組は録画にもかかわらず、発言をそのまま放送した。

専門家は「弁護団の主張に違和感があっても、『気に入らないから懲らしめろ』では魔女狩りと変わらない。冷静な議論をすべきだった」と警鐘を鳴らす。橋下氏と同時に、メディアの責任も問われた。【矢追健介】


判決骨子を読む限り、賠償金額はさておき完璧な判決だと思います。

にもかかわらず、さすがミスタ橋下。TVでは「まだ判決文を読んでいないが控訴する」と言っておりました。

潔くないですね。というか、判決文も読んでないうちから控訴するなんて明言しないでくださいよ。まったく軽いんだから。。

せめて、会見の前に判決文は読みましょう。

何度も何度も読み返して、自分が弁護士だったことも思い出して、弁護士の存在意義も思い出して、それから控訴するかどうか考えて、良識があれば控訴断念しましょう。


※判決文全文掲載されています。

 光市事件懲戒請求扇動問題 弁護団広報ページ


橋下知事に200万円賠償命令 判決要旨
10月2日21時45分配信 産経新聞

 山口県光市の母子殺害事件の弁護団への懲戒請求をめぐる訴訟で、大阪府知事でもある橋下徹弁護士に賠償を命じた2日の広島地裁判決の要旨は次の通り。

 【主文】 被告は原告ら各自に対し200万円を支払え。

 【事実及び理由】

■第1 請求の趣旨(略)

■第2 事案の概要(略)

■第3 裁判所の判断

 ▽1 発言が名誉棄損に当たるか

 「一斉に弁護士会に懲戒請求かけてもらいたんですよ」「この番組見ている人が一斉に懲戒請求かけてくださったら、弁護士会も処分出さないわけにはいかないですよ」といった発言は、弁護団に属する弁護士に対する懲戒を大規模に行うよう呼びかけるものであることは否定する余地がない。

 光市事件の被告人の主張を弁護人が創作したという趣旨の発言については、刑事事件では被告人が主張を変更することはしばしばあり、本件でも弁護人が創作したものかどうかについては、弁護士であれば少なくとも速断を避けるべきだ。発言は原告らの名誉を棄損し、不法行為に当たる。

 原告らの弁護活動は懲戒に相当するものではなく、橋下弁護士がそのように信じた相当な理由もない。

 ▽2 発言がそれ以外の不法行為に当たるか

 弁護士懲戒制度は弁護士会の自主性や自律性を重んじ、弁護士会の弁護士に対する指導監督作用の一環として設けられた。しかし懲戒請求を受けた弁護士は根拠のない懲戒請求で名誉を不当に侵害される恐れがあり、弁明を余儀なくされる負担も負うことになる。

 そうすると、請求する者は請求を受ける者の利益が不当に侵害されないように、根拠を調査・検討すべき義務を負う。根拠を欠くことを知りながら請求したときには不法行為になる。また当該弁護士の所属弁護士会に請求すれば十分であって、公衆に対し請求するように呼びかける必要性は一般に想定できない。

 ことにマスメディアを通じて特定の弁護士への請求を呼び掛け、弁護士に不必要な負担を負わせることは、懲戒制度の趣旨に照らして相当性を欠き、不法行為に該当する。原告らは1人当たり600件を超える極めて多くの懲戒請求を申し立てられ、精神的、経済的な損害を受けたと認められるから、被告の発言は不法行為に当たる。

 橋下弁護士は、多数の請求がされた事実によって、原告らの行為が弁護士の品位を失うべき非行に当たると世間が考えていることが証明されたことになり、違法性はないと主張する。

 しかし弁護士は少数派の基本的人権を保護すべき使命ももっているのであり、その職責を全うすべき活動が、多数派の意向に沿わない場合がありうる。

 また刑事弁護人は被告人の基本的人権の擁護に努めなければならないのであって、その活動が違法なものでない限り、多数の者から批判されたことをもって弁護人の活動が制限されたり、懲戒されることはあってはならないことである。橋下弁護士の主張は弁護士の使命・職責を理解していない失当なものである。

 橋下弁護士の発言は懲戒事由として根拠を欠いており、かつ、そのことを橋下弁護士は知っていたと判断される。

 橋下弁護士が今回の発言で示した懲戒事由は、(1)弁護団が被告人の主張として虚偽内容を創作している(2)その内容は荒唐無稽(むけい)であり許されない-ということである。

 しかし創作したことを認められる証拠はなく、被告の憶測にすぎない。また被告人の主張が不合理で荒唐無稽だったとしても、弁護人が被告人の意向に沿った主張をする以上、それは弁護人としての使命・職責を果たしたと評価でき、弁護士としての品位を損なう非行とは到底言えない。

 橋下弁護士は、原告らが一般市民や被害者遺族に対し、差し戻し控訴審で新たな主張をするようになった経緯や理由を説明すべきだったと非難する。

 しかし、そもそも弁護人がそのような説明をしなければならない法律上の根拠は全くない。弁護人が訴訟手続きの場以外で事件について発言した場合、その結果を予測することは困難であり、被告人に不利益をもたらすこともある。

 現に弁護団は記者会見を開いたが、その主張はほぼすべての報道機関により誹謗(ひぼう)中傷の的とされた。橋下弁護士のいうような説明をしなかったことも、弁護人の使命・職責を果たすために必要だったと評価することもでき、懲戒事由に当たらない。

 ▽3 発言と損害との間に因果関係はあるか

 橋下弁護士の発言は全国で放送され、前日の平成19年5月26日まではゼロだった請求件数は、放送後20年1月21日ごろまでに原告1人当たり600件以上になった。

 またインターネット上には懲戒請求書の書式が掲載され、請求の多くはこれを利用していた。書式を掲載したホームページには発言を引用したり番組の動画を閲覧できるサイトへのリンクを付けて発言を紹介、請求を勧めるものがあった。

 これらのことからすると、多数の請求がされたのは橋下弁護士が視聴者に請求を勧めたことによると認定できる。橋下弁護士は請求は一般市民の自発的意思に基づくと主張するが、因果関係があるのは明らかだ。

 ▽4 発言で生じた損害の有無と程度

 原告らは請求に対応するため答弁書作成など事務負担を必要とし、それ以上に相当な精神的損害を受けた。もっとも橋下弁護士の呼び掛けに応じたとみられる請求の多くは内容が大同小異で、広島弁護士会も懲戒しないと決定した。経済的負担について原告の主張そのままは採用しがたい。

 弁護士として相応の知識・経験を有すべき橋下弁護士の行為でもたらされたことに照らすと、精神的、経済的損害を慰謝するには原告ら各自に対し200万円の支払いが相当だ。


プロフィール

るか

Author:るか
はじめまして about me
【↑最終更新日 12/04/08↑】

HOME & 最新の記事はこちら

Twitter
良い意味でつぶやきます。
ブログ形式で読む→http://twilog.org/lukekani
検索
【ブログ内検索】
キャンペーン

愛国心はあるさ。ありますとも。あるからより良い国になってほしいのだーだから諸外国と存分に比べさせてもらいまーすキャンペーン!

260px-Flag_of_France.svg.png安楽死賛成?尊厳死は?

125px-Flag_of_Ecuador.svg.pngエクアドルでは貧困層が抗議

260px-Flag_of_France.svg.png英では低賃金労働は「奴隷」

260px-Flag_of_France.svg.png日本人の尊厳を仏が要請

125px-Flag_of_Rwanda.svg.png死刑バイバイバイ戦争125px-Flag_of_Bolivia.svg.png

260px-Flag_of_France.svg.png命の重さが違う?日と仏

260px-Flag_of_Italy.svg.png架空のヴァレンティ通り

260px-Flag_of_France.svg.png少子化と厳罰化と「信頼感」

スコットランドホームレス0

New_York_state_flag.pngNYのベッドに寝る権利

クイズ「美しい国」!

260px-Flag_of_France.svg.pngフランス社会とホームレス

260px-Flag_of_France.svg.png働けのニホン眠れのフランス

260px-Flag_of_France.svg.png屋根の上で暮らす権利?

260px-Flag_of_France.svg.pngムーミン!こっち向いて

260px-Flag_of_France.svg.png人権を堅持する!?フランス

290px-Flag_of_the_United_Nations.svg.png厳罰化や死刑推進は国の怠慢

125px-Flag_of_Sweden.svg.pngスウェーデンの福祉 上

京都議定書が守れない日と米

260px-Flag_of_France.svg.pngイラン人一家に出て行け命令

260px-Flag_of_France.svg.png屋根の下で暮らす権利を

260px-Flag_of_France.svg.png「2007年にノン!」デモ

260px-Flag_of_Italy.svg.pngイタリアで死刑制度に抗議

300px-European_flag.svg.pngヨーロッパ型資本主義

290px-Flag_of_the_United_Nations.svg.png先進国唯一の死刑推進国日本

ダイオキシン排出世界一日本

260px-Flag_of_Japan.svg.png日本のカロリー自給率は40%

125px-Flag_of_Sweden.svg.pngスウェーデンの中学教科書

252px-Flag_of_Finland.svg.pngフィンランドの教育は世界一


↓クリックすると拡大されます
abe07-henoko01.jpg
とりあえずガスパーチョさんより

「ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!」はこちら
最近のコメント
最近のトラックバック
おすすめ/お気に入りYouTube

YouTube - 爆笑!偽安倍晋三動画

YouTube - Music Machine

YouTube - Music Machine 2

YouTube - 三人デモ

YouTube - こたつデモ

YouTube - free hug

YouTube - Elvis Presley - Amazing Grace

YouTube - 小泉劇場 The Godfather

YouTube - 小泉劇場 スパイ大作戦

YouTube - 小泉劇場 用心棒

YouTube - フィンランド 学力世界一の秘密

カウンター


現在の閲覧者数:

コメントについて
平和的でない方のコメントは、さっくり削除する場合がありますが、るかっちの楽しい人生のためですので、ご了承ください♪

わすへメール

名前:
メール:
件名:
本文:

飼い主募集中!
QRコード
QR
 
Hi! My name is Ichigo.
20070620234505.jpg (c)るか
俳句


すべての【独り句会】はこちら


晴天とら日和
のとらちゃんの娘さんが描いてくれました!kiss×∞
ブログ内検索
【ブログ内検索】
【夢占い検索】
るかっち美術館



ミケランジェロ作
ピエタ


アロンソ・カーノ作
キリストとサマリアの女


カラヴァッジョ作
慈悲の七つのおこない


ムリーリョ作
善き牧者としての幼児キリスト


レンブラント作
放蕩息子の帰還
るかっちウィキペディア

samp20225b8bd9e227ce.jpg

「清貧」「勤労」

「偽装」

「障害者難民」

「再チャレンジ」「若者」

「ミスタ柳沢伯夫」

「ミスタ安倍晋三」

「ミスタ石原慎太郎」
カテゴリー
最近の記事
月別アーカイブ
おすすめブログ/サイト

おすすめ2
Flashリバーシ
ブログ内検索
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。